紲星あかりのタグが付いたイラスト。 313ページ目
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あかり「それに冬夜兄ちゃんは大好きです。だからもっと寄り添ってあげたいんです。」
ゆかり「あかりちゃん。そうですね。それが一番なのかもしれないですね。少し考えすぎてました。やっぱりシンプルが一番ですね。」
マキ「そうだね。それが冬夜にとっても一番じゃないかな。」
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あかり「冬夜兄ちゃん昨日言ってました。こういう皆でバカ言い合えるようなことが好きだって。それに冬夜さんは寂しいのが苦手みたいです。ずっと寂しい思いしてたのかもしれません。それなら皆で冬夜さんと普通にワイワイしたらいいんじゃないかなって。」
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マキ「ゆかりんはいつもの生活楽しくないの？」
ゆかり「い、いえ。違います。楽しいです。でも何か特別なことをしてあげたいと思って。」
あかり「ゆかり姉ちゃん。普通に皆でワイワイするのが冬夜兄ちゃんにとって一番特別なんじゃないかな。」
ゆかり「どういうことですか？」
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あかり「さて、冬夜兄ちゃん寝たみたいですし明日のクリスマスどうしましょうか。」
ゆかり「そうですね。でも何もしてあげれないですしうーん。」
マキ「普通にしてたらいいんじゃないかな。」
ゆかり「クリスマスは年に一度ですから楽しみたいですよ。」
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さて、早めに寝ようか。特にやることもないしね。
あかり「おやすみなさい。冬夜兄ちゃん。」
ゆかり「おやすみなさい。冬夜さん。お疲れ様です。」
マキ「おやすみ。冬夜。」
おやすみ。💤
あかり「寝たみたいですね。」
スウスウ💤
あかり「フフ😊冬夜兄ちゃんにも可愛い一面ありますね。」
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あかり「冬夜兄ちゃんは一人なんかじゃないですよ。ゆかり姉ちゃんもマキ姉さんも居ています。だから大丈夫です。丶(・ω・｀) ﾖｼﾖｼ」
あかりちゃん…フフ😊そうだね。ありがとう。
ゆかり「冬夜さん。（ギュウ！！）」
マキ「冬夜。」
皆、ｸﾞｽｯありがとう。
あかり「フフ😊ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ」
そうか。俺はずっと寂しかったんだ。誰かと一緒に居てるとき楽しい。だから学校行くのも苦痛じゃないんだ。一人が好きじゃないんだ。
ゆかり「冬夜さん…」
一番のウサギは俺だったんだな。
あかり「冬夜兄ちゃん…（ギュウ！！）」
あかりちゃん？
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頼る…か…。でもなんか悪い気が…
あかり「何言ってるんですか。冬夜兄ちゃん。」
あかりちゃん？
あかり「冬夜兄ちゃん昨日言ってたじゃないですか。人は助け合う生き物だって。困ったときは遠慮せずに頼ったらいいんですよ。冬夜兄ちゃん。」
…頑張ってみる。
あかり「少なくとも私にとっては一番です。優しくて、一緒に居てると不思議と落ち着ける。私はと、冬夜兄ちゃんが大好きです。」
ゆかり「あかりちゃん。よく言えましたね。丶(・ω・｀) ﾖｼﾖｼそうですよ。冬夜さん気楽に行きましょうよ。」
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一番にはなれない。
あかり「そ、そんなことはないです。」
ゆかり「あかりちゃん？」
あかり「冬夜さんは自分を下に見すぎです。」
でも一番なんかになれないし、何をしてもうまくいかない。それをしようとする努力もしない。何も楽しくない。
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はあ。つまんない。
あかり「冬夜兄ちゃん？」
ゆかり「ああ～」
あかり「ゆかり姉ちゃん？」
何やっても並みそれ以上にはなれない。ソロでモンスター狩ることも出来ない。勉強も出来ない。運動も出来ない。努力しようとしない。
ゆかり「まあまあ。そんなに自分を責めなくても。」
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@fuyuto1211 あかり「カッコいいですね。太刀。」
慣れが必要だけどね。あまり俺も上手く扱えるわけじゃないけどね。
あかり「そんなことないです。上手く見切ってましたよ。あとあの臨界ブラキの赤いものが？」
ああ、あれが粘菌だよ。
ゆかり「頑張ってくださいね。」
あかり「そういえば今装備してる武器は？」
ああ、太刀だね。ガードが出来ない変わりに回避に特化した武器だね。人気の武器だね。人気の理由は見てたら分かるよ。
ゆかり「フフ😊」
その場所の粘菌を利用出来た個体が臨界ブラキになる。ほとんどの場合はその粘菌と共生することが出来ないため個体数が少ない。体格はブラキディオスより一回り大きく粘菌の作用か甲殻が赤くなっている。まあこんなところだね。
あかり「なるほど。（凄い知識…）」
じゃあそろそろ行こうか。
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砕竜ブラキディオス。青色の甲殻が特徴の獣竜種モンスター。粘菌を扱った攻撃を得意とする。粘菌には爆破作用があり爆発させることで攻撃手段として扱う。そしてその特殊個体が猛り爆ぜるブラキディオス。
あかり「どうして臨界ブラキなんですか？」
ああ、愛称みたいな感じだよ。
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ゆかり「最近使っていないけど衰えていませんね。」
馴染んでるみたいだね。
ゆかり「ところで次の相手はどうしますか？」
次は臨界ブラキに太刀で行こうかなと。
ゆかりあかり「臨界ブラキ？」
猛り爆ぜるブラキディオス。ブラキディオスの特殊個体だけどまずブラキディオスから説明しようか。
続く
@ZtNiko94PvkLs8O あかり「GPってなんですか？」
ガードポイントの略だよ。チャアクには特定の攻撃後に自動でガード判定が出ることがある。それがガードポイントだよ。例に出すなら回転斬りの後だったり斧変形抜刀時の一瞬だったりね。
あかり「へえ。（ゆかり姉ちゃんが詳しいって言ってたのも納得。）」
あかり「これがチャアクですか。カッコいい。ところであのモンスターは？」
黒角竜ディアブロス亜種。あのフィールド一帯の主ディアブロスのメス個体。まああれはあまり強いステータスではなかったからあれだけどね。リハビリにはちょうどいいだろう。
あかり「へえ。」
最近ずっと操虫棍使ってるけど何の武器がいいのかな。
ゆかり「チャアク。」
チャアクも相性悪くないとは聞くけど。
あかり「操虫棍？チャアク？」
武器種だよ。操虫棍は空中戦を得意とする武器種。猟虫を操りバフをかけることが可能。チャアクはチャ－ジアックスの略。
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あかり「そんなにも…てかゆかり姉ちゃん詳しいですね。」
ゆかり「フフ😊これもね全部冬夜さんから教えてもらった知識。」
あかり「はええ。冬夜兄ちゃん凄いですね。」
マキ「まあ冬夜はまだまだこんなものじゃないからね。」
そういえば俺まだミラボレアスも王イヴェルの装備も作れてないや。作ろう。
あかり「ミラボレアス？」
ゆかり「黒龍ミラボレアス。モンスターハンターのラスボス枠。禁忌と呼ばれるモンスターの一体。かつて大国を滅ぼしたほどの超危険モンスター。」
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んん～。
あかり「あ、冬夜兄ちゃん。大丈夫ですか？苦しそうでしたが。」
大丈夫。大丈夫。なんか心配かけたみたいだね。ごめんね。あとありがとう。ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
あかり「あっ…え、エヘヘ。よ、よかったです。」
ゆかりマキ「フフ😊」
ゆかり「だから言ったでしょ？あかりちゃん。」
あかり「はい。ありがとうございます。ゆかり姉ちゃん。」
何の話？
ゆかり「フフ😊あかりちゃんが慣れるためのおまじない。」
あ、そうなの。ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
あかり「と、冬夜兄ちゃん。」
ゆかり「大丈夫ですよ。あかりちゃん。昨日みたいに接したらいいんですよ。」
あかり「（昨日みたいに…）冬夜兄ちゃん。」
ん？
あかり「（ギュウ！！）お疲れ様。冬夜兄ちゃん。」
ありがとう。あかりちゃん。ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
あかり「！？エヘヘ。」
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ゆかり「フフ😊まああかりちゃんにとってもそうですけどここに居る皆もちろんゆかりさんにとっても冬夜さんは恩人です。もっと積極的になってもいいんですよ？」
あかり「もう。ゆかり姉ちゃん。（でもそうですね。冬夜兄ちゃん優しいですし受け止めてくれますよね。）」
ふう。さっぱりした。
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ただいま。
あかり「おかえりなさい。てボトボトじゃない。早くお風呂入ってきてください。」
あ、うん。
ゆかり「フフ😊」
あかり「ゆかり姉ちゃん？」
ゆかり「やっぱり冬夜さんのこと気にかけてるじゃない。」
あかり「それはやっぱり恩人だし、風邪とか引いて欲しくないですし。」
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