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菊琅(チュラン)
「ワタシ、元々、仙術で作られた仮の姿だから
大昔から、この容姿のままヨ…って
坊や、誰アル?」

カイン
「カインだよ!!
ここら一帯を、誰も逆らえない荒野化させ
妙な城をぶっ建てた小娘の部下のせいで、
幼児にされちまったんだ!!」

※明日に続く

0 5

56
菊琅(チュラン)
「呼んだアルか~?😊」

エミィ
「噂をすれば!
今までどこ行ってたの!?😳」

菊琅
「リリ、エミィ、お久しぶりネ!😉」

カイン
「やはりお前達も彼女と知り合いか……
って、菊琅!! 10年後なのに
容姿が変わらな過ぎじゃないか!?😳」

※明日に続く

0 2

55
カイン
「例えば!
こういうトンデモ事件の解決法を一番解ってそうな
ニーハオじいさんや菊琅はいないのか!?
確か森があった頃この辺に住んでたぞ!
まさか故郷へ帰っちまったんじゃ
ないだろうな!?😠」

リリ
「あ!あの二人!?
そう言えば最近見かけない……」

※続く

0 3

52
カインは迫り来るヒャッハー隊に反撃しようとしたが
拳を掴まれ投げ飛ばされた。

リリ&エミィ
「カインさん!!」

カイン
「か…体が縮んだせいで、攻撃&防御力が
ダダ下がり……!!痛くて起き上がれ……」

結局、三人共
纏めてT字城から放り出された。

※明日に続く

0 5

51
リリは拳、エミィは魔法の杖を構え
聖女帝に攻撃しようとするも
振りかぶった姿勢のまま、ピタリと停止してしまう。

聖女帝
「何度やっても無駄よ♨」

カイン
「あれが”戦闘行為不能結界”の効果なのか……!
くそっ!体を縮められたくらいで諦めてたまるか!!」

※続く

0 4


リリ
「じゃ何故、私の服は燃えなかったの!?😳」

聖女帝
「貴女達は二人共、既に姿を変えてやってるから
無効なの🎵」

エミィ
「あの炎は、服を焼却=”姿を変える術”の発動条件を
満たしたって事ね!?」

聖女帝
「そゆ事♥」

カイン
「ふざけやがって~!!😡」

※続く

0 3


聖女帝
「それは、服だけを焼却する魔法の炎だから
散々、屋内で放っても燃え移らないし
熱くなかったワケ☆
俗物は焼却とは”本来の姿の消滅”って意味🎵
過去人だから戦闘行為が出来ても
ただの幼児になった以上、大人のヒャッハー隊相手に
勝ち目は無いわ~😆」

※続く

0 3


回想のちいたす
[この女は非常に危険だ!!
それに、俺と因縁がある!
もしも見掛けたら、すぐに報せてくれ!!(`・ω・´;)]

カイン
「ーーーって、報せられるかあぁーいっ!!
てめーのせいで俺は、時空から切り離された世界へ
飛ばされてんだぞッ!!ヽ(`Д´)ノ」

※明日に続く

0 4


「うふふ♥おバカちゃん達には一生
解らないだろうから教えてあげるわ🎵」
突如、甲高いふざけた声が響くと
ヒャッハー全員が跪く。
奥の間から姿を現した声の主はーーー

リリ
「……聖女帝!!」

カイン
「あれが聖女帝!?
普通の女の子にしか見…( ゚д゚)ハッ!」

※続く

0 4


カインは炎をくらったがーーー
「うわあぁッ!!😫🔥
……やっぱり熱くないなw」

リリ
「えぇっ!?」

エミィ
「こんな事って!?」

ヒャッハー隊
「アリなんだよ!😏」

カイン
「?」

リリ
「カインさんが幼児になった!!」

カイン
「……何ィ~ッ!!?😱」

※明日に続く

0 3


「きゃあぁーっ!!😫🔥」
3人とも火炎放射攻撃を必死で躱していたが
ついに、リリに当たってしまう!

エミィ
「リリ!?😱」

カイン
「大丈夫か!?」

リリ
「……あれ?
ちっとも熱くないし、全然焦げてない……
どうなってるの?!😳」

カイン&エミィ
「へ?😮」

※続く

0 3


「聖女帝様の聖域を侵す者は腐った俗物!
<俗物は焼却だーっ!!>」
ヒャッハー隊は遠慮無しに火炎放射器を放つ!

カイン
「ちっ!これ以上は
<北〇の拳>ぽいワードは出ないと思ってたのに!!」

エミィ
「言ってる場合か!
屋内で使うって事は魔法の🔥かも!?」

※続く

0 3


城の中ではヒャッハー隊がお出迎え。その数、十数人!

ヒャッハー隊
「ヒャッハー!!来たな命知らず!
俺たちを門前の奴等と同じにするなよ!!」

奴等は一斉に金属の筒を向ける。
それから放たれたのは……火炎!🔥

カイン
「おいっ!?ここは屋内だぞ!?😱」

※明日に続く

0 4


ヒャッハー男は<伸びるマジックハンド>を拾おうと
屈んだ所を、カインが蹴り倒す。
ヒャッハー女はハンドを拾い伸ばそうと構えたが
帰って来たブーメランに後頭部を打たれ失神。

男の方も身を起こした途端
ぶっこ抜きブレーンバスターを掛けて
ついにダウン。

※続く

0 4


カイン
「大体、服を引っぺがす引っぺがすって
作者の兄者さん世界のノリみたいwな事ばっか
言ってんな!(#^ω^)
ならば先手必勝!!」

ヒャッハー隊
「うおっ!?」

カインは二丁ブーメランを投げ
門番ヒャッハー隊の<伸びるマジックハンド>を
叩き落した。

※続く

0 3


カイン
「ま、こいつらに転倒させられるなど
あり得……😌」

ヒャッハー隊
「情報が古い!最近は脱がしさえ出来れば
姿を変えれるのさ!
遠隔武器で相手の服を引き破るだけでOKよ!!」
と言って
全員<伸びるマジックハンド>を取り出す。

カイン
「え゛」

※明日に続く

0 3


エミィ
「貴方は、聖女帝の部下じゃなくても
戦闘行為不能結界を無効化してるけど、
衣服を脱がされた時点で、奴等の力が発動するわ!!
小動物等の”戦闘力が低い姿”に変えられたら
そこまでだから気を付けて!!💦」

カイン
「そういう事は、一番先に言え~ッ!!😱」

※続く

0 2


リリ
「ヒャッハー隊は聖女帝から
”転倒させて身ぐるみを引っぺがした相手の
容姿を変えてしまう力”を授かっているの!!」

エミィ
「それで、聖女帝自身は
城の玉座にふんぞり返ったまま、殆どの
ファンメル国民の容姿を変えていったのよ!!」

カイン
「何!?」

※続く

0 2


「ヒャッハー!! 身ぐるみ引っぺがしてやんぜ!!😆」

カイン、リリ、エミィがT字城の門前に近づくと
岩陰から門番のヒャッハー隊が飛び出して来た!

カイン
「門番のなのに、追剥と同じ事言ってるぞ!?💦」

リリ
「あ!ごめん💦
大事なこと言い忘れてた!😳」

※続く

0 2


ワンデン山麓のブジルの森があった筈の荒野に、
岩場に囲まれた、最上階だけ極端に広い
T字型の城が見えた。

リリ
「あれが聖女帝T字城だよ!」

カイン
「あの形、耐震構造ヤバくねぇ!?🥴
せいぢょていてい…って
舌噛みそうな名前だし💦」

※明日に続く

0 2