オイスターホワイト oyster white


32色め。牡蠣の身のような、白に近い薄い灰色で、和名は生牡蠣色。カキが美味しい旬な季節になりましたね🦪調べたらカキの仲間は3億年くらい前からいるらしくて、知らなかったけれどシーラカンスばりに生きた化石でした。

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レタスグリーン lettuce green


31色め。レタスの葉のような黄色味の強い鮮やかな黄緑色で、和色だと若葉色にあたる色。レタスは地中海沿岸や西アジア原産だそうで、紀元前6世紀ごろにアケメネス朝ペルシアで栽培が始められたとか。

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サハラ sahara


30色め。その名の通りアフリカのサハラ砂漠のスナップにちなんだ色。金色にも、ブロンズにも例えられるサハラ。太陽の光によっても表情を変える。

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ピンクアーモンド pink almond


29色め。全く知らなかったのですが、アーモンドの花って桜🌸の様なんですね。その淡いピンク色。調べたらやはりサクラの仲間の木でした。まぁでもわたしにはヒマラヤ岩塩の色に見えました。

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グレープ grape


28色め。葡萄の果実のような深く鮮やかな紫色。人の歴史と密接に関わってきたブドウ。5千年くらい前にはカスピ海あたりで既に栽培されていたとのこと。豊穣の象徴であるブドウとワインは、ヨーロッパの神様たちがとりあえず大好き。林檎より禁断感がある。

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ビリヤードグリーン billiard green


25色め。ビリヤード台に張られるフェルト地のような、深みのある緑色。ビリヤードの起源は相当古いらしいけど、どこが発祥の地なのかは諸説テーブルビリヤードは15世紀にルイ11世のために作られたとか。学生時代狂ったようにやったなぁ。

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エレファントスキン elephant skin


19色め。象の肌の色の様な灰色。ゾウの仲間は世界中に生息していたけれど、人による乱獲によりアフリカやアジアを除いて絶滅してしまった。その後何万年も経ってアフリカから持ち込まれたゾウに驚き、色名にしてしまうのだから皮肉な話だ。

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パンプキン pumpkin


18色め。カボチャの実のような、赤みの強い黄色🎃カボチャの原産はアメリカ大陸で、1万年前には栽培されていたそう。日本へは戦国時代、ポルトガルからカンボジア経由で大分の大名、大友宗麟に献上された時に伝来したそうな。

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ブーゲンビリア bougainvillaea


17色め。トロピカルなイメージのブーゲンビリアの花のような、鮮やかで赤味の強いピンク色。18世紀にフランスの探検家、バーゲンヴィルさんがブラジルで見つけたそう。この人フランス人で初めて世界一周航行をした人なんだそうだ。

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プラム plum


16色め。熟しきったプラムの実のような、鮮やかな紫色。プラムはスモモやアンズ、ウメなんかと大まかには同じ種類になるらしい。私が大好きなとある映画に"It is a very plum…pium"という印象的な台詞がありました。

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バーミリオン vermilion


Vermilionは硫化水銀の英名で、つまりところ朱色、日本でいう辰砂を使った顔料の色。少し緑みの強い淡い赤色のことを指します。人類がこの顔料を使った最古の記録は約1万年前で、トルコにある石器時代の遺跡だそうです。

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テールグリーン teal green


Teal自体が青緑を指す色ですが、元々はコガモの呼称。マガモなどの頭の様な、発色の良い鮮やかな緑色です。和名は鴨の羽色。色名としては割と新しい色のようです。渡鳥のマガモは北半球どこでも私たちの目を楽しませてくれます。

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シャトルーズグリーン
chartreuse green


まさか自分の大好きなリキュールが、色名としても使われているとは。フランスの歴史ある薬草酒、シャルトリューズの緑色。香草系のお酒なので日本ではとてもマイナーですが、向こうの養命酒みたいなもんです。

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ムーングレイ moon gray


少しだけ青みの強い淡い灰色。英語圏の色名はグレー系、寒色が多い気がします。日本より緯度が高いヨーロッパ、特に雨がちなイギリスでは原色より淡い色、褪せた色が多いのかもしれない。そして光り輝く月の色をグレイで表現するのも、不思議な感覚。

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アプリコット apricot


その名の通り杏の実の様な、淡い黄赤。赤みがかったブランドの髪を形容したり、昔から使われていた色だけれど、色名として成立したのは19世紀なので割と新しい。アンズはサクラ属の植物で、原産は中国東北地方。欧州へは中東を経てイタリアに伝わった。

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モーブ mauve


少し灰色がかった紫色。mauveとはフランス語で葵の一種ゼニアオイを指す言葉。ただ色名としては1856年にイギリスで発見された世界初の合成染料の呼称です。マラリアの特効薬の研究過程でできたモーブは、当時のヴィクトリア女王が身に纏ったことで話題になった。

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ブルーアシード bleu acide


少しだけ紫がかった鮮やかな青色。acideはフランス語で「酸性」どうやら土壌のPHにより色を変える、紫陽花なんかの花の色から来ている模様。化学化合物のメチルブルーの別名でもあるようだから、そちらから?

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スペアミント spearmint


日本の伝統色もかなりやったので、世界の方もやってみる。

ハーブとして名高いミントの葉のようなピュアな緑色。日本には江戸時代にオランダから伝来したので、オランダハッカとも。ガムが嗜好品として流行してから、アメリカで大量栽培が始まった。

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