「レイジング・ブル」
拳闘作品の栄光と挫折に加えて実在したボクサー、ラモッタの極限に迫るスコセッシ作品です。傍若無尽で人を信じない主人公をオスカーデニーロ師が演じますが、どーしょーもない兄のために汚れ仕事をする弟のジョーペシ師が秀逸です。

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神は見返りを求める(2022)
日の目を見ずに終わる幾多のボクサーの青春を賛美した吉田監督が「正反対の大嫌いな人種・YouTuberの闇」を底意地悪く描破した。その容赦のなさはさすが『ヒメアノ~ル』をものにした同監督。心からの「有難う」を膝突合せて直接伝えれば良かったのに。

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+α

は、女優 様の 50 回目の誕生日で、出演作品から『#フード・ラック!食運』をセレクト🆗
土屋太鳳らと共演で・・・"焼肉”を通じて親子の愛と人生の悲喜こもごもを描くドラマ☺️

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⚠️

は、女優 様の 42 th バースデーで、出演作から『#怪獣のあとしまつ』をセレクト🆗
山田涼介らと共演で…人類を未曽有の恐怖に陥れた怪獣が突然死んで、その巨大な死体を処理する政府の顛末をコミカルに描く☺️

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「THE FIRST SLAM DUNK」
「ある男」の過去を絡めて描かれる激闘の山王戦は、湘北ファンには完璧に決まった卍固めです。拳突き上げ雄叫びをあげました。タイトルから考察すると当然、fiveまで行きますよね、井上先生!「リアル」も是非映像化を期待します。

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 スーパーヒーロー
ド迫力のバトルとCGにしか出来ない演出にカメラワークを堪能。ストーリーは王道だがピッコロさんとパンの目尻が下がる関係が最高、バトル中にも差し込まれるギャグは賛否あるかもしれないが自分はドラゴンボールらしく気持ち良く見られる。

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怒涛のギャグ、セルフパロディはファン向けながらゲラゲラ笑え、バカ明るい彼らと対照的なゴアの悲壮さ、ソー・ジェーン・ヴァルキリーと対になるキャラ作りは敵として理想的。物語はシンプルで演出もベタ、新鮮味は無いが素直で痛快ど真ん中の傑作エンタメ。

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 ダイアボリカル
笑ウせえるすまんじみた因果応報話の4話、ジャパニメーションのパロディで下品なのにファニーで姿にとらわれない友情を描いた5話、ヒーロー夫婦に振り回される娘を軸にメタ的寓話と珍しくひたすらいい人グラウンドホークが目立つ6話がお気に入り。

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能力を生かしたオモチャ感たっぷりの具現化バトルは見ていて華やかで外連味もあり、エンタメSFとしては水準以上の出来ではある。敵の造形も凶悪、レイノルズの熱演もあり意外に悪くない。「恐怖を認めることは弱さではない」という定番だがいいテーマもある。

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遊園地にいるかのようなライドアトラクション感でスリルたっぷりの冒険を演出。
友達の大切さ、大事なことを信じることの大切さといった子供らしいテーマに加え、結果よりも決断、意思が大事だとするメッセージは子供のみならず大人にもしっかり刺さる。

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鬼滅の刃 無限列車編
シンプルな物語は無駄がなく演出の一つ一つがスピーディーなのに丁寧で情感に満ちる。傷つきなお心を燃やして立ち向かい、老い衰え死にゆく人間への賛歌を体現し、強き者の責務を全うする煉獄さんに泣きつくすド傑作。但しTV版から続けて見てね。

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鑑賞者に知性と情熱を求める作風ではあるが(推奨か警鐘か、おそらく意図して)「声を上げよ、行動せよ、抗い戦え」と殴りつけてくる過激な思想の強さと、黒と赤を基調にしたシンプルで鮮烈な映像、スピーディだが理解しやすい話運びの怪作にして傑作。

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『竜とそばかすの姫』
古典の物語を骨組みに、現代的な血肉を与えられた作品。

そのおかげでとても分かりやすい。

サマーウォーズとは違う舞台装置としてのメタバース。
演出の強力な技にも。

普通に良い話なので、SFや怪奇が嫌いな人にも見てほしい。

(怪奇は暴きません)

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 魔法拳
「西遊記 はじまりのはじまり」+「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」ーエグみの明るく楽しい妖怪退治+悲恋。CGの出来はムラはあるが安っぽさはなく妖怪たちの造形が個性的でかわいらしく愉快、鏡を渡り歩くバトルは工夫が効いて楽しい。

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 ココ
家族の定義を問うドラマは大人にも見応えあり、クライマックスでは迫力大バトルと親子のやりとりが同時進行かつ両方で感動を呼ぶ完成度「こういうのがいいんだよ」がハイクオリティにぎっしり詰まった「ミュウツー」と並ぶかも知れない感涙必至の傑作。

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『プロメア』
命の恩人が実は超弩級サイコパスだったという普通の主人公だったら延々ウジウジと悩んでいそうなところを、前に突き進んでいく爽快感が好きです。
ジャンルはアクション、SF、ロボットなどなどてんこ盛りで、寿司とカレーとラーメンがまとめて出てくる感じです。

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 みんなの物語
物語が有機的に繋がらない、良くない群像劇の典型になってしまい、視点がクルクルと変わるせいか散漫、芯のある悪役や太いメインストーリーもないため印象が薄い。ポケモンたちの愛らしさなど魅力がないわけではないが全体的に弱いなあ。

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 キミにきめた!
無印の焼き直しを駆け足でやった総集編でしょ?との予想を完全に裏切られた。夢と希望・挫折と成長・人とポケモンが共生する上での関係のあり方という王道中の王道をたっぷりの熱量で堪能できる、前作・前々作とはまた味の違った傑作。

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津波と共にゾンビの大群が迫ってくる20分過ぎがハイライトとなる出オチ映画ではあるが演出に定評のある監督の事、そこそこ安いCGと過剰な血飛沫、恐ろしく良いテンポでゾンビ映画のお約束をしっかり詰め込みつつ小気味の良さとわずかなエモさも備え楽しませてくれる。

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ボルケニオンと機巧のマギアナ
可愛らしさと優しさに溢れたマギアナと人間嫌いで一見粗暴なボルケニオンの対比、ポケモンと人間の関係という原点回帰に沿って、彼らの関係と感情の変化がじっくりと描かれ、心を溶かすような交流に胸が熱くなる傑作。

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