【棘の木】地獄釜と並ぶ地獄の代表的モチーフのひとつ。日本では刀葉林の名で知られる。国を問わず古くから描かれてきたモチーフであり、タイの地獄寺ではほとんどの寺院が棘の木を造形している。棘の木に登らされているのは邪婬の罪、ここでは浮気の罪を犯した亡者たちである。

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釜茹でになっている骸骨。こちらもパステルピンクという色彩のせいか、お菓子のような色合いで可愛らしい。#タイの地獄寺

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ここの地獄釜は薪の部分が人間の腕足になっていた。炎の表現も内蔵のようなうねりを呈していて生々しい。#タイの地獄寺

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口をこじ開けられている亡者、よく見たらカタツムリを入れられていた。#タイの地獄寺

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地獄釜に入れられ苦しんでいる亡者たち。その様子があまりにもリアルに表現されているので、見ているこちらがつらくなるほどである。#タイの地獄寺

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この寺院の像たちは眼に大きなビー玉がはめられていた。七色に光る眼玉は彼らに命を吹き込んでいるようで、なんだか生き生きして見えた。#タイの地獄寺

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倒れかかる木を支えている骸骨がいた。残っていたスプレー跡のせいか、ここだけふんわりとした雰囲気があり癒された。#タイの地獄寺

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赤ちゃんの造形に並々ならぬ想いを感じる。#タイの地獄寺

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ここの亡者たちは俗にいうグロテスクな様相をしている。赤く筋の入った筋肉や生々しい皮膚は見ているだけで気が滅入りそうだが、その造形色彩センスは秀逸である。#タイの地獄寺

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地獄絵はどれも丁寧に描きこまれていた。どこか点描のような、なめらかな印象の描き方である。獄卒や亡者の身体と腕のバランスが不釣り合いで、少し違和感を覚える。#タイの地獄寺

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こんな大判の絵画も。足元に行くにつれ負の世界が描かれる。脚と骸骨の重ね方が絶妙。#タイの地獄寺

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地獄空間を区切っている塀には、地獄へ堕ちる様子が浮彫であらわされていた。#タイの地獄寺

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ここの亡者たちは肌質がなめらか。場所によってはザラザラしていたりゴツゴツしていたり、作り方にも違いがあるようだ。#タイの地獄寺

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獄卒がイケメンだった。#タイの地獄寺

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肌色の目玉という異様な表現の亡者。#タイの地獄寺

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タイの壁画にありがちな、どさくさに紛れてあれこれするシリーズ。#タイの地獄寺

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おなじみのプラマーライ像。地獄の衆生たちもここまで鮮やかに塗られていると切実さに欠ける。#タイの地獄寺

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この寺院の像は悍ましい造形のものが多い。『三界経』では人間に生まれ変わっても精神異常者として生きなければならない、という記述があるがそれを表しているのだろうか。兎にも角にも、見る者を不安な気持ちにさせる像である。#タイの地獄寺

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これらが1年前。全く印象が違う。#タイの地獄寺

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本堂の壁画の一部に地獄絵があった。いくら人間の姿で描かれようと、獄卒は人間より必ず少し大きく描かれる。#タイの地獄寺

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