敬太郎「…」
一郎「どうした?難しい顔して」
敬太郎「期末テストの結果が出たんだ」
一郎「なんだ、悪かったのか?」
敬太郎「これ」ペラ

合計点数 712点/900点
学年順位 62位/238位

一郎「なんだ、別に悪くねぇじゃねぇか」
敬太郎「…そりゃあそうだよ。めちゃくちゃ勉強したんだからな」

0 22

----中学時代(現世)
小学生「うぇーい!」
小学生「いっちゃん!すげー!」

敬太郎(エスカレーターを逆走して遊んでる)

----敬太郎!見てろ?俺が流れに逆らって一番上まで行ってやる!
----けーたろ!見てー!登ってるの全然上がれなーい!あははっ!

敬太郎(で、二人共怪我したんだよな…)

0 16

----童子と再会直後。
敬太郎(結局、一郎の誕生日プレゼントは何を用意したらいいんだろう)
一郎「敬太郎、おい」
敬太郎(うーん、童子さんは何て言ってたっけ?これからもずっと一緒だっていうのをそのまま伝えて……って、こんなので一郎が喜ぶかぁ?)
一郎「おいっ!敬太郎!」
敬太郎「っ!」 https://t.co/Sf95EHLi8E

0 17

ーーーー中学時代(現世)
敬太郎(そろそろ一郎の誕生日だな。大人の男の人って、何をあげたら喜ぶんだろ…。昔と違って全然一郎の欲しいモノが分からないや)

??「そこに居るのは、敬太郎君?」

敬太郎「っ?…あ!童子さん!?」
童子「やぁ、久しぶりだね」
敬太郎「わぁ。変わってませんね」

0 17

小学校時代(現世)
イチロー「けーたろ!見てみて!朝日ー!」
敬太郎「イチロー!イチロー前見て走れ!転ぶぞ!」
イチロー「転ばないよー!なー!変な鳴き声するー!あははは!」
敬太郎「イチロー!転ぶって!」
イチロー「うわっ!」ドテッ
敬太郎「ほらぁ、もう言わんこっちゃない」

0 18

中学時代(現世)
敬太郎「はぁ」
一郎「どうした?」
敬太郎「もうすぐ体育祭があるから…気が重くて」
一郎「なんだよ。お前、どうせリレーの選手に選ばれるようなタマじゃねぇだろ」
敬太郎「それでもだよ。全然競技に出なくて良いワケじゃないし。気が重い…」
一郎「なぁ、何に出るんだよ」にや

1 18

中学時代(現世)
敬太郎「一郎、お茶貰っていい?」
一郎「んな事いちいち聞かなくていいっつーの」
敬太郎「いや、他人の家の冷蔵庫は勝手に開けたらダメだろ」
一郎「別に、お前なら何も思わねーよ」
敬太郎「…あ、そう」ちょっと嬉しい
一郎「あ、そうそう」
敬太郎「(あ、プリンがある)ん?」

0 24

-----中学時代(現世)
イチロー(あー、なんか。ダル)
男子「なぁ、イチロー!次の体育、バスケじゃん?一緒に組もうぜ?」
イチロー「あー、別にいいよ」
男子「お前、ズリィだろ!イチロー入れたら勝に決まってんじゃん!俺も!」
イチロー「俺は、どこでもいいけど(キツ)」
敬太郎「…」ジッ

0 19

---小学生時代(現世)

一郎「はぁっ」

敬太郎(一郎のヤツ、何か疲れてんな)

イチロー「せんせー!ひとみがー!」
杉「何よ!最初にそっちからちょっかいかけてきたんじゃない!」
イチロー「はぁ!?お前からだろ!?」

一郎「おいおい、どうした?また喧嘩か?」
敬太郎(…どうしたもんかな)

0 23

---小学生(現世)
イチロー『わっ』
敬太郎『あたっ』

ゴチン!

母『あーあ!見事に頭同士をぶつけたわねぇ』
イチロー『イタイ!』
敬太郎『っいたた』
母『頭と頭をぶつけちゃったら火事になるから、もう一回ゆっくりコツンてしときなさい』
イチロー『えー!』
敬太郎『そんなの迷信だよ』

0 22

---中学生(現代)
敬太郎「また俺をこんな朝から凄い高級そうな所に連れてきて」
一郎「ここの朝食ビュッフェはウメェからマジで食った方が良い」
敬太郎「こういうホテルは泊まらなきゃ、朝ごはんは食べ過させて貰えないと思ってた」
一郎「(…くく。朝ごはん)まぁ、ちょい前まではそうだったわ」

0 21

【更新履歴】
転生してみたものの(番外編5)
「我慢して、一生俺と居ろ!」
一郎と敬太郎の中学時代のお話。一郎が、かなりイタい勘違いの上、大暴走するお話です。先日のTwitterお喋り「敬太郎の机の上にあったBL漫画を発見する一郎」が元ネタとなっております。酷いです。
https://t.co/ADyLjLdK4E

0 8

----中学時代(前世)
一郎『おーい、敬太郎。来たぞー』
ドンドンドン!バン!

シン

一郎『アイツ、どこ行ったんだ?まぁいいか。漫画でも読んで待つか……何か新しい漫画はねぇかなっと』

ピタ

一郎『なんだコレ。見ねぇ表紙だな。少女漫画か?…いや、どっちも男か』

パラ

一郎『ん???』

0 17

-----中学時代(現世)
女子「イチロー誕生日オメデトー!」
女子「これあげるー!」
女子「私もー!」
イチロー「…ありがと」

チラ/
敬太郎(うっわー、漫画みたいになってる。男同士だと、中学になったら誕生日なんて祝わないだろと思って何も準備してこなかったけど…地味に気まずいな…)

0 20

-----中学時代(現代)

一郎「敬太郎、今晩泊まってけよ」
敬太郎「いや、着替えとか持ってきてないし」
一郎「買いに行けばいいだろ」
敬太郎「だから!お前はポンポン俺に金を使い過ぎ!」
一郎「はぁ?無駄遣いじゃねぇだろ!これは必要娯楽費だ!」
敬太郎「俺の下着代を娯楽費扱いすんな!?」

0 18

---中学時代(現世)
敬太郎「はい、修学旅行のお土産」
一郎「サンキュ。どうだ?旅行中、変な奴とか居なかったか?」
敬太郎「ん?うん?居なかったけど…(楽しかったか?じゃないんだ)」
一郎「いや待て。お前の場合、変な奴を変な奴だって気付いてなさそうだからな…童子と伊勢島の時みたいに」

0 19

----修学旅行中(中学)
イチロー(どうしよ。皆ガチで寝たのに、俺だけ眠れねー。明日も朝早いのに…敬太郎とは別の部屋だし。つまんね)
ピロン
イチロー「ん?けーたろから、メッセージ?」
敬太郎《眠れてないだろ?》
イチロー「!」
敬太郎《笑。すぐ既読つくし。やっぱりな》
イチロー「!!」

0 13

---小6 秋
敬太郎「ん?あれは」
童子「あ、敬太郎君。こんな所で偶然ですね」
敬太郎「童子さん!山から下りて来たんですか?」
童子「山から下りてきたって…そんな人を野獣みたいに」
敬太郎「あれ?違うんですか?」
童子「っ!君ときたら…本当に堪らないなぁ。山から下りて来た甲斐があったよ」

0 13

---小6時代(現世)
綺麗な景色の海辺をドライブ中

敬太郎「一郎、いつもごめんな」
一郎「んだよ、急に」
敬太郎「運転。疲れるだろ」
一郎「はぁ?今更どうした。俺は運転嫌いじゃねぇし大丈夫だっつーの」
敬太郎「酒も飲めないしっ。おっ、俺と遊んでも、つまんないってホントは思ってんだろっ」

0 17

----小6卒業目前
敬太郎「中学に入ったら、今度は何か部活に入るかなー」
一郎「へーへー。お前、俺はこんなに卒業式前にナイーブな心持ちになってんのに、前途有望なガキはいいねぇ」
敬太郎「…」
一郎「お、お前も俺と離れるのを意識したら寂しくなってきたか?」
敬太郎「弓道部…!かっこいいな」

0 9