さて、いつもなら次のゼクス使いの話なのですが、しばらくはゼクスストーリー語りをストップする予定です。
というのも、最初の方に話していた面々の情報の確認が困難になってしまったのが気になってしまって・・・。
過去ツイートをサルベージしてどこかで記事にしようかと思ったのです。

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――ここまでが現時点でのさくら達の物語になります。
辛くも大樹の罠は破れたものの、その大樹との決戦にまでには至らず、世界はリセットの時を迎えます。

新たな世界、ワールドリンクでは早速、さくら達が登場するようですが、その世界での彼女達はどうなっているのでしょうか?

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相馬達が時間を稼いでくれている間に、八千代の指揮の元、準備を整えたさくら達は渾身の必殺技、【ヴァーミリオン・セメタリー】を発動。
内部のナズナの洗脳が緩んでいたこともあり、遂にツタのドームは破壊され、かなりギリギリでしたがほのめ達の救出に成功します――!

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さくらの言葉に、既にアルモタヘルの攻撃がツタのドームに通じないことを確認していた八千代は困惑しますが、さくらは不敵な笑みを浮かべます。

「私たちの合体技、あるよね? (中略) 私と八千代、アルモタヘルとフォスフラムがそろわないと発動出来ない、すっごい必殺技!」

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さくらは相馬の乱暴な言葉の中に秘めた真意を理解しました。
相馬、フィーユ、そして体力をある程度回復させたピュアティがそれぞれに四皇蟲を迎え撃つ中、困惑する八千代にさくらは声をかけます。
自分達でなんとかしてツタのドームを破壊し、ほのめ達を救出しよう、と。

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「きさらちゃんとこのヴェスパローゼさんと、なんだか雰囲気が似てるね」

アルモタヘルのその言葉をフォスフラムは首肯します。
以前、彼女はミカエルからヴェスパローゼを含むプラセクトのリーダー格、四皇蟲の存在を知らされていました。
おそらく、目の前の三人が残りのメンバー。

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その直後、地面から巨大なツタが次々と生えてきて空き地を覆いつくしてしまいます。
それは空き地に潜んでいたプラセクトの杖を持ち、それに操られたリーファーたち、マジカルの仕業でした。
八千代の直感通り、本当は大樹に操られていたナズナが大樹に仇為す者達を罠に誘い込んだのです。

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仲間の一人であるほのめがリーファー化した存在だったため、その場にいた大半の面々がナズナを信用したのですが、唯一、八千代は彼女の提案を訝しみ、みんなを先導するナズナから距離を取っていました。
さくらも八千代の判断を信じ、フォスフラムと共に八千代達と並んで歩いていましたが――

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緑の世界から脱出するためには、大樹ユグドラシルの核、モウギを枯らす必要がある。
ですが、過酷な戦いを前にみんなの体力を回復させる必要がありました。
そんな話をしていると、相馬達一行に紛れていたリーファー、ナズナが自分が安全な場所へと案内すると言い出します。

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さて、今日もゼクスの物語をお話ししましょう。
今回もさくら達の物語。
これで彼女達の最新の話までお話しできると思います。

他の何人かのゼクス使い達と共に幻夢郷から緑の世界に転移してしまったさくら達。
厳しい環境に追い詰められた彼女達でしたが、相馬達に助けられます。

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ほのめは和修吉の部下であるエレメンツ達に紛れて自分そっくりのゼクスがいることに気づいたのです。
ほのめに声をかけられてみんなの前に出てきたそのリーファーはほのめと全く同じ顔と声、そして口調でナズナと名乗りました。
その姿を見た相馬と和修吉が首を傾げます。

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星そのものとも言うべき規模の大樹と戦って果たして勝てるかどうか。
その強大さに対する不安や覚悟、懸念事項などをさくら達が話し合う中、今まで黙っていた――正確に言えば、さくら達一行の中で最も体力がなかったため、簡易キャンプでずっと爆睡中だった――ほのめが声をあげました。

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脱出が困難ならどうするのか?
そう問われた相馬はさくら達と合流できたことから、彼女達と共に大樹の核の一つとでも言うべきモウギを枯らすことを提案します。
かなり危険な作戦ですが、このままではジリ貧になることは目に見えており、打って出る相馬の意見に他のみんなも同意します。

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相馬達の説明を聞いてから、一行を代表してさくらと八千代、フォスフラムが自分達の事情を説明します。
幻夢郷から現代世界に戻るはずが、なぜか緑の世界に来てしまったこと。
周囲には一緒にいた他のゼクス使い達の姿はなかったこと。
そして、脱出路もわからず迷子になっていたことを。

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相馬が組んでくれた簡易キャンプでみんなでしばらく仮眠をとってから、改めてさくら達は相馬達と情報を交換します。
まず、相馬が自分達の状況を説明してくれました。
彼曰く、友人であるピュアティの救出には成功したものの、直後に大樹が鳴動する異常事態に襲われたそうです。

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幻夢郷から突然、緑の世界に飛ばされたさくら達。
ろくに補給も休息もできない過酷な環境に追い詰められた彼女達でしたが、危ういところで先に緑の世界を来ていた剣淵相馬達に救われます。
彼と共に行動していたゼクス達から水と食料を与えられ、ようやくさくら達は栄養補給ができました。

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相馬達から事情を聴いた和修吉は不承不承ながらさくら達に食料を分け与え、彼女の部下であるエレメンツによって水も供給されました。
ようやく休息できたさくら達は、相馬達と脱出の手立てを相談します。
その時、相馬達一行に紛れていた一人のリーファーが進み出て――

続きはまた次回!

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その移動中に、フィーユがフレデリカの歌声に気づいて、さくら達の元にやってきてくれたのでした。
ようやく知り合いに会えてさくら達がへたり込む中、相馬はすぐに簡易キャンプを準備してさくら達を休息させます。
その間に、フィーユが諸事情で同行していた和修吉達を呼んできました。

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一足先に幻夢郷を離れていた相馬は、友人であるピュアティを救うために緑の世界を訪れていました。
なんとかピュアティの救出には成功したものの、直後に大樹が鳴動。
異常な様子を感じとった相馬は早々に緑の世界からの脱出を決意し、ブラックポイントを目指して移動していたのです。

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精神生命体ゆえに食事などがいらないフォスフラムは渇きや空腹とは無縁でしたが、さくらを含めた他の面々が限界に近いことに、彼女も焦りをにじませます。
しかし、その時、フォスフラムはこちらに向かって駆けてくるの人影に気が付きました。
彼女達の前に現れたのは――剣淵相馬!

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