一日諺モチーフの妖怪。
”良薬は口に苦し”

風邪をひく者の前に現れ、薬を与えて去る竜。
その薬は口に入れようとした時点で拒絶反応しかけるが、
押し切って飲み込んで安静していれば治るシロモノ。

1 3

   
一日諺モチーフの妖怪を描く。
”旅は道連れ世は情け”

あてもなく旅しているマタタビ妖怪。
旅人を見かけるとこっそりとついていく癖がある。
大抵、気弱な旅人は気が軽くなる。
猫が苦手。

0 3

   
一日諺モチーフの妖怪を描く。
”葦の髄から天井を覗く”

テンの妖怪。 遠くの場所を見ることができる術を使うが、
得られる範囲はものすごく狭く、周りにある罠に気づかず
かかってしまうこともしばしば。

0 3

   
一日諺モチーフの妖怪を描く。
”癩の瘡うらみ”

大した差のないものを見つけては羨ましがる、
壊れた傘をかぶった妖怪。
大抵、唐笠お化けやゴキブリ入れの傘に憧れてる。

0 4

   
一日諺モチーフの妖怪を描く。
”割れ鍋に綴じ蓋”

魂の宿った鍋と蓋。
いつも一緒にいる。

2 4

   
一日諺モチーフの妖怪を描く。
”老いては子に従え”
海老の様な甲羅を背負った河童。
年寄りの気配りをしない人間を嫌う。
普段はどこかで野菜づくりしてるらしい。

0 3

   
一日諺モチーフの妖怪を描く。
”瑠璃も玻璃も照らせば光る”
オオルリの様な姿をした、額に宝石を付けた妖怪。
密かに人の頭上に止まり、才能を発揮させる力を持つ。

0 3

   
一日諺モチーフの妖怪を描く。
”盗人の昼寝”
いつも昼寝しているが、何かを盗むために
力をためているため。
主に畑を狙っており、ひとかじりした野菜の一部を背中の
皿に乗せてトンズラする。

0 1

   
一日諺モチーフの妖怪を描く。
”塵も積もれば山となる”
鹿が走った時に出る土埃の中から姿を現す、
子安貝を付けたとげ玉の妖怪。
小さく、触れても痛くはないが少しずつ合体していって、
強大化した姿のとげを触れたときは痒いじゃすまない。

0 1

   
一日諺モチーフの妖怪を描く。
”屁をひって尻すぼめる”
褌のような模様が付いた、牛のずぼんぼ妖怪。
風が吹いていないのに吹かれたように浮遊しており、
人が近づくと放屁してごまかしながら飛び去ってゆく。

0 0

  
一日諺モチーフの妖怪を描く。
”骨折り損のくたびれ儲け”
骨があちこち折れてるものの気にせずに自分の手斧で
木を切ろうとしているが刃こぼれで切れ味が悪くなかなか切れない。
体の一部には管笛になっており、そこから音を出す。

由来:手斧は折の成り立ちから。

0 3

  
一日諺モチーフの妖怪を描く。
”憎まれっ子世にはばかる”

象と熊が合わさったような一本足の妖怪。
悪ガキ大将に憧れており、見つけてはこっそりと
取り付き、飽きるまで離れないが長らく
取り付かれていた子供は将来、大物になる。

由来*憎=像 に”くま”れ 憚る=脛巾

0 3


一日諺モチーフの妖怪を描く。
”花より団子”

花の代わりに枝に団子をつける人面樹。
花を語る人には自分の団子をもぎ取って口を
ふさごうとしてくる。
身につける団子はおいしいらしい。

0 2

  
一日諺モチーフの妖怪を描く。
”論より証拠”

自分の目で見たことしか信じない。
気になったら徹底的に調べないと気が済まない妖怪。

由来:本とショウガ。本よりショウガというこじ付け。
葉っぱは本を投げ捨てているイメージ。

0 2

   
一日諺モチーフ妖怪を描く。
”犬も歩けば棒に当たる”

頭に生えた木の棒状の角で相手をぶつけようとするが
たまに失敗して自分がダメージを食らうことも。

0 3