五節句とは、江戸時代の公式祝日であり、上司、師匠に挨拶に行く習慣もあった。暁翠は 菊月(九月)で庭の菊をめでる女性たち、猫と戯れる子どもの姿など、9月9日の重陽の節句を過ごす人々を描く。江戸時代には菊花を浸した菊酒で長寿を祈ったという。暁斎×暁翠

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モデルは源氏物語の若菜上の女三宮。簾の向こうでものうげに頬杖をついて毛づくろいをする猫を見る美人。はだけた着物と赤い蹴出しからちらりと見える白い足。暁斎が卓越したデッサン力を発揮した、けだるさを出しながらも崩れることない名作。#横たわる美人に猫図 暁斎×暁翠

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「新板 大黒天福引之図」(明治期)
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明治〜昭和初期の日本画家 河鍋暁翠(1868-1935)の三枚続浮世絵。
大黒様の福引をひっぱるネズミたち。お多福の周りには当たりの宝物が。もう片側では七福神が宴会中と、縁起物とおめでたさが山盛りの一枚です。

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父・河鍋暁斎VS娘・河鍋暁翠。楽しそうに踊る七福神の姿を、父・暁斎は肉筆画で、娘・暁翠は版画で描いています。並べて展示していますので、父娘の対決をじっくりご覧いただけます。原宿の太田記念美術館で12/22まで開催中の「ラスト・ウキヨエ」展に展示しています。

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【書籍紹介】北海道の名付け親・松浦武四郎は、河鍋暁斎と交流があり、「北海道人樹下午睡図」という風変わりな涅槃図を制作させました。河治和香氏の時代小説『がいなもん 松浦武四郎一代』(小学館)では、武四郎の生涯が、河鍋暁斎の娘・暁翠を聞き役にしてまとめられています。暁斎ももちろん登場

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【お知らせ】
豊(とよ)こと暁翠(きょうすい)がいきいきと描かれた小説『がいなもん武四郎一代記』(河治和香・著、小学館)は、全国の書店にて販売中です📚📚📚
当館の企画展「暁翠生誕150年記念 暁翠のお手本・画稿」展と併せてお楽しみ下さい😊😊😊
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暁翠が学生、子弟に示していた絵手本の一つ。美人画。素描から着色までのプロセスがよくわかる。和風美人がまとった赤い布の透けるようなテクスチャーが暁翠らしく美しい。#暁斎・暁翠伝

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【お知らせ】
本日発売!
暁斎・暁翠・コンドルまで登場する小説『がいなもん 松浦武四郎一代』が発売されました(河治和香著・小学館)。“北海道の名付け親"を描いた決定版小説!とのこと。ぜひ書店にてお求め下さい📚📚📚
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暁翠《百猩々》。琴棋書画だけでなく腕相撲や歌舞音曲、お座敷遊びも入っている様子。楽しい。
前期に《百福図》、後期に《百福の宴》が出ており、こういうおめでたい画題で画面を埋め尽くすのを得意とされていたのか、それが当時の流行だったのか。

暁斎・暁翠伝
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東京富士美術館「暁斎・暁翠伝 ─先駆の絵師魂!父娘で挑んだ画の真髄─」展https://t.co/GWgmv3Xmpe 圧倒的な量の作品を観られることとなります。八王子まで行く価値十分過ぎるほどあります。父・暁斎と、娘・暁翠の作品を細かくジャンル分けし丁寧に見せてくれる良質な展覧会です。

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暁斎はフランス人画家、フェリックス・レガメと「肖像画の決闘」を行った。レガメが描き始めても暁斎は袂から墨を出して悠長に摺っているだけ。そのうち、あっという間に描いたのがこのレガメ像。片方はレガメが描いた暁斎。どっちがうまいかは皆さんのご判断。#暁斎・暁翠伝

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 から鬼が賽銭箱を開けて閻魔大王に報告!すると、賽銭の多さに閻魔大王が驚くという作品。お仕事の報告でこんなに喜んでくれたら、モチベーションもわくというもの。#暁斎・暁翠伝    

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は父の影響もあり、本人は  を舞うことはなかったが、画としてはよく描いている。   から。リズミカルかつ優美に一幅に大勢の人数を納め美しい色彩で描き切った。いい仕事しています!#暁斎・暁斎伝   

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 で  のユーモア炸裂!美人に向かって”あかんべ”をしているのは、なんと!お内裏様。その様子に驚いて若い娘が尻餅をつき、お気に入りの犬筥を抱いたお雛様は大きな口を開けて笑っている。温かみのあるユーモアにみる側もにんまり。#暁斎・暁斎伝 

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猩々がぎっしり100人も描かれている。#暁翠 は父の遺徳を受け継ぎ、能・狂言画をよく描いた。本図も能「猩々」から。これほどの大人数をリズミカルに優美に一幅に納めている点に、暁翠の筆力を知ることができ、色彩の暁翠といわれた色の美しさにも目を見張る。#暁斎・暁斎伝

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画業の継承を観る。『暁斎・暁翠伝 ー先駆の絵師魂!父娘で挑んだ画の真髄ー』 2018年4月1日 - 2018年6月24日 東京富士美術館にて開催。https://t.co/I3aiVRMB4E

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惺々狂斎画帖(一)応挙筆押上真清寺什物ナリ 鬼が賽銭箱を開けると閻魔大王が賽銭の多さに驚くユーモラスな作品。真清寺は現在の杉並区梅里の真盛寺。応挙筆の閻魔庁でさばきを行うまじめな閻魔大王図を所蔵。暁斎は応挙の作品をユーモラスな戯画に描き替えた。#暁斎・暁翠伝

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暁斎作 (全12枚)から 五月 鍾馗と鯉 。口元のひもの描写がなければ、まるで生きているような鯉のぼりは、今にも画面から飛び出してくるよう。この自由な発想は現代の漫画にも影響を与えているという。#暁斎・暁翠伝

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