段蔵「マスター!ディーヴァールの方に轟音です!」
エルト「ジャックさんと共に先行してください!私達も後から合流します!」
段蔵「承りました!」 

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名探偵『今回は私の進言だ。何かあれば私の責任にしてくれても構わない。だから』
エルト「嫌ですよ。なんか貸しみたいで、進言は受けてもそうすると決めるのは私です。吠え面はともかく詫びるな、らしくない」
名探偵『意地を張るか』
エルト「あなたにはね」 

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名探偵『残り日数を考えれば今回のユガで抵抗運動を成就させるのは不可能に近いが逆にそれさえ乗り越えられたら勝算はある。そうだな教授』
老蜘蛛「まあネ。10日あれば過半数を味方につける位なら容易いことだ」 

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エルト「妙」
マシュ子「漣」
ヒナコ「寺?」 

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エルト「私は、おまえを、おまえ達を、正しいとは、認めない……」
蛇十字「頭の病気もここまでくれば流石だが、しかし」 

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エルト「……認めて、たまるものか!」
蛇十字「凄いな。まだ立ち上がれるのか」 

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エルト(負けを認めてしまったら、清姫さんに意思があっても、立ち上がれない)

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清姫「旦那……様……」
エルト(違う。清姫さんが立てないのは私のせいだ……) 

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エルト「ーーええ、私は今の清姫さんを愛していますからね」
清姫「旦那様……」
エルト「おやおや、腕の中に倒れ込んでしまうなんて。フフフ仕方ありませんね、私が食べさせてあげましょう」
清姫「旦那様がバナナを……!?」
ヒナコ「もう、いつもの事ながら嫌になるわ……」 

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段蔵「リップ殿が哪吒太子の最後を『ずるい』と思うのであれば、それはまさしくリップ殿のやさしさ」 

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リップ「……」
段蔵「どうかなされましたかリップ殿」
リップ「い、いえ!ただやっぱり気になるなって」 

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黒ナタ「疑問/この戦闘に何の意図が」
段蔵「最初に言った筈です!解らせるためだと、誰でもいい他者ではなく……」 

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黒ナタ「待機/ようやく静かに……」
段蔵「まだです!」 

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段蔵「ーー誰でもいい他者に、あなたはそれをさせてしまえるのです!」
黒ナタ「霊核異常……宝貝が使えない!?」 

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黒ナタ「結局/哪吒(我)が滅びるのであれば同じこと」
段蔵「同じではありません!」

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エルト「召喚の際に女神の神性をその身に宿していているんですよね」
ぺぺ「ラクシュミー……仏教で取り入れた名前だと吉祥天とも呼ばれたりするわね」
清姫『ええ、その名にはわたくしも縁があります。カクテルとか』
吉祥妃「酒とはいえ縁があるなら、いい事だ。それにしても」 

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吉祥妃「先程君の仲間にも尋ねたが、君は……イギリス人か?」
エルト「いえ、私はドイツ人。この場でイギリス人と言えるのはジャックさんと」
ジャック「ん」
エルト「アレです」
吉祥妃「アレか」
老蜘蛛「ンー図らずとも二人の結束が増して何よりだナー……」 

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老蜘蛛「……こういうのは、得意分野でね」
ほぼ全員『うわぁ……』
老蜘蛛「さて、何をどうしてくれようか」
トモエ「別にそんな事をする必要は無いと思いますよ。何故なら」 

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ロリンチ『ボーダーに残っているサーヴァントは私とホームズ、キャプテン、そしてコロンブスの四人。私としては彼にも現場に参加して欲しいんだけど』
卵野郎『馬鹿野郎!急速潜航で無茶してるんだ、修理位は手伝わないとなァ?』
ムニエル『いつの間にそんな技術学んだんだよ!?』 

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清姫『奇抜な方と思っていましたが、意外と親しみやすい方ですね』
マシュ子「はい。ペペロンチーノさんはAチーム時代からああやって私達の間を保ってくれていました」
清姫『どこかの誰かさんも?』
ヒナコ「名指しにしなさいよ性格悪い」 

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