【陰陽錘】
両端に重りをつけた東洋の流星錘の一種。達人ならば陰陽拳のように円の動きに沿って操ることで、静動一体の隙の無い武の極致にたどり着くといわれる。

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【プラスルトラの柱】
グラシャ史上最強の超英雄ヘロヘロスが使っていた石柱めいた棍棒。柄の部分だけで人の背丈はあり、振るうには巨人の如き膂力が必要で、現ジバルタリ海峡を割ったのもこれだとか。実は訓練用のバーべル。物足りなくなる度にウェイト増やしてたらこうなったらしい。

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【ミートマレット】
エスパナスパンの戦う料理人シゲ・マツモトの肉叩きハンマー。魔物料理を作る時に便利。

7 49


【盾の騎士のフレイル】
全方位に盾を取り付けたフレイル。最硬最堅を謳った鉄塞騎士団のいた17世紀、同時期にあの要塞専門家ヴォーヴァンがいたのは不運としか言いようがない。団は壊滅した。しかし数年後、唯一の生き残りが団員の遺品である盾をかき集め、この武器を完成させたのだ。

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【ナンズスタ】
南十字星と北十字星の二つの星球を磁力で繋ぐ双頭槌鉾。クラム・フランクリン作。

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【キャットナックルハンマー】
猫の手を模したナックルダスター、を模した槌。悪戯集団“猫の爪”の最も気性の荒い灰猫の得物。

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【ブラッドサップ】
皮の芸術家を自称する魔女ベヴェの作品。所謂、ブラックジャックに分類される棍棒の一種だが、これはよく鞣された人皮で作られており、中には血液、臓器や脳髄の一部、また、爪や歯、骨を砕いたもの等が入っている。「たまに中で暴れているのが可愛い」らしい。

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【牙のトロフィー】
古の南アメリクシアの“天の深き穴”に生きた先住民族の棍棒。そこは凶悪な魔物の巣で、彼らは仕留めた獲物の牙や爪を、ガガギの木の棒に飾り付け、その力を取り込むという宗教的儀式を行っていたという。そして、最も大きく、多いものを持つ者が次の族長になるのだ。

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【トーシュダーグ】
北海のサガに語られる怒槌。強力な神鳴のルーンが刻まれており、稲妻のような樫製の“長い柄”が特徴。戦鬼の首魁ゼチもこれに憧れ、自らの拳でその神威を再現しようと天を墜とす戦鎚拳を極めた。

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【白百合のヴェンデッタ】
赤錆びた白百合のフレイル。約束と純潔を破られたロスティバーレの華憐な令嬢ヴェルナデッタの、復讐のための武器。元は美しかった白い花弁も殺戮を続ける度に赤く染まり、呪も強まっていった。復讐が果たされた時、小さなヴェルナデッタはもういなかった。

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【如意九珠龍棍】
九つの如意宝珠を持つ九珠龍大王を模した九節棍。11世紀に活躍した東国十八万禁軍武芸十八師範の一人、伝説的な棍の達人である王史林が秘武器。手元の操作で龍蛇の如く自在に操り、彼はその生涯で、鉄騎虎、慍家、二面道人等様々な外敵、魔物を討ち取ったという。

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【ゴーレムアーム】
ボツ供養。
機械兵の右腕拾ってそのままフレイルとして使うトンチキ武器。武器に耐久度がある系のゲームとかに出そう。

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【ガラスの楔槌鉾】
イースラント産の絶対零度の魔石を核とするフレイル。石に力を込めることで、強度が殆ど無い代わりに凄まじい魔力を内包した氷塊を作り出すことができ、振り下ろすとガラスのように砕け散るとともに爆発的な力を発揮する。氷の錬金細工師イリの協力で製造された。

20 94


【魔女狩りのガベル】
フューレッジやホプキンスと並ぶ悪名高い異端審問官の家系クラマー家が1486年に開発した聖なる黒鉄槌。祈文“鉄槌”の由来。小型だが重く、魔女がこの槌で打ち据えられると聖印が浮かび上がり、焼け爛れるという。なお、魔女でない場合の記録は残っていない・・・。

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【メヒカの五つの太陽】
南アメリクシアの古代メヒカ文明の神官戦士が儀式の際にも使っていた五連のフレイル。太陽崇拝文化だけあって打撃部の星球も太陽を模しており、複雑な棘からなるそれは戦場で敵の血によってさらに赤に染め上げられたという。星球の数は最初は1つだったとか。

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【鴉のウォーピック】
14世紀後期、フランキスの夜の闇に舞う鴉騎兵の漆黒の戦鎚。彼らは夜襲を専門とし、鎚の素材に音消しのタチェット銀が使われているため、剣戟の音をまるでさせず、その見た目もあって死神の鎌と恐れられた。貫通力が高く、馬上片手で振るっても金属鎧をブチ貫く。

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【ボール・アンド・アックス】
ボツ供養。ソードアンドボールでも可。

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【ルーンボーンクラブ】
北海アークティカの"極北のウールヴヘジン"の祖先が使っていたという巨獣の骨の棍棒。粗雑な作りだが原始の魔力が込められており、心弱き者は持つだけで血に飲まれるという。刻まれた赤いルーン文字には特殊な血呪と、“Ⅱ:獣”の秘密が秘められているらしい…。

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【サソリのしっぽ】
毒針のフレイル。正確にはアメリクシア西部荒野に分布する有毒サボテンの魔物カクトス・スコルピウスを加工したもの。この魔物を特殊な溶液に約2年浸し、次に1年程干しておくと金属のように硬くなり、毒は更に凶悪になる。同地の先住民族が武器として使っていた。

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【チェルベロ】
トラバサミめいた三ツ首の鎖武器。15世紀中頃、ロスティバーレの孤独な夜猟番マチェリオがヒッターという棘付きの鉄輪のフレイルを改造したもの。罪人の臭いを嗅ぎつけるとまるで意思を持っているかのように噛み喰い殺す。彼には昔、共に戦った三頭の愛犬がいたという。

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