84番目はアメリカオオアカイカ🦑
外套長が1mを超える大きさのものもいる巨大なイカです。同種を共食いするほどの気性の荒さからメキシコでは「赤い悪魔」と呼ばれています。
体表にある色素胞という細胞の大きさを変えることで、赤から白へ瞬時に体表の色を変えることができます。

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82番目はムラサキカムリクラゲ🛸
空飛ぶ円盤のような独特の形のクラゲで、透明な寒天質の体の中は深海では目立ちにくい赤紫色の体色をしています。
捕食者に攻撃されたり刺激を受けると光を発し、その捕食者を食べてくれる大きな生物を引き寄せようとするそうです。

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80番目!ヤマトトックリウミグモです🕷
名前にクモと付いていますが陸上のクモとは違う種でウミグモという種類に当たる節足動物です。
体が小さいため内臓や生殖器が胴体に入りきらず、脚の中にまで入っているのが最大の特徴で、他の生物の体液を吸って生活しています。

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79番目はアオメエソ🐟
光の当たり方によって眼が青緑色に輝くことから別名「メヒカリ」と呼ばれています。
身の柔らかさと脂の乗りが良いことからかつては高級魚として扱われることもあり、水揚げされる地元では唐揚げや塩焼きとして飲食店で利用されています。

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(ほぼ)毎日  というハッシュタグをつけて深海生物のイラストに140字以内の解説をつけて紹介しています。
もし興味がありましたらこちらのタグを巡って深海生物について色々知って、さらに図鑑などで詳しく調べてもらえると嬉しいです🐙

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73番目はメガマウスザメ🦈
発見例が極めて少なく、その生態は謎に包まれている部分が多い全長6mほどのサメです。
しかし近年日本近海で撮影に成功したり、全身骨格標本の制作が初めて成功し日本国内の水族館で展示されたりしていることから今後少しずつ謎が明かされるかもしれません。

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73番目はテヅルモヅル⭐️
ヒトデと同じ棘皮動物に属し、基本の腕の数は5本で共通はしていますがテヅルモヅルの腕は先に行くにしたがって細く複雑に分岐しています。
その見た目から英名はBasket Stars、学名はゴルゴンの頭を意味するGorgonocephalidaeと名付けられています。

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70番目!アカムツです🐟
喉の奥まで黒いため「ノドグロ」という名前で高級魚として流通していることでも有名です。
近年陸上養殖に成功し、今後養殖ノドグロが流通する未来もあるのかもしれません。

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68番目はノコギリザメ🦈
ノコギリのような吻を持っているサメで、この吻を振り回して獲物の小魚などを傷付けて気絶させたり真っ二つに切り裂いて捕食します。
また、吻から伸びる1対のヒゲで砂の中の餌となるエビやカニなどを探すこともできます。

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65番目はジュウモンジダコ🐙
メンダコと同じ科の仲間で、外套膜にある大きなヒレが耳のように見えるためか英名では「ダンボオクトパス」と呼ばれています。
8本の腕には1列に吸盤が並び、それに沿って生えている触毛をセンサーのように利用して獲物を探すと言われています。

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久しぶりの更新です。64番目はオヨギゴカイ。
体の側面に疣足と呼ばれるオールのような突起が複数ついていて、これを名前の通り交互に動かして水中をはうように泳ぎます。
三陸沖や相模湾などで発見されていますが、詳しい生態はよくわかっていません。

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62番目はピンポンツリースポンジ🏓
独特の植物のような見た目が密かに人気のある深海生物です。
ピンポン玉のような球体の部分は青白く光り、肉食性海綿でピンポン玉部分に近づいてきた甲殻類などの小さな生物を捕食するそうです。

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59番目はバレンタインイブにちなみカイロウドウケツ🍫
カイロウドウケツは「偕老同穴」という四字熟語が元で、夫婦仲睦まじく墓まで一緒にいるという意味です。
「ガラス海綿」とも呼ばれる繊維の骨片でできた筒状の体の中にはドウケツエビという小さなエビの夫婦が暮らしています。

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58番目はアカグツ🐸
円盤のような体の背面は刺で覆われていて、泳ぐことが苦手でヒレで海底を歩いている姿が蛙に似ていることが名前の由来と言われています。(「くつ」はヒキガエルの古語と言われています)
海老や蟹などの甲殻類が主な主食で、動きは鈍くあまり回遊はしません。

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57番目はマッコウクジラ🐳
体重50トンほどになる大型哺乳類で、大きな頭部には巨大な脳と共に油が詰まっています。
水面近くと水深3000mを行き来して暮らしており、水深1000m辺りに生息するダイオウイカが好物だそうです。
なお、水深1000mまでは約10分ほどで潜れるそうです。

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56番目はユノハナガニ🦀
熱水噴出域で多数発見されている蟹で、和名は温泉の「湯の花」に由来します。
熱水周辺には生物が多く集まり、海底に育つ細菌の群集(バクテリアマット)や巻貝などを食べるために熱水噴出孔周辺に集まる習性を持つと言われています。

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54番目はカリフォルニアシラタマイカ🦑
赤い体に黒い斑点が並んだその姿はまるで苺のような見た目のイカです。この点は全て発光器で全身が発光器で覆われています。
左右の眼の大きさが非対称で左目が大きく、海中での上と下を見るためこのように進化したと言われています。

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52番目はボタンエビ🦐
牡丹の花のような鮮やかな赤色をしていることが名前の由来で非常に美味なことでも有名です。
生まれた時は全てがオスで、成長に伴って大型のものがメスへ性転換する雄性先熟という特徴を持っています。

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51番目はユメナマコ😴
内臓も透ける半透明の樽型の体は鮮やかなワインレッドで、水かきのついた疣足で水中を立ち泳ぎする姿はとても優雅です。
赤い半透明の姿は暗い海中では闇に紛れ、敵に見つかりにくいカモフラージュの役目を果たしていると言われています。

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50番目!ヤマトシビレエイ⚡️
うちわ型の体型をした1mを超える大型のエイで、背ビレを二枚持っています。
発電器官を持ち100ボルト程度の強い電力能力を持つため漁師さんも触れないよう気をつけているそうです。

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