“バロン“
詩人は真実しか語らない嘘つきだと言ったのはコクトーか?バロン男爵の冒険を基に再び繰り広げられる月へ火山の噴火口へ怪物魚の胃袋の中への旅。理性の時代とうたう暴力溢れた窮屈な場所に現れるバロン男爵はテリー・ギリアム。壮大で壮麗な舞台造形も最高

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やや退屈なサスペンスと思いきや、殺人鬼が正体を現してからは怪物ホラーに変貌。
主役、特に弟の方が危機意識のないスカタンで、よせばいいのに首を突込む、人の話を聞かない、とっとと逃げない、というクラシックなお約束パターンを踏襲してくれる。

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『悪党に粛清を』倒した妻子の仇は狂った大佐の弟だった。主人公は町のため生贄に捧げられる…。皮肉な展開、敵味方が読めない人間関係…シブいテイストで突っ切るのかと思いきや、後半は敵陣に乗り込み全滅させる正統派アクション大作っぽくなるのがB級感漂ってて微笑ましい。#1日1本オススメ映画

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『富江』
貞子、伽椰子の陰に隠れた不遇なホラーヒロイン。不安の種を少しずつ蒔いていき、徐々に発芽する恐怖に全身を搦め捕られるような恐ろしさです。その美貌で文字通り男たちを狂わせていく富江を演じた菅野美穂の狂気が凄まじく、しばらくは彼女を見るのが怖くなったほど。

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弱気な若者の成長物語でもあり、弱い者へエールのでもある。ミス・ペレグリンはとても凛として美しく、子供たちは全員可愛くて堪らん。そしてサミュエルが今回もいい塩梅の悪役。凶悪でエグい面と共にどことなくユーモラスさを醸し出す。

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コメディ描写はクスリとくるけど、真面目にやりたいのかふざけたいのか中途半端。アクションも派手ではない。平均点は高いが何かブッとんだ要素が欲しい。
ラッセルクロウ、ライアンゴズリングの複雑な面を感じさせる演技は流石だが白眉はアンガーリー・ライス。

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アメリカン・アニマルズ

退屈な日常を脱するため、図書館から12億円の本の強奪を企む若者達

実話どころか“実行犯本人”が随所に登場し、複数の視点から「羅生門」的に折り重なってゆく“真相”

「人間だけが赤面できる動物であり、その必要がある動物である」
マーク・トウェイン

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『メカゴジラの逆襲』
昭和ゴジラの掉尾を飾る『ゴジラ対メカゴジラ』の続編。高いSFマインドに加え、親子のドラマや悲恋を盛り込んだ高山由紀子の脚本は、全編に亘って悲愴な重苦しさを湛えています。気合い十分の特撮や、シリーズ中唯一のバストトップの露出も貴重な傑作です。

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は、女優 様の 53 回目の誕生日で、出演作品から『#いぬむこいり』をセレクト🆗
行き詰まった小学校教師が、神のお告げによって訪れた島で様々な煩悶と挫折を繰り返しながらも、前に進んでいく姿を大胆に描く😎

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 ザ・ファイナル
アクションとツッコミどころが5分交代でやって来る、監督の家族自慢大会。怖さ?0だ。
いつも通りミラジョヴォのPVではあるが、彼女の魅力が劣化していないためその辺りは安心して見られる。真面目に見ると本当に2時間ツッコミっ放しになるよ!

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竹取物語の原作を独自のオリジナルに上手く取り込んだ傑作。

様々な考察が出来る映画だが一人の人間が生きると言う事を繊細に時にダイナミックに描き水彩画のようなアニメーションも素晴らしくジブリのもう一人の天才高畑勲の渾身の作品と言え文学性も感じる。

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泥臭くもスタイリッシュなアクション以上に、寒々しい色味、絶望・空虚からの煮えたぎる怒り、クールなホテルに違法ガレージ、掃除屋などの「わかってる」世界観で魅せる。敵ボスがきちんとジョンに畏敬を持ち、かつ交渉がダメなら全兵力で応戦するのも良い!

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『ANNA/アナ』リュック・ベッソン監督らしいアクションとカーチェイス。アナ役のサッシャ・ルスはファッションショー張りの七変化スタイルで目の保養。個人的にはCIA捜査官を演じるキリアン・マーフィーの透き通る青い瞳とスーツ姿が色気ダダ漏れでアナの魅力が半減したかも。 

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無敵のセガール拳映画の最高傑作。
凶悪なだけでなくちゃんと有能で、妙に愛嬌のあるストラニクス、クリル中佐といった敵達。無責任でアンポンタンなCIA高官、ギャーギャーうるせえヒロインといった濃いキャラが、脳筋で深みの一切ないストーリーに花を添えてくれる。

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色々と安っぽいのが魅力でもあり欠点でもあり。そっち方面に予算を振り切ったかのようなグロ描写と、それにより生まれるアホらしくも悪趣味な笑いが最高なチャリ版マッドマックス。
キッドと、破天荒で可愛らしいヒロイン・アップルの切ない青春物語としても良質。

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粗も多いが愛すべき作品であり元々ムーアボンド用の脚本だったらしくコネリーとムーアの個性が融和して面白い。

007シリーズは僕を映画に導いてくれた作品で有りショーン・コネリーが居なかったらシリーズは成立しなかったはずありがとう!!

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人間の体を突き破る誕生や、ドア越しに頭ズドンなどゴアがしっかりして素晴らしい。CG・人形とも高品質。
テンポ良いB級映画の王道。やられると思ったらやられない、外しは少し効いているけど、安心して観られる半面、もう少し誰が生き残るかわからない緊張感は欲しい。

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 復活のF
本格的なバトル路線を期待したが中途半端か。ビルスとウィスは話の流れに水を差しておりやや邪魔。
「F」が流れるシーンは大興奮、悟空の身も蓋もない言動は清々しいし、相変わらずベジータには萌えるし、フリーザの性格が全然変わってないのはいい。

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鈴木亮平は演技も殺陣もさすがの安定、栗原類の雅が意外にハマる。CG邪鬼は意外と出来が良く、特に姫は文句なく素晴らしい。
「凄ェ!」「ちゃんと聞いておるのか、ワシの話を!(仏像に向かって)」等の珍言、西山加藤のネタぶりなど鑑賞中は終始微妙な笑顔に。

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神と神
懐かしメンツ大集合の同窓会映画。終始軽い雰囲気で楽しい。85分と短くまとまってるのもいい。ベジータのキャラ崩壊は賛否あるか。
半面、この非常にライトなノリのせいで、バトルまでどこかほのぼの、従来の映画のようなヒリつく緊張感は期待できない。

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