白い機体が陽光を反射する。
迦陵頻伽は敵の手の届かない高空からその布陣を確認していた。
「あらら、まだ結構な戦力を残していたんですねぇ」
「アノ馬鹿デカイノハナンダ」
「移動要塞ってのかな初めて見た」
「ドウスル?最大励起状態デノ音速突撃ナラバ…」
「しません!」

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「まあ、なんて大きな機体…!この惑星にはあんな機体もあるのね!この一件が終わったら、私ももっと大きな剣を仕立てて貰おうかしら…?」
「…さて。それでは私はこの要塞からは離れて、敵の大物の注意を惹きつける…それでよろしいかしら、魔女のお婆様?」
https://t.co/gSsp9oNDjA

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「……!中央司令部?からの情報……」

申請してから届いたそれ。内容はーー

「……ハウンズ2は化け物側、なら残るは工兵、10」

これだけでも楽になる。襲撃を許せば誰かが死ぬ、それは駄目なのだからーー

https://t.co/4JNv0ae9m4

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オーストリッチ「だってよ、みんな!勝利の暁にはファントムにたかるぞ!!」

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「確かNo.44、だったか……いや、下がるにしても敵の戦力は確実に削っておくべきだ。手伝ってくれファントム、紅蠍は、この場で墜とすッ!」
https://t.co/TQu8cGNefi

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「・・・・・・本当に柄じゃないんですけど。流石にこの状況ですし、他の人がやるよりだいぶ名目も立ちますしね。とにかく今は戦力の再編と、エグザフォートレスの足止めを。まずは戦果1000まで届けば、次のフェーズに移れます」

2 5

(サブヘッドの情報から灰狐が群れを率いて来るのはほぼ確定。撃破されていない5、6。離脱した大砲持ち、後は『彼女』が見た水中機……5人もいる!)
(連携を取れない以上は囮も難しい、白狐が呼んでるから残存ハウンズとかの共有ついでにEXF観測範囲ギリギリまで街へ……!)

5 11

 
「っ!ジャミングが効いてない!?これは、これはマズイ!!全力で下がらないと!」

『…マーセナリーズ各員へこちらNo.94ジルヴァナ。
ごめんなさい、しくじったわ。武装を喪失。当機の戦闘力は大幅に低下したわ。』

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『あと、No.0は上の方で飛び回っている。あともう少し戦場が拡大すれば。連合とバイロンの介入の目が出てくる。戦場規模が1000を超えれば、軍の介入する名目が立つ。いや、立てるよ。最低でも連合はね』

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『こちら白狐、中央司令部(仮)に籠ってる。まぁホテルの部屋だけどね、一気に情報が集まってパンクしそうだ・・・・・・ けど絵図は見えた。その上で―― プランとしてまとめるのに時間がいる。少しの間それを食い止めるのと、何人か戻ってくれると有難い』

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ファントム
『よう!三つ目サマにギアヘッドサマよ。ファントムだ。嬢ちゃん、No.0とお狐サマはどこにいるんだ?』
通信に割り込みつつ、タバコに火をつける

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「エグザフォートレス!あんなデカブツを隠していたとは!
しかも以前戦った奴より強化されている… 
弱点が分かるまでは手は出せないか…
ところで残りのハウンズはどこに行ったんだ?
まさか奇襲か?この局面で戦力を温存している訳がない…どこだ…


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ファントム
『おいおい兎サマよ!あんまり突っ込みすぎるんじゃねぇぞ!このままだと状況不味いぜー?援護してやるから一旦下がっとけ』

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『こちら三つ目、通信に割り込むぜ。そこはNo.0も警戒してた。だから俺達は交易都市に残ってるんだが・・・・・・ けど、流石にそっちの戦力も無視出来ねぇ』

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「上等だコラぁッ!今度はテメェを勝手に甦らせたNo.100も後で送ってやっから―—」
「テメェの方こそとっとと壊れてあの世へ帰れッ!!」

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オーストリッチ「状況は最悪だ。クソッ、傭兵ってやつはワンマンが多すぎる。お相手も連携と言うにはお粗末だが、散開戦術を取っているように見える。」

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ファントム
『ちっ、やりやがるなあの狙撃手。無駄弾も撃ちたくねぇし一旦下がるか。
名無しの亡霊より各機へ!見つけた敵の位置は共有しとくぜ!俺ちゃんは一旦補給に戻るぜ』
そのままブーストを吹かし、高スピードで都市へ一時帰還する

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「またとんでもないものが出てきたわね…けどこちらがやることは変わらないわ。ジャミングユニット起動、戦闘開始!」
https://t.co/5c5X1Y6ECP

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(ハウンズの生き残りにマクシオン、巨大エグザか……特に危険なのは火力の高いハウンズ12と巨大エグザあたりか?ハウンズ12は市長から貰ったアレでなんとかなるかもしれない。しかし、12は何処に消えた?隠れて何か狙ってやがるのか?奇襲かそれとも……)

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「ったく! 死んだら後悔じゃ済まねぇって言ってる! いや、俺死んだ後で後悔してるけど! それはともかく頭に来たから手足の一本と、武器位は吹っ飛ばす! 壊れ次第、交易都市に帰るんだなぁ!」

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