「……」叫んでうるさい松葉の方を向き鈍器を持ち上げて歩み出す。
「あ〜違うアルムそうじゃないんだ〜そうじゃないんだよ〜!!!!!アルム〜!!!!!」

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館から教会への道を教えてもらった3人。
「あーくんは家族から離れるなよ!!!」と指を指して館から出ていく松葉。
ルベルを見るがすぐに松葉について行くユキナ。
「…………はぁ……会ったこともない人によく」とボソリと呟きしばらく考えた後に仕方ないと思いついて行く魅縛

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その、「大切」が私だったらいいな。

なんて…………、なんてね?

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アーフェは、少しだけ嬉しそうに笑った。

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「あ、ねぇ、ちょ、……ちょ……あ…………………………」もうその光景に言葉を失っていた。

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「何をしている?」ルベルは一言喋る。
「アリシアに、その瓶を持ち、ヒスイに毒を飲ませるように指示をしていた。毒を飲ませなければコイツらは解放しない。わかるだろ?」

「何がわかるんだ?」
ルベルは淡々とした口調で男に1歩近づく。

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「とってもとってもこのままだと、神様がいないよ。せっかく生贄とか色々頑張ってるのに。せっかくそれっぽくしてるのに、じゃまだな、あいつら。」

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「愛が愛が愛が愛が愛が愛が愛が愛が愛が愛が愛があれば、あいがあれば」
神様は助けてくれます。

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「あ……あ〜〜……………………」
松葉はこの状況でルベルに話しかけに行くのは嫌な予感がしたためやめた。

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「……………………」そのまま、アリシアは歩いていってしまった。

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「…………」
……この人は、俺の大事な家族を奪った人だよって言えば………………。
と思ってすぐにブンブンと首を横に振った。

あんなやつと同じ事はしたくない。

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「……………………今の……は?」一瞬でも、あの子の事を家族だと認識しそうになって3人は顔を青ざめた。
そんな中ルベルはアリシアに「…………アリシア……俺がいない間に何があったんだ」と何事もなく質問している。

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凄い勢いで女性がこちらに走ってきたと思えば地面に躓き、その勢いで手を大きく鳴らした。

その音にびっくりして意識がハッと戻ってきた。

今のは?

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しばらくしてその子は二人の子供を連れてくる。最初はボーッとしてたけど直ぐにハッとなってすぐさま辺りを見渡し、そのままアリシアさんの方へ走っていく。

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あの白髪に嫉妬するぐらいには。
アイツは。
彼に
アーフェに似ていたんだ。

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結果、彼が破壊したのは、彼自身だった。

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