≪左導≫
≪嗅爪組≫に所属している鼬
小柄だが獰猛さは≪弔≫が手を焼くほどである
体型を活かし、どんな狭所にも潜り込める

15 35


≪叉焚≫
≪的慮≫の属する組の衛士小頭の紫羚
≪的慮≫と≪月喰≫に利用され、宮中からの脱走の手助けをしてしまう
その咎により本来は処刑される処だったが、大失態を演じた≪凍華≫の処分との兼ね合いにより命拾いする

15 43


≪梵彗≫
検非違使の短尾猫
都に潜伏する反乱分子を炙り出すべく手を回している
勅令で都の警護を担うことになった≪凍華≫配下の足軽たちも己の部下の如く扱うため、快く思われていない

11 38


≪嗅爪組≫バックアップ
援誤射撃あり

5 23


≪粢≫
≪嗅爪組≫に所属する蝙蝠
他の蝙蝠と違って大柄なために潜入はできないため、夜間の物見や偵察を務めることが多い
飛行するため、常に≪巌南斐≫に装備の更なる軽量化を要求し続けて辟易させている

10 34


「さて、敵が高所に陣を敷いた際に如何に攻めるか…将軍のおられた王の軍は将から兵までが精強であられましたが、我らは個々の武では遥かに及びませぬ。各将に従う郎等どもの連携こそが我らの強みでござる。陣立てと戦術如何で、軍は紙にも鋼にもお変わり申す」

8 31


≪石榴≫
≪饕悦≫に仕える軍配者の女梟
手練手管に長け、≪饕悦≫を思うがままに動かしている
上昇志向が強く、大昇格した≪凍華≫を酷く嫌っている

14 32


≪鎖砂禮≫
反乱軍に組する袋熊
臆病なために一度は獣王軍に従っていたが、≪温羅≫の治世を見かねて公然と非難した代償で喉を裂かれた
奇跡的に息を吹き返すも、罅割れた唸り声しか出せなくなった

11 40


「褒美は何がよい? 申してみよ」
「……玉を撫でて欲しいのです」
「……。そんなことか。そんなことを望んでおったのか……」

16 45


「まあ…お父上様ですね。お上手ですこと」
「ぬい…今日は父上と母上は玉に会いに来てくれるかのう…」
「お二方ともお忙しいのです。けれども、姫様がお行儀よくしていれば、きっと必ず……」
「これをお見せしたら、父上は玉を撫でてくれるか?」
「…ええ、勿論でございます」

15 38


≪孟魎≫
≪魔嶺≫が使役する私兵団≪亡土≫の頭の鬼大蜥蜴
表向きは≪凱満≫の依頼を受けた硬鱗種の精鋭の一人として、≪温羅≫とその一族の暗殺のために≪魘魅≫と共に王宮に侵入する
事が済めば≪凱満≫も始末する段取りであった

10 29


≪扁頗≫
帝都の地下に掘り巡らされた≪影街≫で口入屋をしている絹毛鼠
依怙贔屓しない采配ぶりで、牢人たちから慕われている
仕事柄事情通であり、≪影街≫だけでなく帝都の貴人の内情なども広く知っている
≪縫衣≫の奉公先も彼が世話した

9 39


≪土師岐≫
石火矢部隊≪国砕衆≫の和猪
耐火仕様の纏布に弾薬や弾袋を各種縫い付けている
鼻がとても利く
一党の汚名をそそぐため、≪東雲≫・≪卦灘≫と共に≪月喰≫たちの追っ手になる

14 35


≪追儺≫
反乱軍の中核になっている象
帝の時代には左大臣であった
帝都外に脱出の最中で牙を折られ頭部に傷を負う
≪吉美津姫≫の生存を知り、保護しようと手を回す

10 31


ポンコツ将軍の陣営が揃ったので

22 71


≪閇歩≫
帝都の地下に掘り巡らされた≪影街≫で、水路の不浄物除去をしている鎧蜥蜴
その実情は≪魔嶺≫の指示により≪影街≫に硬鱗種たちを次々と招き入れている張本人で、地下での発言力を高めようと画策する

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≪尸路摩≫
≪凍華≫配下の足軽大将の赤豺
口の減らない皮肉屋で、将としての経験の浅い≪凍華≫を面と向かって揶揄することも多い
苦痛の長引く手法を好む

20 55


https://t.co/pHnszimyR4
≪真那≫
香木問屋≪爽籟屋≫の若女将の麝香猫
貴族のものであった香木を庶民も楽しめるよう、安価な匂袋を自身で作り好評を得ている

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≪久萬≫ 
≪大黒屋≫に次ぐ豪商≪文福屋≫主人の狸。
≪饕悦≫と癒着しており、横流しされた兎たちの死体の足を≪幸運の御守≫と称して帝都外で売り捌いた。
表向きは呉服問屋だが、女衒といった人身売買にも手を出している。

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