ローズタンドル rose tendre


86色め。薔薇の色をモチーフとしたローズカラーの中でも、淡く優しい色合い。柔らかいという意味のtenderという単語の古表記がtendreになるそうです。

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クラレット claret


85色め。フランスのボルドーワイン、クレーレの様な濃いピンクがかった紫色。英語ではクラレットと呼ばれます。ボルドーがなぜ世界最高のワインの産地になったのか、昔仕事上ワイン資格を取ったときに勉強しましたが、もはやほぼ全て忘れました笑

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カプリブルー capri blue


84色め。イタリアのカプリ島にある有名な青の洞窟を彷彿とさせる様な、鮮やかで美しい緑青色。海底に反射した太陽の光が見えてくるようです。あの洞窟はローマ帝国の時代、プールに使われていたとか。一度行ってみたいですね。

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トパーズ topaz


57色め。様々な色のあるトパーズ、日本では黄色のものがよく採れ、和名は黄玉と呼ばれる。トパーズの語源はサンスクリット語で「炎」、ギリシャ語で「探し求める」…やたらかっこいいですね。

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フロスティホワイト frosty white


56色め。真冬の山々から降りてくる霧の様な、冷たさを感じさせる少し灰色がかった白色。和名は藍白にあたるようで別名は"白殺し"。穏やかでない名前ですが、真っ白な記事に少しだけ藍を加えて白を殺すという事から来ているらしい。

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ピジョンブルー pigeon blue


53色め。鳩🐦の青。鳩が青いというイメージはないので調べてみたけれど、由来はついぞ分からなかった。鳩の仲間は世界に290種もいるので、青みが強いのがいるかもしれないし、少し灰色がかっていることを単に表現しているのかもしれない。

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ランプブラック lamp black


52色め。ランプの燃料となる油やタールを不完全燃焼させた時に残る煤を原料とした黒色の顔料の色で、別名は油煙。昔の人は日々の生活の中で、色の付くものを自然に絵具にしたんですよね、遊び心に溢れている。

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サンセット sunset


51色め。なぜ人は夕焼けの空の色に心が動かされるのか。一日の終わりに物事の儚さを感じるからなのか、暖かい色に心が溶かれるからなのか。大空という人の力も人智も及ばぬものが、目の前一杯にその姿を変える。きっと自分のちっぽけさを感じるからだろう。

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リラ lilla


50色め。ライラックのフランス語、リラ。モクセイ科で日本のハイドイの仲間で、紫や白などの小さな花の房を付ける。その中でも淡い赤みのライラックの色がリラ。涼しい地域でもよく育つためヨーロッパ、日本では北海道が有名ですよね。

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ロイヤルパープル
royal purple

49色め。顔料として貴重だった紫色は、太古から統治者や王家のものとされることが多かった。古くは貝の分泌物で染めた衣服がローマ皇帝の象徴とされ、クレオパトラの乗船の帆もこの色に染められたとのこと。

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チャイニーズレッド chinese red


47色め。硫化水銀を使った朱色の顔料の中でも、中国の湖南省の辰州産のものは古くから辰砂と呼ばれた。賢者の石とも言われるこの鉱物は、今でも漢方薬として使われているとか。水銀なのに大丈夫なのかは分からないです。

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サックスブルー saxe blue


46色め。灰色にくすんだ青色なので、色成分としては緑に近い。"saxe"はサクソン人のーという意味。今の北ドイツのザクセン地方に起源を持つゲルマン系の大部族集団で、グレートブリテンにも渡った人たち。彼ら伝統の藍染めの色合いらしいです。

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というか肝心の色のイラストが付いていないやんけ…ということに今さら気付いたのであります😓

アンティックゴールド…

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エクリュ ecru


44色め。écruはフランス語で生という意味らしく、つまりは未漂白の麻の布の色味のこと。日本語では生成り色と訳された。ベージュやアイボリーに近い中でも、黄色がかって極めて白に近い色です。

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アスパラガスグリーン
asparagus green


43色め。春先のアスパラガスの若芽の様な明るく淡い黄緑色。アスパラの原産地はギリシア🇬🇷なんですって知らなんだ。日本には江戸時代になんと観賞用として輸入されたとか。ユリの仲間のアスパラは小さくて可憐な花をたくさん付ける。

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マルーン marron


42色め。赤みの強い濃い茶褐色。フランス語の栗やマロニエ🌰のマロンから来ている色。別名はボルドー。日本車ではほぼ見ないけど、ヨーロッパのクルマはけっこうこのテの色のバリエーションが似合うイメージ。

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フラミンゴピンク flamingo pink


38色め。フラミンゴの羽のような淡い桃色。彼らはその特徴的な形の嘴で、藻やプランクトンを漉し取って食べる。体が赤みを帯びるのはエビやプランクトンに含まれる色素の影響。アフリカや中南米だけでなくインドや地中海にも暮らしている🦩

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ラズベリー raspberry


37色め。その名の通りバラ科のベリー、熟したラズベリーの実ような赤みの強い紫色。フランス語ではフランボワーズ。実際はもう少し赤い色な気がしますが。ラズベリーの木は育てるのがとても簡単。家の庭でも簡単に実がなります。昔ジャムにしたなぁ。

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カクタス cactus


34色め。カクタスとはサボテン(仙人掌)🌵のこと。青みがかった濃い緑色。中南米原産のサボテンが海を越えたのは当然大航海時代以降。当時のヨーロッパや日本の人たちには、とてつもなく不思議な植物に見えただろうなぁ。

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ミモザ mimosa


33色め。アフリカやオーストリアなどが原産のアカシア。中でもフサアカシアなどの花の淡い黄色を指す色。日本ではあまり馴染みがない花だけれど、シャンパンをオレンジジュースで割ったカクテルがこの花の色からミモザという名前ですね。

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