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『横溝正史読本 (単行本版)』小林信彦・編
晩年に行われたインタビューに、日記、年譜、往年の巨匠たちによる作品評などを併録した、横溝づくしの一冊。特にインタビューは、一つ一つの作品が生まれた背景、アイデアの元を丹念に辿っており、興味深い。ファン必携の一冊だと思います。
ゆうべクラフト手芸部で #横溝正史短編集II を見返して思ったのですが、今回は3作とも原作のリアリティを「はずす」演出がなされていたように思います。
『貸しボート』は時代設定を。
『野獣』は性別を。
『犬神家』は場所を。
それぞれはずして見せたことで、作品の個性がより際立ったように思います
やまもと@探偵堂 さん( @Chizu_Yamamoto)による #華やかな野獣 のイラストが素晴らしすぎ‼️
本当にありがとうございました‼️
#池松壮亮
#金田一耕助
#横溝正史
1月12日はクリスティが亡くなった日。「いや、けさはびっくりしたねえ、クリスティのこと」ではじまる対談が『横溝正史読本』第4部。収録は1976年1月13日とのことなので、訃報が新聞に掲載されたまさにその日。
ゴシック小説。伝承、しきたり、迷信の中近世世界への恐怖と郷愁、もしくは信仰。日本では横溝正史が描く戦前日本権力者の闇の世界。エドガーポーの死ぬ直前の詩『アナベルリー』が世界観の全てを伝えています。『嵐が丘』や『トリック』も。