彼等の真価を発揮するのは最も過酷な環境、重圧、重要性を持つ戦闘である。
戦闘環境は考慮されず投入可能とあらば有毒大気の環境や無重力空間、あるいは更に冒涜的な環境へも躊躇なく投入される。
これら戦域で戦い抜き、戦局を覆せる兵士は彼等テンペストゥスのみ。

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【テンペストゥス】
プロゲナは一切の持ち物はおろか、名前され没収される。彼らにとってプロゲニウムこそが唯一の居場所であると知らしめる為だ。名前は帝国の伝統的な物があてがわれる。
彼等に必要なのは他連隊のような多様性ではない、一糸乱れぬ規律と画一性なのだ。

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スコラプロゲニウムで学ぶ若者は「プロゲナ」と呼ばれる。
マインドスケープ、教化、戦闘訓練を経て生存した彼らはそれぞれの帝国組織に割り振られてゆく。
大半は3年間ミリタルムテンペストゥスの訓練が施され、信仰厚く熱烈な女児はアデプタソロリタス、男児はミニストルムなどへ。

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コマンダー・シャドウサンは多くの仲間達の決死の行動により命辛辛に脱出に成功する。
彼女はその犠牲を無駄にしないためにもこの第3天球拡張を絶対に成功させると心に誓い、運命のプレフェクティア戦役の準備を始めるのであった。

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ヴォルトリスは帝国騎士、インペリアルナイトにテリン宗家が治める惑星であり、更にはゲリラ戦の達人ストラーケン大佐率いるカタチアン連隊、コロッサーロ率いるホワイトスカー戦団、キャプテン・シュライク率いるレイブンガードが秘密裏にタウ帝国軍を待ち構えていた。

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この状況に続き、コマンダー・シャドウサンは戦車と航空戦力による大規模な攻撃を開始した。
人類の帝国の戦力はタウ帝国の6倍だったが、計画・機動・長距離火力によってその戦力差をひっくり返すこととなる。
このとき、タウ帝国の反重力戦車隊を率いていたのがロングストライクであった。

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XV-104は持ち前の敏捷性を遺憾無く発揮し人類の帝国の戦車隊、防衛陣地の背後を攻撃した。
記録にない新兵器の登場に人類の帝国は大戦車隊をもって応戦するも、ノヴァリアクターをフル稼働したリップタイドの前にはデスストライクミサイルですら無力化されてしまっていた。

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彼等は禁欲的であると同時に信仰厚い戦士である。
彼等の極めて高い接近戦技能と熱烈な信仰心はディーモンと相対する事を可能にし、戦場にて朋友を心身共に害悪から護るために常に攻撃の矢面に立つ。

構える盾は一撃を逸らし
振るう剣は朋友を鼓舞し
口にする祈りは信仰を守るのである。

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戦団はエルダーの侵略に対抗すべく、120光年のワープを行った。
しかし12時間程で到着するはずだった移動要塞院と全艦隊、800名の同胞は現実空間に帰還する事はなかった。

20年後、戦団は全滅と認定。「失われし魂の鐘」が地球で鳴らされ彼等の魂は《無限の門》へ還った。

はずだった。

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ウォッチフォートレス、ならびにウォッチステーションには指揮官として戦団長にあたるウォッチマスター(ウォッチコマンダー)が一人配属されている。
彼等も数多の戦団から出向してきた者だったが、重ねてきた武功と知識故に、元の戦団には戻らず(戻れず)に聖務を続けているのである。

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過去の盟約に則り、各スペースマリーン戦団は純潔の団からの兵員供出の依頼にそなえ候補者を用意している。
対ゼノへの適性が高いと判断されるものが選抜されることがほとんどあるが、まれに失態への禊のためであったり、自ら名乗りを上げたものが選ばれる場合もある。

4 15

戦闘の第一段階はニムボサ守備隊の戦闘で始まった。
当初タウ軍に対抗し得る戦力は軍将トシェンコ麾下のヴォストロヤ第9連隊【癇癪爺さん】のみであった。
増援到着までの死守任務を受領した同連隊は生産都市ポリアでの戦闘で玉砕した。
後のコロス渓谷の虐殺により帝国勢力は一掃される。

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肉体に真理なく、只背信あるのみ
肉体に力なく、只弱さあるのみ
肉体に不易なく、只衰退あるのみ
肉体に於いて必然なのは、死を於いて他になし

万機神のクレド

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近年に現実宇宙へと顕現を果たしたアエルダリの死者の神インニアード。
全てのアエルダリを再び一つにし、種としての再興を目指す新たな希望、インナーリ。
(勢力を率いる三傑がミニチュア化されており、残りは上記の三勢力の寄せ集めとなっている。)

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スラーネッシュ神が現れたのはアエルダリの国家のちょうど中央であり、そこから半径数光年以内にいる数兆のアエルダリの魂を歪み(ワープ)へと引きずり込んだ。
爆心地となった宙域は現実世界と歪み空間を隔てる帳が引き裂かれ、今では恐怖の目(アイオブテラー)として帝国では知られている。

6 19

渦巻く歪み(ワープ)の中に、彼等の堕落と快楽を求める力が溶け合ったとき、ソレは誕生した。
時空の歪みを押し広げ、一つの完成した神格が物質宇宙に現われ出でた。
渇きたる乙女、混沌の暗黒神の一柱、スラーネッシュ神の誕生である。

6 17

彼等の飽くなき好奇心は次第に暗く先鋭化したものを求めるようになり、アエルダリの中に数多の新興宗教が興った。
心理の追求、倒錯的な官能の希求、暗き秘密の探求、こうした行いはアエルダリの社会を分断し、国家としての体制が瓦解し始めたのだ。

6 19

アエルダリは誇り高く、傲慢な種族であった。
彼等の持つ文化とテクノロジーは野蛮人たる他種族を遥かに凌駕したものであり、我等を滅ぼし得る外敵など存在せぬと種族としてのうぬぼれを強めていった。
しかし、アエルダリの文明は滅びることとなる。
それは、内から現れた敵によってだった。

6 22

帝国月桂冠(インペリアルローレル:Imperial Laurel)
勝利に結びつく軍功を挙げた「戦闘者」に授与される勲章。
戦団旗手、中隊旗手の就任には帝国月桂冠の獲得が最低条件とされている。#40k設定

6 19

第21期創設で生み出された戦闘者の多くは肉体や遺伝種子に著しい突然変異が発生した。
重篤な変異を被った戦団の多くは征伐命令を受けた他戦団の同胞や異端審問庁により抹殺され、残る戦団の多くも混沌に堕ちた。
忠義を示し続けた残る戦団もまた遺伝種子の劣化により存続不能に陥った。

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