「なんとか追い払えたッスね……」

ヘキサギアの残骸の確認から戻ってきたロイを迎える明石

「キーッ」
「……!?」

謎の鳴き声にロイ達が振り向くと、銀色の体毛のゴーグルを装着した猿が頭部の無いボディを引きずって現れたのだ

明石「さっ、猿!?」

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ハルカ、ナイトウにクラウゼンやブレイズら、アズ、マーティン、それにデミと……ハンニバル。

「ふぅ、大変な戦いだったけれど…みんな疲れ様。ありがとうね」

戦いも終わりフウマは改めて礼を伝えた。
立場、陣営は違うものの、それでも…良い仲間であるのは間違いない。

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明「味方には当てないでくださいよ!」

ク「分かってるさ、まず頭の上の武装を鉄屑に変え…」

「待て、アレを見ろ」
ロイが指し示した炎猪の脚関節の一部に傷が見え、火花が散っている

明「損傷部位に対ヘキサギア用の徹甲弾を撃ち込めば行けそうッス!」

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敵部隊を相手に戦っていたフウマ、今は倉庫屋内へ…他と合流を目指していた。

(やっぱり、さっき合流しとくべきだった)

人相手だからかヴォイドよりはと甘く見てたが、やはり手強い。

(確かハルカさんはこっちに行ったと思うし……っ!)

瞬間、物陰に気配を感じたフウマ

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「……来たか」

深夜、遠くからの気配を察しロイが仮眠から覚めると、物資を載せたバルクキャリーが現れる、バルベル隊の到着だ

「おぉ、補給出来るとは有難いな」

「お手伝いに行ってくるッス!」
そう言うと明石はバルベル隊の修理を手伝いに向かった

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Chapter 5

…前回の戦いでかなりのダメージを受け、片腕まで破壊されたフウマ。だったが。

「とりあえずこれでよし、と」

補給隊による修繕で、失った腕も含めて大方元通りに回復した。これならまた戦えるだろう。
しかし……前回受けた大打撃。思い返せば複雑だ https://t.co/oEk9iNITJm

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「……終わった……のか」

自分が身を隠している間に…終わったらしい。
あの大柄の怪物は、倒したようだ。しかし生存者の救出失敗、バルクキャリーの故障など。…全滅と言う最悪の結末は避けられたものの、被害は大きかった。
フウマ自身も

https://t.co/gMaC2gZAgg

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「……っ!」

ダミアンにより列車の残骸に吹き飛ばされたフウマは、かつては客室だったボロボロの列車内で…ようやく起き上がる。

(やって……くれるね。身体本体も酷いダメージだし、それに……)

あの激しい威力の蹴り飛ばし。とっさに左腕で衝撃を和らげたが…

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「っ! ありが……とう」

ペオーニエヴォイドを切り伏せたハルカ。新しい力を身につけ、一撃で敵を撃破した。
そして援護の要請、彼は微笑んで頷く。

「それに援護も了解だよ!
ハルカさん、新しいその力……やっぱり、凄いよ」 https://t.co/LOIKnTf2Gk

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「─これでっ!」

長い戦いで消耗したムニエミュートの右腕を狙い、フウマは刀で一閃する。
せめてこの敵だけはと、本気の一撃。

「!!」

ムニエミュートの呻き声と共に深く抉られた傷口から体液を噴き出す。……それでも、未だ戦闘不能にはならない。 https://t.co/9cYA1bfRFk

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「─ゔみゃっ!」

いきなり掴み、強力に投げ飛ばされたフウマ。しかし、何とかアズにキャッチされて事なきを得る。

「大丈夫か?」

「何とかね。有り難う…でもまさか、あんな真似までして来るなんてさ」

礼を言いながら、改めて…あのヴォイドに脅威を覚えるのだった


https://t.co/JDpH2oHT9S

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襲い来る、さながら肉塊のような異形。しかし……。

「あれも……元々は人間、みたいだね」

刀を武器にして戦いながら、フウマは異形が白衣のような断片を纏っているのも見る。
任務を開始してから時間が経ち、異様な状況にもいくらか慣れもした。

https://t.co/2EVX6a2Guc

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「……っ!?」

上にいた白く巨大な化物を見たフウマは動揺する。

「冗談じゃないよ。さっきの奴らよりも、ゾッとするじゃないか」

半分涙目になりながらも、拳銃を構えて戦闘態勢に。…近寄って戦いたいとは、思えないせいでもある。

「頼むから、どっか行って……くれよな」 https://t.co/8lOn8y5zdv

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