「……ごめんなさい、ごめんなさい。今度は守ってあげるから、彼と一緒に、暮らそうね」と優しく「それ」の顔を覗いて涙を流す。

「それ」はきゃきゃ、と笑っている。

松葉はこの光景に既視感を覚えた▼

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…………………………
何か、紐のような何かがうつって。

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「………………愛していた、私の子は?」

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愛おしいと感じる、暗い部屋の中。
雨が降っている外の僅かな光にあてられつつステイシーは赤子をあやす。

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「あ、ユッキーナは引いたことないのか!なんかストラップ出てくるんだけどね、変なのばっかなの。カラフルなハツとか。でもたまにいいのもあるんだよ!前見せた手羽とか、これとか……」

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地獄のような「あい」を偽りの幸福で塗りつぶした

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「……………………ねえ、なんであいつもいるの…………モニターの名前にはいなかった気がするんだけど」とズバッと魅縛は言う。
「……もしかしたら護衛…だからないのかも…」と祈優が首を傾げる。
ウィリアムは何も言えずにこの光景を見ている。

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「着れたよ!」
と振り返ります
「おぉ…ユッキーナ似合うじゃん…!アタシは…やっぱちょっと変な気がする……」

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「…これでいいかな?」
普段あまり着ない格好に少しそわそわしながら
「へリアちゃん、着れましたか?」

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大判くんことバンバンくん!

是非とも肉まんを口いっぱいに頬張って欲しいですね……

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そうするとゆっくりとそれに黒い糸がまとわりついてくる。……糸だと思いたい。
しばらくして不格好なお面を付けて「これでいいんだろ?人間共。僕はコシュー二度と名乗らないから覚えろよ?」と髪をふわりと浮かしてそれは笑った

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すると何事かと医務室からアルムとウィリアムが出てくる。
ふと黒いのはそれらを見て笑った。
「あっっっれ?お前達まさかのこっち側?ウケる!死んだの!?」とゲラゲラ笑ってる黒いのを見せないように松葉は祈優の目を塞ぐ。
「……うわ、非常食もいるのかよウザ」

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これで、僕たちの帰り道はここで終わる。
そうしてドアを開けた。

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その間におめめは無事ウィリアムの隣に到着して
「ふふん!どうだ!おめめは下半身がちぎれても不死身だから生きてるんだぞ!凄いだろぉー!!!!!!」と自慢するかのように言っているがそっとウィリアムがおめめに近づき近づく。

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………………化け物はぐちゃぐちゃの塊になったあと爆散する。その時ユキナの隣に何かが落ちてきた。

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おめめは可愛らしい鈍器をどこかから取り出し握る「えぇい!!!吹っ飛んじゃえ!!!」とぐっちゃりと化け物の頭部を破壊した。

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ふと化け物がぐらりと揺れた。
化け物を倒せそう、そう感じた瞬間化け物から唸り声が聞こえた。

あの時の……いやそれよりも大きな攻撃がくる。

最前線にはウィリアム。
ふと何かに気づいて「…ッ!今がチャンスだ!!とっとと殺れ!」とウィリアムが化け物の頭上に向かって叫ぶ。

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すかさず松葉達が背後からドスドス叩く。相変わらずえげつない攻撃である。怖い。化け物はボコボコ殴られていく。

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