ドゥルガーさんの宝具実射試験の様子。
三臨目のあのひとがああなだけに、当面うちデアでの勤務は二臨目を用いることになった。

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「なーによ。朝っぱらからしぼんでると、幸せ逃げちゃうわよ?」
「あ、うん。日がわりでお部屋が変わるから、ちょっと落ち着けなくって。創立祭の二次会って分かってはいるけど」
「せっかくのお祭りなんだから、楽しまないともったいないじゃない。ほら、しゃんとする」

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水妃モルガンを描きました!
うちのカルデアにも来てくれたんですが、使い方に悩んでいます。

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ディスティニー袋、お目当ての英霊以外にすり抜けもあって豪華な気分になれるので、まだの人は課金してでも引いて欲しい。

何より自分でピックアップ対象を選べるのが大変良い。
うちのは「ペーパームーンおかわりピックアップ〜ケルトも一緒〜」でした。

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「という訳なんだよ、どうしよう、アル」
「リッカんとこのわたしに聞けばいいじゃない。うちもおんなじ理由でてんやわんやなんだし。ご予算の範囲内で本人に聞いてみる、それしかないんじゃない?」

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「ドゥルガーさん、マナお母さん、かくかくしかじかなんだけど」
「当女神からはなんとも。マナナン・マク・リール、何かありますか」
「トネリコさんですか……ちょっとさっぱりですね。本人に聞いた方が良さそうです」

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「リッカ、俺だ」
『仲達さん? ライネスちゃんは落ち着いた?』
「ライネス「は」な。シミュレーターエリアで未知の英霊と遭遇した。霊基パターンはモルガンに酷似。レジストコードを「トネリコ」と仮称する」
『トネリコさん……!? わかった、今ブリッジに行くね』

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(今日は創立祭のフィナーレ。テノちゃんもティアお母さんもおめかしして、思い思いのゾーンで楽しんでる。わたしはというと、リーザとリリとで屋台めぐり。この日この時の幸せが思い出になってくれたらと祈りながらかじるりんご飴は、甘くて少し酸っぱかった)

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(おどけて逃げ回るダ・ヴィンチちゃんは、あまりにいつも通りで。だからわたしは、ダ・ヴィンチちゃん……人造英霊グラン・カヴァッロにいつか来る『終わり』の話も、切り出せなくなっていた。焼き切れるような暑さの中、遠くに黒雲を臨みながら。今年の創立祭が、始まった)

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「ち─び─ン─チィィィィ────!? アタシの愛の巣になんてことしてくれてんのよぉぉぉぉ!?」
「んー、改良型圧縮格納術式の実地テスト、ついでに創立祭モードの模様替え?」
「事前に一言断りなさいよ!?」
「それじゃサプライズにならないじゃーん」

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うちのカルデアでは彼らが来る。

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かくして私は主に加え、主の主とそのご一家の乗馬となるに至った。
主の主の手綱さばきについては伸びしろありと評するに留めるが、すぐ無茶振りをしてくる主よりは格段にマシであろう。

私は妖精馬グリンガレット。
負担重量の軽減を心から喜ぶ、一頭の軍馬である。

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私の転属に異を唱える者もいた。
都市英霊テノチティトラン殿、リッカ殿の家政婦にして自称本籍地。
滔々と我々の危険性を列挙し、難色を示すが、リッカ殿から「リリの情操教育にもいいと思うんだ」とお口添えをいただき、事なきを得る。
我々に親しむ機会を持つ必要性を痛感。

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次いでお二人のご息女、リリ殿こと九紋竜エリザ殿にもご挨拶する。
子供英霊らしく天真爛漫だが、「きばとつげき」だの「じゅうりんせん」だの、やや語彙が戦闘的にすぎるきらいがある。
主も主で殲滅戦の大切さを語り始める始末。
リッカ殿も双方へのツッコミに余念がない。

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かくて私は、主の主たるリッカ殿のご家族に挨拶に行くことになった。
まずは、ほぼ伴侶であるところのエリザベート・バートリー。
トイレとか大丈夫なの、という問いに、主はおおざっぱに請け負った。
赤兎殿あたりにフォローを頼んでおくことにする。

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「よかった」
「何がいいんだよ。よかねえよハラペコ女」
「ハラペコじゃなくてハコベラ。みんながみんな、誰かのためを思ってしたことなら……それが掛け違ってへんてこになったのなら。改めてそれをほぐせば、きっと丸く収まるから」

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「言峰綺礼──!」
「昼食かね、バートリー繁縷六花。烹炊班スタッフの靴を撮るなら、それなりの準備をしておくことだ。ランチタイムの忙しさは君自身熟知しているだろう」
「ご忠告どうも。相変わらず最悪のタイミングで出るんだね、まるで測ってるみたいに」

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「ちょっと子ジカ! アタシの愛の巣が物理的に草生えて草も生えないんだけど!? あと、トリ子がシンデレラのアタシに向ける視線が! 怖い!」
『両方ともちょっとだけ我慢して。あと何組か撮影を済ませたら、部屋の片付けに行くから。リリも応援に行かせるよ』

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「綺麗だねぇ……立嘉ちゃんにも見せてあげたかった」
「なら、立嘉の分も作らないとね。それにしても……オベロンのやつはここになにをしにきたんだろう。アーキタイプ・アースは『いつものお祭りみたいなもの』と言っていたけれど……」

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「オベ、さん?」
「おや、リッカちゃん。変なところで会うね」
「まあね。オベさんも水浴び?」
「そんなとこ」
(ふーん……今のところは額面通りに受け取っていいのかな。厄介な人が乗り込んできたとは思うけど)

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