ミサキ達と同じタイミングであづみとほのめもまたイグニッション・オーバーブーストを果たしていました。
三人のイグニッション・オーバーブーストを中心としたゼクス達の猛反撃に、たった一人で戦うティアマトは圧倒されます。
先程とは一転し、なすすべなくティアマトは打倒されました。

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そして、先ほどの場面に繋がります。

なんとかミサキの元に駆けつけたガルマータ。
離れていても互いを想う二人の絆に応えるように、カードデバイスが眩く輝き――二人の身体は一つになりました。
イグニッション・オーバーブースト。
竜の巫女達が作り上げた新たな力を発現したのです。

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命こそ助かりましたが、濁流に飲まれて体力を消耗し、動けないガルマータ達。
そこに何者か、いえ、見知った顔が現れました。
青葉千歳とそのパートナーである龍膽。
かつて些細な誤解から激突し、その後、ミサキと共に友情を結んだ相手です。
千歳達はすぐにガルマータ達を救助します。

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絶望的な選択を突きつけられ、苦悩するミサキ達。
その時、何者かが彼女達の間に割って入りました。
各務原あづみ。
そして、ソードスナイパー リゲル。
あづみ達は神の策略を察知した赤の竜の巫女メイラルに導かれて神域に侵入したのです。
早速、リゲルとティアマトの戦いが始まります。

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神々によって神域に拉致され、その奥深くにある《楽園》に続く扉の前に連れてこられたミサキ達、五人の《楽園の鑰匙》達。
彼女達の前に現れたティアマトは神域の邪気によって苦しむペクティリスとフレデリカの命を盾に、あらゆる封印を打ち破る「浄化の賛美歌」を歌うよう強要します。

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ですが、ティアマトの命令に従い神々の封印を解いてしまうことがいかに危険なことなのかもミサキ達にはわかっていました。
どう行動すべきなのかミサキ達が悩んでいたその時、神域に現れたのは――。

次回を待て!

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神から突き付けられた理不尽な命令に、ミサキ達は苦悩します。
ミサキはニノから、頻伽はメイラルから、バンシーは(明言はされていませんが)バラハラから竜の加護を受けていたため、神の浸食を受け付けません。
ですが、このままではペクティリスとフレデリカは耐えられない・・・。

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そして、ペクティリス達が苦しみだすタイミングを見計らっていたのか、ここで神の一柱、ティアマトがミサキ達の前に現れます。
彼女は酷薄な笑みを浮かべながら、ミサキ達に告げます。
ペクティリス達の命が惜しいなら、あらゆる封印を打ち破る「浄化の賛美歌」を歌え、と。

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そして、ミサキはこの場に自分以外にも何人かの少女達がいることに気づきました。

赤の世界の迦陵頻伽。
青の世界のフレデリカ。
黒の世界のバンシー。
そして、緑の世界のペクティリス

いずれも歌に関わるゼクス達です。
この面々のうちフレデリカとペクティリスはミサキと初対面です。

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凄まじい奔流に流されながら、ガルマータは目撃します。

自身も溺れかけながらも必死に自分達の元に向かおうとするミサキの姿を。
そして、そんな彼女の元に何者かが現れ、彼女を持ち上げてどこかへと連れ去るのを。

――そして、ガルマータとケィツゥーは濁流に飲み込まれてしまいます。

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全てを押し流す濁流が迫る中、マウナはミサキとマシャールを抱えて空中に離脱し、他のガーディアン達も次々とそれに続きましたが、ケィツゥーだけは動こうとしません。
ガルマータは彼女の腕を掴んで必死に共に逃げようと説得しますが、ケィツゥーはなおもそれを拒み続けます。

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一方、ミカエルに逃がされた十二使徒達や正気を保っていたガーディアン達、気骨のあるケットシー達がガムビエルの暴挙を止めるべく立ち上がります。
それぞれの思惑から白の世界に訪れたプレイヤー達も加わり、白の世界の各地でガムビエルの配下達と反ガムビエル派の戦いが始まりました。

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十二使徒の一人、バキエルを庇ったミカエルを捕らえたガムビエルはそのまま彼女を投獄。
自身に従う終末天使達と共に白の世界を支配する立場になった彼女は、終末天使達や配下の暗黒騎士達に指示を与えます。
精神力の弱いモノたちを、一人残らず殺戮せよ、と。

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弟子の悩みを聞いたコハラはガルマータに様々な助言を与えます。
そして、さらに彼は白の世界の近況も話してくれました。

神の侵攻を抑えるため、白の世界のトップであるウリエルは直属の十二使徒達を率いて神域と世界を繋ぐ門、神門に突入。
それを内側から封印します。

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天使になるのならそれはそれでいいのでは?
とミサキは問いかけますが、美波は渋い顔をして溜息をつきます。
問題はその先にある、と。
ですが、これ以上、その先を語るとミサキの未来がそちらに傾いてしまうからこれ以上は言えない、と美波達は言います。

その未来とは、もしや――

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やむなく美波はさらなる真相の一部を語ります。
弓弦羽ミサキはただの人間ではない、と。
しかし、既に多くのゼクスと会っていたミサキは大して驚きませんでした。
ミサキになかなかうまく説明できない美波に呆れながら、つばさが説明を引き継ぎます。

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自分達の正体を明かすつもりはなく、ミサキが自ら白の世界に向かうのが想定外だった、とも。
ミサキが白の世界に来た目的――終末天使や暗黒騎士達から人々を守る――を聞いた美波はミサキ達に元の世界に戻るように言いますが、ミサキはガル君の故郷を放ってはおけないと首を横に振ります。

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ケィツゥーが去った後、改めてミサキは美波とつばさに正体を尋ねます。
彼女達は先ほどのケィツゥーの言葉を肯定し、自分達は白の世界のエンジェルとも違うもっと異質な存在であり、時折、アイドル活動やオフで遊ぶ時に会うことでミサキ達のことを監視していたのだと言います。

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そうミサキ達が話し合っていると、ケィツゥーはとんでもないことを言い出します。

「あの日、私にプロポーズしてくれたのは、なんだったんですか!?」

全く覚えのないことを言い出したケィツゥーに困惑するガルマータ。
彼女にどう対応したものか、ミサキと相談するガル君ですが――。

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その街並みを眺めながら、ミサキはふと懐かしさを感じます。
以前にもここにいたことがあるような、そんな感覚。
それを聞いたガル君は彼女をここに連れてきたのは初めてのはずだ、と言い二人はしばし談笑しました。
その途中で、ふとガルマータは真剣な表情でミサキに問いかけます。

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