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9日目、1番大切に思っているもの。
先輩とその彼からの「お前ならできる」という言葉。
辛くて泣いた時に良く言われた言葉だったので、それ以来自分ならできると思うようにしている。
事情は分からないが、先輩が辛い思いを自分以上にしていると感じている為、今度は彼の助けになりたいと思っている。
9日目、1番大切に思っているもの。
姉の事。
たった一人の肉親なのと、彼女を解ってやれるのは自分しか居ないから。
彼女からの酷い仕打ちもあり、男性である事と名前を失う事となった。
しかしそれでも彼女を嫌う事無く、自分の人生を費やしている。
このL社へ入ったのも姉が幸せに暮らす為である。
4日目出身と家族。
出身は深くは決めてないけど貧民であった事。
家族は母と姉と弟のマンハントの3人だった。
産まれて1年後に母は衰弱死する。その後姉が母代わりにお世話と全てを売り払って生活費を稼いでいた。
マンハント自身は母の事をあまり覚えていない。
精神崩壊した姉の為に弟が働いている。