//=time() ?>
- 辺境墓の墓守 -
「我らグレイブキャッツ!亡きご主様に代わり、この墓地を守護する者にゃ!」
「あ、はいはい、お花や食べ物、その他お供物は一旦こっちに…僕らへの差し入れはこの箱へお願いするにゃ」
「あっ!そこ!勝手に写真撮っちゃダメにゃ!ちゃんとお金を払うにゃ!」
#AI画像文芸部
- 彼の好きな場所 -
地味で汚れたその帽子は、堅物な父がどこかーーモンゴルだっけ?ーーで買ってきた、センスのかけらも無いお土産。
この形見を私が被り続けるのは、今やその上が、黒くて小さな彼のお気に入りだからだ。
……問題は、その彼が日に日に重くなっていること。
#AI画像文芸部
角醒の魔女 | 妖精探し
「ねぇ、ジャック、本当にこの辺りに妖精さんはいるの?」
「ああ姉さん、間違いねぇ。このいけすかねぇ匂い、間違いなくあの小精霊のガキのもんだぜ」
「はぁ、相変わらず、その口の悪さはどうにかならないのかしら……」
「すいやせん、性分なもんで。ヘヘ」
#AI画像文芸部
――ワォン!
――こっちね!
この子の飼い主がいなくなった。
どこかに行ってしまったのだろうか。
あるいは、何者かに連れ去られたのだろうか。
匂いを辿り、クリムは森の中を進む。
#AI画像文芸部
- 呪言姫 -
お前さん、こっから先はこの耳栓をつけろ。いいか絶対に外すんじゃあないぞ。あぁ待て、それから部屋に入ったら目も閉じろ。それから下向いとけ。その方が安全じゃ。
あ?なんでぇ、声だけじゃねぇのかって?
……あの方のお声はな、口元を目にしただけで頭に響くんじゃよ。
#AI画像文芸部
- 道連れエレベーター -
どこに行くかも知れなくて、
地に足つかない毎日に、
それでも貴方は、一緒にいてくれますか?
--
恋より軽く、愛より重い関係……みたいな!
そしてフラミンゴめちゃむずだった。。。
#AI画像文芸部
- 否定教団 -
貴方の罪を否定しましょう
赦しなど、乞う必要はありません!
貴方の悩みを否定しましょう
大丈夫、もう何も考えなくていいのです!
貴方の存在を否定しましょう
"自分"に執着するから苦しいのです!
さぁ、全てにバツを付けましょう
貴方を苛む、この世界にも!
#AI画像文芸部
- 弔者の花園 -
廃都アクタリスの西部に存在する巨大な花園。
数多の骸が集うその場所は、かつて自らの手で彼らに死をばら撒いた悪魔それ自身が開いたものだという。
空から降り立った黒い影が、小さき赤花に手を伸ばす。
鋭刃に満ちたその手は、しかし傷一つ付けずその花弁を撫でた。
#AI画像文芸部