─フウマ達がどんな冒険をしたのか、私にも聞かせてほしいな」

フウマは彼女に満面の笑顔で応えた。

「もちろん。ミオにはたくさん……話したい事があるから!」

─fin

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そうして、ニコライらが降りるタイミングでフウマ達もみんなと別れる。

「色々あったけれど、みんなのお陰で助かったよ。……ありがとう! 」

今回の任務で一緒になったメンバーに、そう別れを告げる。


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【脱出】
ハルカにバルクキャリーに戻るよう促されたレッドランプ小隊
「分かった」
「そんな、ハルカさんが!」

「撤収するんだ」
クラウゼンが明石の肩に手を掛ける
三人共、ハルカが何をしようとしているのか、分かってしまっていた

「……幸運を祈る」

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「明石……無理だ」
「………」
ロイ達が見守る中、トランペッターとセイレーンは一つになりながら崩れ去った

「なっ……!?」
クラウゼンのヴォイドタッチが青い粘性の液体に形状崩壊を起こし流れ去っていく……

彼は驚きながらも元のヘルムを被り直した

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ニコライ、ハルカともにヴォイドリーチを食い止めている。そして…

「僕たちも、やってみせるさ!」

フウマ達二人も近接戦に入り、援護へと加わる。敵の攻撃の威力は絶大だが回避に集中し、タイミングを狙い攻撃して注意を引きつける。

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FinalChapter
Aグループ

「帰還」

任務期間
6/27〜7/9(予定)

参加対象ガバナー










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ハルカにより追い詰められ、悪あがきの雷撃を放とうとしたグリペン……だったが。

「──え?」

奴は現れた歪な怪物により捕食された。あの強大な敵が、あっさりと。

(今までのヴォイドとは次元が違う。あれは……何だよ)

フウマは強い衝撃と恐怖を、その身に感じていた

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翌朝、ターゲットへと向かうバルクキャリーの中、ロイはハルカとセイモン、そしてトランペッターのやり取りを横目に車両の進む先を注意深く凝視した

「嫌な予感がするのか?」
クラウゼンが話しかけてきた

「強化兵士の第六感か……」
ロイは静かに頷づいた

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【神雷】
「……また寝ていたか」
ロイはバルクキャリーの内部を見渡すと、明石が戦闘時にガサミに突き立てたブレードの手入れをしていた

その隣ではセイモンと友好的なヴォイドのヘルト、そしてBグループに救助された少女、ユカリが何やら話をしている様だ

https://t.co/Evs0GEp7DK

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襲い来る義体化兵とフウマ達の戦い、そしてヘレナが力尽きるのも目の当たりにした

「そんな!」

援護に向かおうとしたが、間に合わなかった。愕然とする彼に一体の敵兵が襲いかかるが。

「よくも、お前達っ!」

フウマは叫ぶと、義体化兵をブレードで突き刺した。

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「………ッ!!」
紅い飛沫が飛散していく……

「……ヘレナさんッ!!」
凄惨な光景を目にした明石が叫んだ──

https://t.co/v1BwH2X3ZS

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Chapter 8

「……てな感じで、ここまでの間も色々あったけど、僕の大活躍のおかげでここまで切り抜けた訳!」

バルクキャリー内でフウマはオックスを相手にここまでの経緯を……幾らか誇張して話していた。

「ほう? フウマも随分と役に立ったのだな。流石なものだ」

https://t.co/5lEW0s2hZ3

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先を進む中、突如として放たれたビームの一撃。

「…っ! マジかよっ!」

外れはしたが、予想よりも至近距離に迫った攻撃。熱量がここまで伝わり、相当な威力であると…感じられる程だ。

「これは早く決着をつけたいよな。……でないと」

https://t.co/TEf1c8CHCw

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【凶光華】
「うめっ……うめっ……」
ヘレナが作った料理の数々に舌鼓をうつ明石と料理手を出さずにいるロイとクラウゼン

「久々のご馳走ッスよ!食べなきゃもったいないッス♪」
残る二人も食欲に負け、警戒しながら皿に手をのばした……

「……美味い」

https://t.co/mmPB757dIL

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それからしばらく、二人はそれぞれ休息をとる事にしていた。
オックスは別室で眠っている中、フウマは少し、ある手伝いをしていた。

「助かるわ、フウマ君。まさか手伝ってくれるなんて…」

「別にどうって事ないさ。まぁ、暇つぶしみたいなものだし」

https://t.co/sfYqw1ThJ7

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Chapter7

ブリーフィング終了後、フウマは任務に新しく加わったオックスに話しかける。

「でも、まさかオックスが来るだなんて。驚いたよ」

「報告は聞いた。この事態、かなり手に余るようだ。それにフウマの事も放っておけないしな、だから君の援護に志願させて貰った……が」 https://t.co/8oVwnRZWR0

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フィアバエナ、スヒターヴォイドと対峙するガバナー達

その時、上空から“ミサイル”がスヒターヴォイドを直撃した

明石「ウワァー!?」
衝撃と振動を伴いヴォイドが吹き飛ばされる!

ク「何なんだよ今度はぁ!」

https://t.co/xGikXwpFRZ

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「!!!」

突然別方向からの襲撃。死角からの、一瞬とも思える攻撃、避ける暇はなかった。
とっさに刀を抜き、異形の爪を受け止め…弾く。

後方に飛びずさった新たな異形、フウマはそれと対峙する。

「…くっ、何だよ……あれは!」

https://t.co/Af46ubar8e

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目的地に向かって破壊された市街地を進むバルクキャリーの車内、隣では明石とクラウゼンが仮眠を取っている

「……」
ハルカとセイモンの会話の内容から車両は『鏡坂』を進んでいる事、そこでは奇妙な現象が発生するという話をロイは上の空で聞いていた……

https://t.co/6kr8BA2JgU

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