すみだ川に浮かぶ二羽の都鳥。傍らにただよう形代(かたしろ)は、旧暦の六月に行われる「夏越の祓(なごしのはらえ)」で体の穢れを人形を模した紙に移して川に流したもの。これによって残り半年の厄を払い、夏の極暑を乗り切る。

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