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@tabigaras95820 信矢「お疲れさんだったな、ゴウ君」
信矢もゴウの隣に腰を降ろす。
「これで、ちっとはクリスマスプレゼントを喜ぶ子供達が増えるかね…」
アミクス〈そうあって欲しいものね。さてと、私もいい加減に優奈達の所へ戻るわ。お疲れ様、課長〉
アミクスがBNDDオンラインからログアウトする。
@tabigaras95820 アミクス〈問題無いわ、ありがとう〉
ジョウガンを特殊装甲運搬車に格納し、電脳体になって機体から降りる。
〈さてと、あのイレギュライザーを取り調べしないとね〉
勇矢「保安局の応援も、そろそろ来るでしょう。件の転売屋グループとも関係がある様ですし、お話する事は沢山ありますね?」
@tabigaras95820 一方、アミクスは勇矢から連絡を受けていた。
アミクス〈…どうしたの、勇矢さん〉
勇矢「(アミクスさん。貴女達がいるデパートの近辺からBNDDオンラインにログイン、暴れている者がいると通報がありました)」
アミクス〈……なんて質の悪い。分かった、対応する〉
(お待たせしました。どうぞ)
@tabigaras95820 望「…ん?今の声は……」
後ろから聞こえた声に、望が振り向く。見ると、人混みを必死にすり抜けてくる少女が一人。
優奈「待って!望…君!」
ライト「優奈、コノ人混ミデハ…!」
アミクス〈一先ず人混みから離れて、優奈!〉
望「…優奈、さん?」
@tabigaras95820 優奈「え…?」
望「(良かった…最後の一つをゲット出来て。姉さん、このガンプラをずっと欲しがってたもんな)」
優奈に気付いていないのか、足早にその場を離れていく望。
優奈「ま、待って!」
望を追って走り出す優奈。
ライト「優奈…!」
アミクス〈ちょっと優奈!まだ混雑してるから!〉
@tabigaras95820 騒ぎが落ち着いたのを確認して、売り場に視線を巡らせる優奈。
しばらくすると、その表情が陰る。
優奈「えっと…ありませんでした…」
アミクス〈優奈が探してた物、転売屋グループは持ってなかった…あ、あの人が買ったので最後みたいね〉
レジを見ると、安堵の表情を浮かべる少年が一人。
@tabigaras95820 優奈「こんなに混雑してるなんて…これじゃ、入っていくのも難しいですね…」
ライト「ナラ、私ガ先行スル」
アミクス〈ライト、私と視覚情報データをリンクして。転売屋グループと思しき者を見付けたら、私が教える〉
ライト「頼ム」
優奈の肩から離れて、ライトが人混みの中に向かう。
@tabigaras95820 優奈「それじゃ、行きましょう」
アミクス〈(リストの店名を一瞬で記憶)…覚えた。急ぎましょう、皆〉
ライト「分カッタ。行クゾ、トール」
@tabigaras95820 アミクス〈こんにちは、トール〉
ライト「……(小さく頷く)」
優奈「この辺り一帯は駄目かぁ…」
「…ゴウさん。その調査、私達も協力していいですか?もしかしたら、まだ未然に被害を防げる店もあるかもしれませんし」
優奈「うーん…何処の店も、ガンプラが全然無いね。これじゃ、〈チェイサー〉の修復作業が出来ないな……」
ライト「…ガンプラ、品薄…」
アミクス〈最近、転売目的のガンプラ買い占めが横行しているらしいわ。そんな心無い暇人も居るのね〉 https://t.co/51T9Xzzayy
@tabigaras95820 アミクス〈…ここのAIは、随分と積極的に動くのね?〉
優奈「わぁ…ゴウさんも、ナビの子が居たんですね?」
ライト「AI…何カ違ウ、AI…?」
アミクス「まぁ…AI同士に変わりは無いわ。よろしくね、トール」
@tabigaras95820 アミクス「ありがとう、はこちらの台詞ね」
刀を血払いするように振るい、緊張を解く。
アミクス「貴方がアイバ・ゴウね?優奈達から聞いているわ。貴方が護ってくれたお陰で、機体の立ち上げが間に合った」
優奈「彼女はアミクスといいます。私のスマートナビのAIで、私達の友達です」