147
リリ
「きゃああぁっ!?」

カイン&エミィ
「リリーーーッ!!」

リリが花束ごと引き裂かれるかと思った、その刹那

巨大カオサー
「うおぉっ!?」

精霊馬が飛び掛かり、カオサーの顔面に
頭突きをめり込ませ、そのまま真横へ吹き飛ばす!

リリ
「馬さん!!😳」
※続く

0 4

145
巨大カオサーに襲い掛かられ、カイン達は
月明かりの荒野を駆け回るハメに!

リリ&エミィ
「何で花を見ても戦意が消えないのっ!?😱」

カイン
「カオサーは霊体に近いのは百も承知!
だからんなこったろうと思った~と言ってる
場合じゃない……どうする!?😠」
※続く

0 5

144
エミィ
「あんなデカいカオサー、初めて見た!!😱」

「何の!私達にはコレがある!!😆」
と言ってリリはグルクリッヒの花束を
向けるも……

巨大カオサー
「その花は人の負の感情を消し去る。
即ち、我らの糧を消し去る怨敵!
一輪も残さず散らしてくれる!!😡」
※続く

0 6

142
と、T字城の前が和やかな雰囲気になったのも束の間
突然、ヒャッハー隊が恐れおののいた様子で逃走!

カイン達
「??!😳😳😳😳」

カイン一行は、夜の荒野を振り返ると……

そこには、禍々しく巨大な魔物が居た!!

リリ&エミィ
「何あれ~~~っ!?😱😱」

※続く

0 5

141
ヒャッハー隊
「あれ?何故、俺達は戦おうとしていたのか
解らなくなったぞ?
ようこそお客様!どうぞ中へ!😊」

リリ&エミィ
「急に優しくなった!?😳」

カイン
「そうか!グルクリッヒの花の力だ!!
これなら聖女帝にも効果が期待出来るぜ!!😆」

※月曜日に続く

0 2

138
カイン
「そう言えば魔法道具工作師って
特に凄ぇ奴は博士号貰えるんだっけ!
あの野郎24で出世しやがって…その内ハゲーーー」

リリ
「馬さん、お待たせ~!😆」

エミィ
「かくかくしかじか」

精霊馬
「カインどうした!?
急がねばならんのだろう!?」

※明日に続く

0 3

134
エミィ
「え?”私達”?!」

机の花
「はい、マスターのオトモは私だけでは
ありませんーーー」

と言っている間に
天井から”白い何か”↓が降って来た。
そして

「もわ(=゜□゜)」
と鳴いた。

リリ
「あ!えっと…もわもわちゃん!」

カイン
「……やはりか」

※続く

0 4

129
博士が左手を開くと、光に包まれながら
種が苗に姿を変え、どんどん成長していく!

リリ
「やったぁ!」

カイン
「それ、グリーナーの技…!?」

エミィ
「博士はグリーナー・クォーター。
やはり、聖女帝の術でも完全には
超能力まで封印出来なかったわね!」

※続く

0 3

125
リリ
「……さっきのエミィ、噓泣きだからね?😅」

カイン
「おっとろしいやっちゃ…ん?」

博士が、奥の部屋から持って来た
”見覚えのあるような一本の杖”を見て、
カインはふと思った。

(あの杖の形状……”ガデュラシリーズ”?
本当に沢山あるんだな😮)

※続く

0 4

124
カイン一行は、すっかり言うのを忘れていたw
”花が何故必要なのか”の理由を説明した。

博士
「解った。全力でやればいいんでしょ、やれば!!
それでも今の姿じゃ出来る保証は無いからね」

エミィ
「そう来なくちゃ!
皆の明るい年越しの為に頑張って!!😆」

※続く

0 3

123
エミィ
「わ~ん!!😭妹さんにボロクソ言いつけてやる!!
逆海老固めでも極められるといいんだわ~っ!!😭」

博士
「うわああぁぁぁっ!!それだけはやめてくれ!!
無理なものは無理なんだってば~っ!!😱」

カイン
「何だ?この博士、妹が相当苦手なのか?😓」

※続く

0 4

122
博士
「ただ、今夏発見したグルクリッヒの花から
採取した、種だけは持ってるんだけど……」

エミィ
「そうだと思った!😆
お願い!博士の力で
今すぐ種から花を咲かせて!!」

博士
「そんな事言われても、
”今の僕”には出来ないよ😔」

カイン
「?🤨」

※明日に続く

0 6

120
カイン
「博士、本当は人間じゃないのか!?😳」

リリ
「博士は混血児さんだから、半分人間だよ~!😃」

博士
「何度も言ってるんだけどな……😓
僕はハーフじゃなくて、クォーターだよ」

エミィ
「そんな事より、時間が無いんだから
そろそろ本題!!😠」

※続く

0 5

118
カイン達は、精霊馬を軒先に待たせて
扉をノックすると、”博士”とやら↓が出て来た。
リリ&エミィとは知り合いのお陰で
快く入れて貰えた。

リリ
「ところで博士は
どうしてアンジェレイトの外に居るのに
姿を変えられちゃったの?
最初は誰かと思ったよ!」

※続く

0 6

117
エミィ
「博士は職業に反して、無駄に花の知識があるから
グルクリッヒの花について有力な手掛かりを
得られるかもって思ったのよ!」

カイン
「成程!早速尋ねてみようぜ!
で、肝心の博士とやらの家は?」

リリ
「ガーデンの中心にある大きな屋敷だよ!」

※続く

0 6

116
リリ
「で、博士の元に来てどうするの?
私には意図が全く読めないんだけど🤯」

カイン
「それは俺にも解らん!
俺は、グルクリッヒの花を探したいって
行っただけなのに、
エミィが勝手に話を進めただけだし」

エミィ
「あ、ごめん!説明忘れてた😅」

※明日に続く

0 6

111
カイン
「でも、グルクリッヒの花って
いつどこに咲くんだっけ……?🤔」

エミィ
「そうだわ!”あの方”なら何とか出来るかも!😳」

カイン
「あの人??😶」

リリ
「ああ、そうだ!あの人なら……って、
ここからじゃ着くまでに大晦日が終わっちゃう!!😫」

※続く

0 5

108
聖女帝
「普段は実体化している(亡霊に等しい)から
憑依形態にならない限り
生命体と変わらない感覚を持っているのよん🥰」

カイン
「それだけ解れば充分だ!!
また後で来るぜ!!」

リリ
「え?帰るの?」

エミィ
「ま、もう帰る以外に成す術も無いけど😩」

※続く

1 6

107
カイン
「例えば、花を見たら綺麗って思うか?
音や声を聞き分けれるか?匂いが解るか?
食べ物の味は?柔らかいとか固いとかは?」

リリ&エミィ
「そんなの尋ねてどうするの!?」

聖女帝
「……私を馬鹿にしてるの?
全部解るに決まってるじゃない!😒」

※続く

0 5

106
聖女帝
「というわけでアンジェレイト地方の支配は
続行~🤩」

リリ&エミィ
「オワタorz」

カイン
「で済むか!!😡
俺達は何の為にここまで頑張って来たんだ!?
何か…何か他に手は……そうだ!!

聖女帝!お前、神に近いらしいが
人間の様な五感はあるか!?」

※続く

0 5