帰ってきた 11番目はベニカワムキ💄
深海に生息する小さな口が特長のフグのなかまですが、多くのフグには見られない腹びれがあることから、原始的なフグのなかまといわれています。
底引き網漁で漁獲されても廃棄されることが多いのですが、味は美味しいそうです。

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帰ってきた 9番目はサナダミズヒキガミ🦀
細長い縞模様の脚が特徴のカニの仲間で、非常に脚が細いので他の魚と一緒に網で引き上げられる際に取れてしまうことも多いです。
ご祝儀で使われる紐飾りの「水引」や脚の紅白の模様が「真田紐」に似ていることが名前の由来だと言われています。

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帰ってきた  8番目はヨミノツカイ👻
色々グッとくる名前のこの深海生物はアズマギンザメの近縁種で、見た目も似ているため長い間和名が付けられていませんでしたが2019年7月に命名されました。
アズマギンザメより生息水深が深く、1600~2600mの深い水域で生息しているようです。

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帰ってきた  1番目はフジヤマカシパン⛰
まるで富士山を思わせるこんもりとした姿が特長のウニの一種で一部で非常に人気があります。時折海底の砂に潜り、砂の中にいる微生物などを捕食しています。

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帰ってきた 11番目はヨツメニギス👀
ドーム状の東部で有名なデメニギスの仲間で、名の通り4つの目を持っています。頭部上の管状眼の他に脇にも目をもっていて、脇の方の目が反射板が重なった鏡のように光を集めて共用の網膜に映すことで360度見渡す広い視野を得ることができます。

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帰ってきた 10番目はチマキボラ🐚
笹の葉をまいた子供の日に食べるちまきを連想させることが名前の由来です。19世紀イギリスの画家アンガスが「驚異」という言葉でこの貝を世界に発表しました。さらに古く日本では江戸時代の書物に「子ジヌキ(ねじぬき)」と紹介した記録があります。

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帰ってきた 9番目はセンジュエビ🦐
平べったい体と固い甲を持つ深海産のイセエビの仲間です。10本ある脚のうち8本はハサミ脚になっていて、これらの脚を機用に使い砂に潜ったり餌を捕まえる姿から千手観音を連想したことが名前の由来と言われています。

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帰ってきた 8番目はツノモチダコ🐙
名前の通り眼の上に2本のツノ状の突起を持っているタコで、身が柔らかく美味のため沼津や伊豆半島辺りではトロダコと呼ばれ食用とされています。暗い中で光を多く集められるよう浅瀬のタコより目が大きく夜行型で角の役割は現在よくわかっていません。

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帰ってきた 8番目はフジクジラ💜🦈
体長40cmほどの小型の深海ザメで、生きている間は美しい藤色をしていることが名前の由来ですが、サメなのになぜクジラと言うのかは不明だそうです。水中を泳ぐ際、敵から見えにくくするために腹部を発光させるカウンターイルミネーションを行います。

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帰ってきた 7番目はメナガグソクムシ😎
サングラスのように横長の目元が特徴的でオオグソクムシと同じくダンゴムシなどと近縁にあたりますが、体調は20~40mmと小型です。大きな鮫やアンコウなどの口の中に侵入して血液を吸い満腹になると海底に落ちて消化を待つという生態を持ちます。

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帰ってきた 5番目はヘラツノザメサメ
吻がへら状に伸びていることが特長の深海鮫です。卵を胎内で孵化させて子を産む卵胎生で、40cmほどの大きさの赤ちゃんを10数匹出産します。大きな肝臓からとれる肝油は大量のスクワレンを含み、化粧品や健康食品の原料として多く使われています。

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帰ってきた 2番目はギンオビイカ🦑
3~4㎝という小型のイカで、墨の代わりに発光液を吐き出す特技を持っていてこの光を囮に敵から逃げたりするためと考えられます。しかも、発光液は自分で作るのではなく捕食したエビなどの発光成分を蓄積したものだそうです。

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109番目はウミホオズキチョウチン🏮
2枚貝のようですが腕足動物の仲間で貝の仲間ではありません。腕足動物はカンブリア紀に出現した海生無脊椎動物で、古生代には約3~4万種いましたがほぼ絶滅し、現在約250~350種となっています。海中のプランクトンなどをろ過して食べています。

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107番目はサウマティクチス💡
一般的なチョウチンアンコウなどイリシウムと呼ばれる発光器官を持っているものは頭部前方についていますが、サウマティクチスは大きく突出した口の上顎からイリシウムがぶら下がっています。
これを発光させて獲物をおびき寄せ、口の中まで誘い込みます。

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101番目はキタクシノハクモヒトデ⭐️
平い円盤のような体からトゲの生えた細長い5つの腕が星のように突き出ていて、この腕を波打つように動かして移動したり他の生き物などに絡みつかせることができるだけでなく、トカゲの尻尾のように自切することもできるそうです。

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99番目!ゾウアザラシ🐘
像のような大きな鼻と大きな体が特徴の哺乳類ですが、海洋で生活をする時期が非常に長く、生涯の8割を海上・海洋で過ごすと言われています。
頭足類などを捕食するために深海に潜ることも多く、平均80分、深さは水深1500m程まで潜るものもいるようです。

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96番目はオオクチホシエソ✂️
下顎に筋肉や皮がなく空洞になっていて、口を開けて泳いでも水の抵抗を受けず早く泳げるからだと言われています。
また目の横に赤色の発光器を持っていて、これを赤外線スコープのように活用して深海で見つけにくい赤色の魚を捕らえていると考えられます。

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95番目はエボシナマコ🟡🟣
名前の通り烏帽子のような円錐形の突起を背負っているエボシナマコ属の仲間のことを指します。
体色や突起のバリエーションが個体によって様々で、中にはフタマタエボシナマコというウサギの耳のように二股に分かれた突起を背負っている仲間もいます。

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92番目はメタンアイスワーム🧊
メキシコ湾深海のメタンハイドレートを調査しているときに発見された深海生物です。
氷の中に掘ったトンネルの中でも長時間生活できるほど寒さに強く、メタンを栄養にして生きている菌を主食として捕食していると考えられています。

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90番目!カイコウオオソコエビ🦐
地球上で最も深い海底であるマリアナ海溝のチャレンジャー海淵(水深10900m)で発見されていて、水深6000m以深の超深海底帯にのみ生息しています。眼は持たず、植物のセルロースという物質からエネルギー源を直接作り出す酵素を持つ世界で唯一の生物です。

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