葉の色について

①ハイライトの色
②光の透過した葉の色
③カゲの中の葉の色
④スカイライトの色

↑の4色を選んで描くと、樹木に主役感が出てきます。
脇役や遠景などでは扱う色数を減らし、絵が見やすく感じるバランスをとると良いですよ。

7 98

色の温度感について

色には、暖かい・寒いなどの温度感を伝える力があります。左下の石の床が冷たい感じが出て気に入っています。

画面端に暖色と寒色を配置すると、画面も見やすくなり、温度感も伝わりやすいと感じています。

42 365

塗りムラについて

表面を描き込む前に下地を作りますが、これをキレイに描きすぎるとプラスチックのような質感になってしまいます。

壁や床など、近くで見ると塗りムラ(筆の跡)が見えると思います。グラデーションの粗さが質感表現に繋がるのが面白いので試してみてね。

30 218

濃い影について

部屋の隅っこや、物と物が接しているところ(岩とか…)には、影の中でもさらに濃い影が出来ます。面倒ですが、これをしっかり描くと絵の現実味が増して良い感じになります。

オクルージョンシャドウというカッコイイ名前がついています。

49 311

デザインについて

建物などのデザインを考える時には「どうやってできているか」を考えるようにしています。

現実にはありえないとしても自分なりの考えをもって描くと説得力が足されますし、見ている人に「こうやってできてるのね」と楽しんでもらえる気がしてます。

148 1028

習慣作りについて

何かを始めてみても、習慣にするのは難しいです。習慣化を目指すとき、新しく始めることはひとつだけにすると僕は良かったです。

1日20分、単品スケッチする

これと決めたらまずこれだけ。絵の途中でも20分越えたらやめるくらいがオススメです。

45 321

たまにはこんな絵でも

ぼーっと考え事をしながら、ただ手を動かすのも良いですね…。

こんな感じの秘密基地みたいな空間に、いつまでもあこがれがあります。お絵かきコミュニティ「絵空島」のだんわしつです。

12 91

遠近の表現について

遠くにあるものを「空気の層を通した色」で描く作画方法を、空気遠近法と呼んでいます。空と同じ色で描くことがほとんどです。

空の色を絵の中で印象付けたい場合(二枚目)は、空気の色は控えめにしても良い気がしてます。

34 250

色を制限することについて

僕は絵を豪華にしたくて扱う色を増やしていく傾向にありましたが、配色の勉強をするためには描く前に扱う色をイメージして、色を制限して使うことが有効だったと思います。

聞いた話では、配色の上手な人は使わない色を選ぶそうです。

82 805

背景は作画が大変です。最初は画面を埋めるのに精いっぱいでまともに描けませんでした。

岩→木→岩と木の風景

自分に合ったハードルを用意して描いていくことが大事だと僕は思ってます。

「遠回り術」にはそんな色々を書きました。
4/1まで再販してます。ぜひ見てね!
https://t.co/yyfF3er0WP

83 552

上手い絵を見て「すげー」ではダメ。
何が上手くいっていて良いのかを考える。
再現性を上げる。

僕が成長に必要だと思う色んなことを「習慣術2」にはとても真面目に書きました。プロを目指す方に読んでほしいです。

4/1まで再販していますので、ぜひ見てね!
https://t.co/QSYrRHrPGV

277 1740

地塗りについて

白い背景に色を塗ってから絵を描き始めると、色に深みが出やすいです。地塗りと言います。

青や緑がメインの色になる絵の場合は暖色で地塗りすると、補色の効果でより鮮やかに見えます。
簡単に試せるのでぜひ。

88 562

ハードルを下げることについて

背景イラストは作画に時間がかかります。最初は画面を埋めるのに精いっぱいで、まともに描けませんでした。

「描けそうなものを描く」ことは大事だと思っています。最初はこんな壁と窓など、ハードルを下げて描くのはどうでしょう?

207 1544

たまにはこんな絵でも

テントの光を透過した感じを描きたかったのです。
一枚描いて何かひとつ試せたらOKでしょう…という。

誰に見せるわけもなく描くことを楽しんでやるのも大事かなと思います。気楽に。

28 192

ノートについて

僕が描くときに大事にしているのが、ノートに「描きたいもの」をメモして、伝えたい事を明確にすることです。

そうしないと、描いているものが途中で「描けそうなもの」に変わってしまい、仕上げることが目標になってしまいます。ノート簡単なのでぜひ。

27 264

質感の見え方について

光が強く当たったところは、表面の凹凸があまり見えません。凹凸がよく見えるのは、光とカゲの境目になります。

「境目~暗いところ」には質感を描き込んで、「光が当たった明るいところ」は省略して描くと、画面が見やすくなると思います。

37 262

中遠景の仕上げ方について

光の向きを意識して斜めのタッチで陰影を描いていくと、表現としても面白くなりますし、光源の位置が分かりやすくなります。

主にはしっかりと描きすぎなくて良い中遠景の仕上げで効果的だと思います。

32 208

デジタルの作画について

絵の仕上げ段階では、細部を描き込んでいきます。
だからといって拡大して描くと、一部分だけ描き込み過ぎてバランスが悪くなることがあります。

ときどき手を止めて、全体を見る時間を作ると良いですよ。(中景の葉、描きすぎかもしれません…。)

10 131

モノの見え方について

色は固有色だけで見えることはありません。

カゲの部分には、草や空が影響して色が変化します。
ベースとなる固有色に「影響する周りの色を混ぜる」という意識を持つと、僕は考えやすくて良かったです。

83 592