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やりきれないひとへ
https://t.co/eHt5VK8ovm
「ねえねえ、おねーさんは、なんでわらっているの?」
「楽しいからよ。楽しくて笑っているの」
人はなぜ笑うのか。なぜ怒るのか。
謎の人物との対談を通して綴られる、どこか切ない人の営み。
ショートショートで読みやすくおすすめ。
#夜見の本棚
恋は特効薬(ラブドラッグ)
https://t.co/zqtWKQ3V5o
成績が悪いにも関わらず、母から東大進学を期待されている主人公。
家庭教師がついたものの、オジサンではやる気が出ずにチェンジ。
するとやってきたのはイケメンで――
発想が良い。この方向性に行くとは思わなかった。
#夜見の本棚
54文字で紡ぐ物語
https://t.co/rsn5JlaBRC
Twitterでも時々投稿されている「54文字の物語」。
これを54作まとめた掌編集。
それぞれの話には関連性はないとのことだが「あの話とあの話が繋がっていたら背景にはどんな物語があるだろう」と想像してみるのは楽しい。
#夜見の本棚
このリンカーネーションを君に
https://t.co/qEwGinLVaJ
1000年を生きる魔女と、その魔女に惚れこんでしまった男。
男は転生を繰り返し、魔女を追い続ける。
そして今日――男の傍で、魔女は寿命を迎える。
「魔女集会で会いましょう」を思い出す関係性が何ともエモい。
#夜見の本棚
ロボット上司に溺愛されすぎている案件事項
https://t.co/uN4fSJhCcl
ロボットが感情を持ち、人と結婚もできる世界。
主人公が出会ったのは「結婚を前提に購入できるロボット」。
これは、二人のだだ甘な日常の一幕。
懐かしのケータイ小説を想起する文体。
ブラック珈琲を添えてどうぞ。
#夜見の本棚
焼き鳥にされた麻雀VTuber、その言葉の意味を探る
https://t.co/43HKXkmiKT
麻雀VTuberたちの対戦コラボでボロ負けした主人公。
「焼き鳥になってる」とのコメントの意味が分からず、あちこちの焼き鳥屋を回ってみるが――
なんというか、方向性が惜しいかなという感じ。
#夜見の本棚
神国の報告書
https://t.co/guvuh7WnfB
美しい自分になりたい。そうありたい自分に。
だから、彼らは肉体を捨てたのだ。
仮想世界に新天地を求めて。
新興宗教とバーチャル世界という、ややもすれば近い未来に起こりうるかもしれない事件を描いた意欲作。
おすすめ。
#夜見の本棚
”V”となる
https://t.co/thRe3MekT3
時は西暦2216年。
何故かほぼあらゆる物質の色が黒くなってしまい、人々はVR世界に色を求めるようになった。
そんな世界でVR世界に潜っていた主人公は、未来のコンピュータウイルスによって人格を植え付けられてしまい――
発想は非常に独特で気になる。
#夜見の本棚
羊の子守歌~神を愛した男外伝
https://t.co/kKNLDJ7v5C
これは、ある女性が父親の足跡を辿る物語。
まず前提として「外伝」であるからには本編から読んだ方がよく理解できるが、あえて本作から読むなら「聖書の二次創作である」ということを念頭に置くことを勧める。
#夜見の本棚
■配達員■の諜報天国
https://t.co/qqMv7o0SWm
現代の戦争は火力だけにあらず。
日々飛び交う情報戦もまた戦である。
これは、情報戦に挑む諜報員の一幕。
この戦場に、弾丸は飛ばない。
出し抜き出し抜かれ、裏をかいては罠を張り。
緊張感のあるチェイスは見事の一言。おすすめ。
#夜見の本棚
留守電
https://t.co/DSAEogj4YO
まだ各家庭に固定電話が置かれていたころ。
主人公が仕事から帰ると、留守電が録音されていた。
それはどこか暖かい、家族からのメッセージで――
「衝撃のラスト」に偽りなし。
さりげなく主人公の性別はどちらともとれる。
おすすめ。
#夜見の本棚
ゆきの
https://t.co/P6Br0Fxvub
誰も来ない校舎裏の放棄された花壇。
雪の積もる中、僕と彼女は食事をしていた。
彼女の食べている姿が、好きだった。
どこか闇の深い話。落ち切っているわけではないが、ある種リアリティのある生々しさが感じられるあたり、なんともやりきれない。
#夜見の本棚
神さまなんていなかった
https://t.co/Bop9uUWyie
ある村を旱魃が襲い、領主の娘が生贄に捧げられた。
しかし、雨が降るには季節が変わるほどの時間がかかった。
――それなら、私は何のために捧げられたのだろう?
ラストシーンまでワンテーマで綺麗にまとまった短編。おすすめ。
#夜見の本棚
軍人彼女の美味しい笑顔 ~え?加熱は電力のみですか?〜 火のない世界で俺だけは料理に火を使ってます!
https://t.co/8jJigkf57i
転生先は火事を恐れるあまり、火の取り扱いを著しく制限した世界。
料理人の主人公は人々の笑顔を見たいと願うも――
独特の世界観が興味深い。
#夜見の本棚
偽りの幼女は甘党パパと恋がしたい
https://t.co/ilw1LXiPOX
凄腕冒険者の獣人と幼女。
今日も500人の魔族をたった二人で撃退し、酒場で祝杯をあげていた。
そこに新参のチンピラじみた冒険者が絡んでくる。声を荒げて立ち上がったのは――
短編だが、長編にしても面白いかも。
#夜見の本棚
トーキョーオカルトラプソディー
https://t.co/1yMAzZckTs
合コンの後に寝落ちし、気づけば事後だった。
明け方の歓楽街を歩いていたら、何故か呪われている妖怪に助けを求められた。
話を聞いてみると――
「妖怪」ジャンルからこういう系統の作品が出てくるとは思わなかった。おすすめ。
#夜見の本棚
可愛い暴虐・楠姉妹
https://t.co/doMWe6X4RK
見た目こそ可愛らしいが、そこらの不良が束になっても敵わないことから通称「可愛い暴虐」として地元で知られている姉妹。
手ひどくやられたある不良、彼女たちへの復讐を狙うが……
なるほど、これは分かりやすく上手い。おすすめ。
#夜見の本棚
異世界ノベル戦記
https://t.co/k4p7QyCMEi
ある小説賞に応募すべく作品を書く女性。
ところが締切前日、筆が乗らなくなってしまう。
諦めてふて寝しようと思ったら、書きかけの小説からキャラクターが飛び出してきた!
ドタバタコメディのようなテイストの楽しい短編作品。
#夜見の本棚
エゴ・エリスⅢ
https://t.co/31bq9Ri2Wx
小説ではなく抒情詩。
2021年中頃の世相をベースに、愛をもって風刺した作品群である。
エゴ・エリスシリーズはこれまで3作発表されている。
いずれもキリスト教をベースにしており、多少の知識を要するのだが、本作はおそらく最も理解しやすい。
#夜見の本棚
スペースシャーク東京に飛来す
https://t.co/pzxhLUuNjn
ある日、宇宙からサメが降ってきた。
翌日も降ってきた。
いつしかサメの降る日は日常になってしまった。
これは、変わり果てた日常が1年ほど続いた頃の話。
B級映画のような世界にすら人は慣れてしまうのかもしれない。
#夜見の本棚