《死の主》メフィストン
ブラッドエンジェル戦団チーフライブラリアン
帝国最強の異能者の一人と言われる。
皮を剥いだ肉体のような装甲服を身に纏い、血の様に赤く燃え上がるフォースソードを携える。

彼の偉業は唯一無二である。
彼こそ《黒き怒り》から帰還した唯一の男なのだ。

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モノスコープ
光源でもあるが、主な用途は装備者の視界を指揮所にアップロードする事である。これによりテンペスタープライムは彼等に細かな指示を下す事が出来る。
意図的であれ偶発的であれモノスコープを遮蔽した場合、丸一日の電撃鞭による鞭打ちと数日間の糧食抜きで罰せられる。

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オムニシールドヘルム
彼等は通常、ベレー帽でも活動するが過酷な環境下で用いられる。呼吸濾過器により有毒大気においても生存可能であり、短時間であれば宇宙空間でも活動が可能である。
また吸引により眼窩に密着するマルチスペクトルオクルムにより暗所や閉塞空間での視界を確保する。

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電撃的な部隊展開を求められるエリアへは低空飛行するヴァルキリー強襲艇からの重力降下で、侵入困難な地形へはタウロックス全地形対応輸送車で、有毒大気の戦域へはオムニシールドヘルムを装着し行動を開始する。
考え得る、あらゆる劣悪な戦域が彼等の主戦場なのだ。

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彼等の真価を発揮するのは最も過酷な環境、重圧、重要性を持つ戦闘である。
戦闘環境は考慮されず投入可能とあらば有毒大気の環境や無重力空間、あるいは更に冒涜的な環境へも躊躇なく投入される。
これら戦域で戦い抜き、戦局を覆せる兵士は彼等テンペストゥスのみ。

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【テンペストゥス】
プロゲナは一切の持ち物はおろか、名前され没収される。彼らにとってプロゲニウムこそが唯一の居場所であると知らしめる為だ。名前は帝国の伝統的な物があてがわれる。
彼等に必要なのは他連隊のような多様性ではない、一糸乱れぬ規律と画一性なのだ。

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スコラプロゲニウムで学ぶ若者は「プロゲナ」と呼ばれる。
マインドスケープ、教化、戦闘訓練を経て生存した彼らはそれぞれの帝国組織に割り振られてゆく。
大半は3年間ミリタルムテンペストゥスの訓練が施され、信仰厚く熱烈な女児はアデプタソロリタス、男児はミニストルムなどへ。

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コマンダー・シャドウサンは多くの仲間達の決死の行動により命辛辛に脱出に成功する。
彼女はその犠牲を無駄にしないためにもこの第3天球拡張を絶対に成功させると心に誓い、運命のプレフェクティア戦役の準備を始めるのであった。

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ヴォルトリスは帝国騎士、インペリアルナイトにテリン宗家が治める惑星であり、更にはゲリラ戦の達人ストラーケン大佐率いるカタチアン連隊、コロッサーロ率いるホワイトスカー戦団、キャプテン・シュライク率いるレイブンガードが秘密裏にタウ帝国軍を待ち構えていた。

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この状況に続き、コマンダー・シャドウサンは戦車と航空戦力による大規模な攻撃を開始した。
人類の帝国の戦力はタウ帝国の6倍だったが、計画・機動・長距離火力によってその戦力差をひっくり返すこととなる。
このとき、タウ帝国の反重力戦車隊を率いていたのがロングストライクであった。

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XV-104は持ち前の敏捷性を遺憾無く発揮し人類の帝国の戦車隊、防衛陣地の背後を攻撃した。
記録にない新兵器の登場に人類の帝国は大戦車隊をもって応戦するも、ノヴァリアクターをフル稼働したリップタイドの前にはデスストライクミサイルですら無力化されてしまっていた。

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彼等は禁欲的であると同時に信仰厚い戦士である。
彼等の極めて高い接近戦技能と熱烈な信仰心はディーモンと相対する事を可能にし、戦場にて朋友を心身共に害悪から護るために常に攻撃の矢面に立つ。

構える盾は一撃を逸らし
振るう剣は朋友を鼓舞し
口にする祈りは信仰を守るのである。

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戦団はエルダーの侵略に対抗すべく、120光年のワープを行った。
しかし12時間程で到着するはずだった移動要塞院と全艦隊、800名の同胞は現実空間に帰還する事はなかった。

20年後、戦団は全滅と認定。「失われし魂の鐘」が地球で鳴らされ彼等の魂は《無限の門》へ還った。

はずだった。

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ウォッチフォートレス、ならびにウォッチステーションには指揮官として戦団長にあたるウォッチマスター(ウォッチコマンダー)が一人配属されている。
彼等も数多の戦団から出向してきた者だったが、重ねてきた武功と知識故に、元の戦団には戻らず(戻れず)に聖務を続けているのである。

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過去の盟約に則り、各スペースマリーン戦団は純潔の団からの兵員供出の依頼にそなえ候補者を用意している。
対ゼノへの適性が高いと判断されるものが選抜されることがほとんどあるが、まれに失態への禊のためであったり、自ら名乗りを上げたものが選ばれる場合もある。

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戦闘の第一段階はニムボサ守備隊の戦闘で始まった。
当初タウ軍に対抗し得る戦力は軍将トシェンコ麾下のヴォストロヤ第9連隊【癇癪爺さん】のみであった。
増援到着までの死守任務を受領した同連隊は生産都市ポリアでの戦闘で玉砕した。
後のコロス渓谷の虐殺により帝国勢力は一掃される。

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肉体に真理なく、只背信あるのみ
肉体に力なく、只弱さあるのみ
肉体に不易なく、只衰退あるのみ
肉体に於いて必然なのは、死を於いて他になし

万機神のクレド

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【ギャザリングストーム】
誰かが俺達を狙っている…俺は怖い…
馬鹿馬鹿しい!やったのはディーモンだ!特殊訓練を受けたディーモンだ!
ヒデェ事しやがる…

血が出るなら…殺せる筈だ!

他は50メートル毎にワイヤーを仕掛けた、来るならここしかない!
「マーボ!」
「ハァ゛イ゛」

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近年に現実宇宙へと顕現を果たしたアエルダリの死者の神インニアード。
全てのアエルダリを再び一つにし、種としての再興を目指す新たな希望、インナーリ。
(勢力を率いる三傑がミニチュア化されており、残りは上記の三勢力の寄せ集めとなっている。)

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スラーネッシュ神が現れたのはアエルダリの国家のちょうど中央であり、そこから半径数光年以内にいる数兆のアエルダリの魂を歪み(ワープ)へと引きずり込んだ。
爆心地となった宙域は現実世界と歪み空間を隔てる帳が引き裂かれ、今では恐怖の目(アイオブテラー)として帝国では知られている。

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