ねむるように死にたい布団職人がその目的で仕立てる布団 /岡野大嗣

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好きだった曲を好きなまま歳とっておんなじ歌詞になんどでも泣く/岡野大嗣

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404 not found 初夢のどこにあなたは隠れていたの /岡野大嗣

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404 not found 初夢のどこにあなたは隠れていたの /岡野大嗣

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ならべるとひどいことばにみえてくる頑張れ笑え負けるな生きろ /岡野大嗣

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袖口を嗅ぐだけでねむたくなれる部屋着で過ごすうつくしい日々 /岡野大嗣

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僕ひとり乗せた車で僕はいま僕の命を預かっている /岡野大嗣

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友達の遺品のメガネに付いていた指紋を癖で拭いてしまった /岡野大嗣

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ゆぶね、って名前の柴を飼っていたお風呂屋さんとゆぶねさよなら /岡野大嗣

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赤ちゃんがマスクのぼくをじっと見るできるだけ目で笑ってあげる /岡野大嗣

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限りなく豆腐に近い脳みそに醤油をかけたような憂鬱 /岡野大嗣

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僕だけの秘密にしてる神様の誤植が僕のなかにあること /岡野大嗣

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きみという葡萄畑の夕暮れにたった一人の農夫でいたい /岡野大嗣

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会いたいなあ 高架の下の自販機で買ったココアがまだあったかい /岡野大嗣

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あんな上から落ちてきてなにもこんな僕をえらんで墓地とする雪 /岡野大嗣

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ならべるとひどいことばにみえてくる頑張れ笑え負けるな生きろ /岡野大嗣

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散髪の帰りの道で会う風が風のなかではいちばん好きだ /岡野大嗣

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友達の遺品のメガネに付いていた指紋を癖で拭いてしまった /岡野大嗣

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ゆぶね、って名前の柴を飼っていたお風呂屋さんとゆぶねさよなら /岡野大嗣

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Nujabesで耳をふさげば掃きだめの夜もワンオクターブ明るむ /岡野大嗣

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