黒ナタ「……!」
馬啼男「ハッ、あの角女にご執心か!何かに重ねてないかお前!」
清姫「二人で来ないので?」
馬啼男「明確な命を受けてないんだろ。怒りで煮えくり返りそうな癖にご苦労なこった!」
清姫「そうですか。大変ですね」 

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馬啼男「随分吼えるじゃねえか、女!人間の癖にな!」
トモエ「それが巴達の主君の良い所です!」
馬啼男「足止めする気か」
清姫「ええ、そちらはわたくし達を逃さないつもりのようで」
トモエ「姫様、霊体化が……!」 

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エルト「解ったな!?解りましたね!?ばーか!ばーかっ!」
ヒナコ「馬鹿はアンタよ!!!!誰が運んでると思ってるのよ!?!?ちょっと、アンタ達コレ運びなさいよ!」
清姫「適材適所です。わたくし達は今から足止めをしなくてはなりませんからね」 

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『……外なる神の端末』
老蜘蛛(外なる神の端末……?) 

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ヒナコ「ちょっと、それどういう事なの」
エルト「この異聞帯の人達が一神教なのはなんとなく解っていると思います」
名探偵『ああ。インド神話は多神教の筈が、誰も彼もが「神は一人だ」と言っていた』 

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ヒナコ「ああもうキリが無いわね!」
カルナ「限定解除だが宝具を使い過ぎだ。大丈夫か、マスター?」
エルト「はい、休憩は欲しいですけどね!」
名探偵『残念ながら恐らく今日一日中それは続くだろう』
エルト「お前マジ人のモチベ考えろ」 

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リップ「ほら早く!みんな急いで!」
ジナコ「ま、待つッスよー!チクショウ、何であの身体であんな速く動けるんスかー!?」
エルト「はぐれる訳にもいきませんし、全力行軍行きます!」 

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老蜘蛛(短くなっていく周期、そして今日が最後のユガであるという事実) 

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老蜘蛛(……霊基トランクの時計は地脈を読み取る特別製だ。汎人類史と異聞帯の地脈に繋げ、時刻を調律している……それが狂うという事はどういうことか) 

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トモエ『主君、そろそろ』
エルト「あ、そろそろですね」
ラーマ「何!?そろそろか!」
ジナコ「……え、何?」
マシュ子「毎日更新、カルデア音声記録の時間です」
ジナコ「あー、日記みたいなもの」 

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エルト「力を貸して欲しいんです。今は一騎でも多く、共に戦う仲間が必要なんです」
ジナコ「ほうほう、それでこのボクを探して居たんですね。まるでRPGみたいッスね~」
エルト「だったら」 

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ジナコ「そうッス。ボクはこのBBに仲介されたガネーシャさんの疑似サーヴァントになったッス。まあ、元からジナコさんは皆に『神!』と崇め奉られていたんスけどね~主にネットで」
新所長『ええい、無駄話はそこまでにして本題に入れ!』
ジナコ「……本題?」 

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エルト「……もう、手遅れでした。でも哪吒さんはしっかりしてるから、話すべき事はわかっていて」
ヒナコ「……そういう所、意外と冷静なのね」
エルト「そうしなきゃいけないって解ってますから」 

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段蔵『先程、伝達の遅れを加味すると数分前に何者かと戦闘、しかし今』
ロリンチ『バイタル届いた!これは相当にまずい反応だ!』
エルト「総員、戦闘準備!迎撃はまだ、しかしすぐに反撃が出来るように構えて!」 

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ヒナコ「どんな異聞帯で、どんなサーヴァントがいて、クリプター達の狙いは、なんて先の事しか聞かないもの」
エルト「正直、そこら辺全く知らぬ存ぜぬだったので『あっ、こりゃクリプター暗黒会議で居眠りキメてるな』と思って諦めました」
ヒナコ「おまえじゃあるまいし!」 

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「上手く隠していたみたいだけど、アタシ鼻が効くの。それだけグチャグチャの身体がまともな人間な訳がないじゃない。もっとアタシと交流する機会があれば教えてあげたのに」
ヒナコ「そう、でもそれはもう過去の話よ」
エルト「あの、この流れってもしかして」
マシュ子「……はい」 

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清姫『神霊探しとなれば、「神殺し」の霊基を持ったトモエの出番。何かわかりましたか?』
トモエ「はい。確かに微かな神気は感じるのですが、神秘が満ち溢れる土地。距離が離れていては正確な位置まではわかりません」
エルト「となれば手分けして探すしかないですかね」 

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老蜘蛛「まったく、世界の危機と同時に解決しなくてはならないとはヒーローも大変なものだネ」 

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老蜘蛛「ーー式は既に用意されている筈だ。それが何の式かを見極め、解き明かさなくてはならない」 

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老蜘蛛「昨晩、張り込みでずっと監視していたがエルト君に干渉している姿は見られなかった。だが」 

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