書肆盛林堂さんから西條八十の少女探偵冒険大活劇『あらしの白ばと 地獄神の巻・パリ冒険の巻』が届きました。ついに全四巻(五部作)完結です。
芦辺拓先生の解説の末尾の「閉幕(カーテンフォール)」、黒死館ファンには何とも嬉しいですね。

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間もなく刊行される少年少女奇想ミステリ王国1『西條八十集 人食いバラ 他三篇』。

ゆまに書房版が刊行された当時、J-WAVEでROLLYによる朗読が放送され、そのトンデモな内容に衝撃!を受けた。

今回は他にも3作品収録されるとのことなので、とても気になる!!

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がんばった、、、、。何気にふみふみがお気に入り。
左は夢主ちゃんず。因みに黒髪の子が八十(やそ)。白いのがみう。ピンクがもえ。
八十は実在した作家、作詞家の西條八十から名前を借りました。
三人の中では八十が一番年上です。

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薄いピンクの装丁が美しい西條八十の少女小説ジュヴナイル。50年代中頃のポプラ社発行の作品探しております。乙女チックの原点。根強いマニアの多い作品の数々。お持ちの方いらっしゃいましたらまんだらけ札幌店海馬までお持ち込み下さい。お待ちしております。

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薔薇は降る、
青白い薔薇は降る、
ほのかに淡青(うすあを)い生絹(すずし)をはりつめた空
けむる空
碧玉(さふあいあ)の燻ぼれる空より
はらはらと、かつさめざめと
明るく翳る光の中(うち)。

―西條八十「薔薇」より

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碧き夜なりき、
籠を逃れて地獄にくだる
寂しき鸚鵡よ、鏽びし鉄扉(かなど)に
朱の紐ながく残れる。

―西條八十「鸚鵡」より

絵:Park Jung Eun(Gobugi)「Consolation」

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