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◇伊勢物語より

「第百七段/涙河」
つれづれのながめにまさる涙河袖のみひぢてあふよしもなし

<通釈>あなたのことを考えながら物寂しく思い耽って眺めていると、長雨をしのぐほど涙が河となって流れる。袖がぬれるばかりで、あなたに逢うすべもない。

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◇伊勢物語より

「第九七段/四十の賀」
桜花 ちりかひくもれ 老いらくの 来むといふなる 道まがふがに

桜の花よ、散り乱れてあたりを曇らせてくれ。老いることがやってくるであろう道がわからなくなるように。

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お題「伊勢」で伊勢物語
とーっても美男だったという
主人公と言われる 在原業平

お使いに行った伊勢神宮で
斎宮から贈られた歌です
「君や来し我れや行きけん思ほえず 夢かうつつか 寝てか覚めてか」

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大淀の 浜に生ふてふ みるからに
心はなぎぬ 語らはねども
(伊勢物語・七十五段)

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◇伊勢物語より

「第二十四段」
梓弓 引けど引かねど 昔より 心は君に よりにしものを <あらたまの>

あなたが私の心を引こうが引くまいが、昔から私の心はあなたに寄り添って離れないでいたのに

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◇伊勢物語より

「第二十三段」
筒井つの 井筒にかけまし まろがたけ 過ぎにけらしな 妹見ざるまに <筒井つの>

丸井戸の上に組んである井戸枠の高さに及ばなかった私の背丈も、あなたに会わないでいるうちに高くなったろう。

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◇伊勢物語より

「二十一段/いでていなば」
思ふかひなき世なりけり 年月をあだにちぎりて 我や住ましつ

いとしいと思う甲斐もない夫婦の仲だった長い年月を、不誠実な関係を持って私は暮らしていたのだろうか。そんなことは全くなかったのに。

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◇伊勢物語より

「十九段/あまぐもの」
天雲の よそにのみして ふることは わがゐる山の 風はやみなり

空の雲のように遠く離れているのは、あなたが身をおいている山の風がはげしく吹いて私を寄せ付けないからです。

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『鬼一口』
鬼が一口に女を食ってしまったという
伊勢物語の説話から…

1 非常に危険なこと。尋常でない苦難。

2 すばやく、たやすいこと。

「鬼一口にかんでやる」

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【12】
そんなわけで枚方線は超まっすぐの路線になりました。星田支線は交野から伸ばすつもりだったようです。こちらは免許も持ってた。
実は(?)参急と同い年。はじめての連帯運輸は、桜井で会えるやまてつと、王寺で乗り換えの……
参急は『日帰り伊勢物語』で傘をもらってそのまま来たイメージです。 https://t.co/4ajs3mFvN8

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『わたしの理想』新表紙と、
さっき更新してきた『日帰り伊勢物語(上巻)』新表紙。

クオリティを最新に保ちたいから売り切りよりサブスクにしたかったんや……!
まだ納得いってない部分あるからきっとまた直す……😌

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【4】
お祭りといえば模擬店、花火、音楽隊……そして陰謀!!
やまてつの名張切り策その後の経過については『日帰り伊勢物語』参照。
……当時の関西線の干されっぷりがただただ悲しい。 https://t.co/GQKFWBWNr0

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応天の門14巻読了です。今回は政の色が濃い巻で道真はあまり活躍しませんでした。反面業平が活躍します。古典はポンコツなので詳しくないですが伊勢物語のとあるエピソードが元ネタになっているようですね。次巻も引き続き政の駆け引きが濃そうです。

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伊勢物語より

「九十四 秋の夜は」
千々の秋 ひとつの春に むかはめや
紅葉も花も ともにこそ散れ

多くの秋を合わせても一つの春にかなうでしょうか。でも秋の紅葉も春の花も、みな散っていきます。

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見どころ6

さんが綴る、スケールの大きな恋愛小説『#三度目の恋』は、「#伊勢物語」が重要なモチーフとなっています。

この展示のために特別にお借りしたのは、単行本化の際の朱入りゲラ2種!
『#婦人公論』連載完結後、川上さんが手を入れた箇所が一目瞭然!

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散ればこそ いとど桜は めでたけれ
うき世になにか 久しかるべき
伊勢物語

「どんなものも、終わりがあるから美しい
この世に永遠のものなんてないね」
という意味だと思ってます🌸

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MOA美術館で展示していた
酒井抱一【伊勢物語図 宇津山】
琳派の1人 抱一の描いた伊勢物語 9段の一場面☺️
東方へ左遷(?)された『昔男』が宇津山峠(現 静岡県)を通った時 悪路で不安に思っていたら 偶然知り合いの僧侶に出会い 都に手紙を託す場面です☺️
手紙を書く昔男と『まだかなァ〜?』と待つ僧侶😅

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学生の頃から大好きな和歌が二人にぴったりだと思うんです✨

伊勢物語
「この思いは口にしないでおこう。自分と同じ人間などいないのだから…」
「いつかは死ぬとわかってはいたけれど、それが昨日今日の事だとは思っていなかったのに…」

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「鬼一口」

伊勢物語 芥川の段より

  

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川上弘美「三度目の恋」読了。千年の時を越え、実感する「恋」という感情を真っ向から描く恋愛小説。伊勢物語をテーマにしており、上品でいながら情熱ある物語がドラマティック。装丁の美しさに惹かれて買ったが、一度川上弘美作品を読んでみたかったので満足☺️

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