🐸#田んぼの生きもの調査

「ツバメが低く飛んだら、雨が降る」という観天望気は有名ですので聞かれたこともあると思います。低気圧が近づいて湿度が高くなると、虫たちの羽も湿気を含んで重くなり低く飛ぶので、それを追いかけるツバメも低く飛ぶという理屈だそうです。

14 108

🐸#田んぼの生きもの調査

農家が田んぼや畑にでかける際、必ずといって良いほど一緒に持っていくものがラジオです。ラジオが良いのは、農作業や運転をしながら聞けること。いつもの番組は時計代わりになります。少しぐらいの雨や汚れも平気だし、乾電池は長持ちします。

3 64

🐸#田んぼの生きもの調査

在来メダカの遺伝子が移入種と混ざってしまうもう一つの原因は、「観賞用に流通しているヒメダカの放流・逸出などと考えられている」とのことです。(前出HP)生きものを飼いきれなくなったからと放すのは、決してやってはいけないことです。

24 100

🐸#田んぼの生きもの調査

メダカは、絶滅危惧種と同時に、外来種にもカウントされています。なぜなら「放流」が「各地で頻繁に行われている」ので「在来集団に対する遺伝的撹乱(かくらん)が生じる」ということです。(「侵入生物データベース」国立環境研究所HP)

18 116

🐸#田んぼの生きもの調査

生物多様性という考え方は、難しい言葉で言うと「自分と違う<他者>というものを認め、一緒に生きる」ということです。桃太郎は鬼を退治し、彼らの宝物を奪って帰りました。でも、アンパンマンは、ばいきんまんと戦えども一緒に生きています。

8 74

🐸#田んぼの生きもの調査

棲みかとしていた茅場(かやば)が時代とともに消滅したことで、多くの県で絶滅危惧種となっているのが日本一小さなネズミ、カヤネズミ(茅鼠)です。イネ科植物の種子やイナゴなどの昆虫を食べますが、稲籾(もみ)は食べないようです。

23 130

🐸#田んぼの生きもの調査

秋の七草の一つカワラナデシコは、別名ヤマトナデシコ(大和撫子)といいます。
色々なところで「ヤマトナデシコ」は使われているので「絶滅のおそれ」が増すと困ってしまいます。

8 74

🐸#田んぼの生きもの調査

万葉のむかしから親しまれてきた「秋の七草」ですが、このうちハギ、ススキ、クズを除く4種(カワラナデシコ、オミナエシ、フジバカマ、キキョウ)は、環境省または都道府県の絶滅危惧、準絶滅危惧種などのいずれかに指定されています。

13 89

🐸#田んぼの生きもの調査

「田んぼの生きもの調査」をする時の服装は何が良いでしょうか、と聞かれます。一番シンプルな答えは「よごれても良い服装と着替え」です。泥だらけになり、地べたや畦に座るので草の汁もつくし、汗もかくので着替えは必要です。

11 99

🐸#田んぼの生きもの調査

◆田んぼの生きもの紹介編【サカマキガイ (逆巻貝)】
外来種。殻(から)の巻き方が上から見て左巻きです。水草などに付いて世界各地に分布を広げているそうで、田んぼでも見かけます。在来のモノアラガイらは競争に負けてしまいます。

4 42

🐸#田んぼの生きもの調査

◆田んぼの生きもの紹介編【ヒメモノアラガイ (姫物洗貝)、モノアラガイ(物洗貝)】どこにでもいた普通の巻貝でしたが、乾田化などの影響で生息数が減少している(前出「田んぼの生きもの指標」)とのこと。ヘイケボタルの餌でもあります。

6 38

🐸#田んぼの生きもの調査

昔、NASAが、宇宙人に向けて人間の男女のイラストを描いた金属板を載せたモノを打ち上げ話題になりました。でも、宇宙人が精度抜群の望遠鏡で地球を見たらどう思うでしょう?その多さから言うと植物か、虫の星と思うかも知れませんね。

4 31

🐸#田んぼの生きもの調査

ごはんは何にでも合います。近年、肉の消費量は右肩上がりに増え、食の欧米化が進みました。焼き肉やハンバーグは子どもたちの定番人気メニューです。ごはんは、お肉料理にびっくりするくらい合いますよね。和食にも洋食にもエスニックにも。

3 29

🐸#田んぼの生きもの調査

ごはんの特徴は「何にでも合う」こと。控えめだけど、実はしっかり主役です。その証拠に、明治以降日本に「洋食」が入ってきましたが、すき焼き、牛丼、カレーライス、かつ丼、オムライス…どれも「ごはんに合う料理」になっています。

4 50

🐸#田んぼの生きもの調査

人類は、長い間「食べものの確保」が最大のテーマで、ずっとお腹を空かせていました。「ごはんを残すな」と教える必要もないくらいです。さて、いまの豊かなこの時代に、「残さず全部食べなさい」とどれだけの家で教えているのでしょうか。

5 44

🐸#田んぼの生きもの調査

自然を守ろうと言うと自然は私たちの外にあって、人間とは別のような気がします。自然の反対が人工物だとすると、都会には人工物しかないように思ってしまいます。しかし一番身近に自然は自分=人間ではないでしょうか。

0 33

🐸#田んぼの生きもの調査

70数年前、戦争中~戦後にかけて日本は食料難におちいりました。学校に給食はなく、お弁当です。お弁当は蒸かしたお芋等です。お弁当のない子もいました。その子らは昼食の時間になるとそっと教室からいなくなったそうです。

9 55

🐸#田んぼの生きもの調査

食べものを前にして「おいしい」「おいしくない」といえるのは、食べるものはある、食うには困らない、という人だけではないでしょうか。その前提がない人はおいしくないから食べないなんて言えませんね。飢えてしまうからです。

7 67

🐸#田んぼの生きもの調査

食べものは、おいしい方が良いに決まっています。テレビの食レポ番組のグルメ・レポーターは「おいしい」を様々な方法で表現しています。でも食べものについて、「おいしい」とか「おいしくない」とか昔から言っていたのでしょうか。

3 32

🐸#田んぼの生きもの調査

農業体験ツアーで訪れる石岡市八郷(やさと)地区は、地元の商工会、飲食店が協力して、毎年11月の狩猟解禁に合わせイノシシ料理「しし鍋」を地元産グルメとして提供しています。農作物被害を防ぐと同時にジビエとして有効活用されています。

3 32