# narou

その血は生き物のように、魂を失い横たわる王子の身体に侵入して王子の身体を乗っ取った。
小姓たちは、王子の不気味な様子に震え上がる。
逃げ場の無い彼らは、ルクレシアにすがりついていた。

427、震える小姓たち
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ホムラが真名をリリスに教えたことで、互いに認め合い神官との間に火が灯る。
マリナが立ち上がり、リリスの心とシンクロする。
2人は先代の神官たちを、自分たちの神官に任命する。

426、火の守護者
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ずっと老女から受けてきた虐待の恐怖が忘れられず、乗り越えることが出来なかったリリス。
だが、それをエリンに吐き出せたことで、ようやく一歩を踏み出すことが出来た。

425、転生というもの
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裏山の森の中、ミスリル2人と登るリリスに、エリンは自分たちだけでも様を外して欲しいと懇願する。
どうしても人を呼び捨てに出来ない理由を、リリスは心を決めて吐露する。

424、心にたまった泥水を
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今年とうとう完結できなかった。
来年は完結させる!!
あと来年は題名を短く戻したい。

赤い髪のリリス 戦いの風
〜世継ぎの王子なのに赤い髪のせいで捨てられたけど、 魔導師になって仲間増やして巫子になって火の神殿再興します〜
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時が満ち行き、館は加勢の受け入れと準備に騒がしい。
リリスはホムラとエリンを連れ、裏山に修行に行く。
山を登りながら、火の神官になる不安は無いのかとエリンに訪ねた。

423、後戻りが出来ない物
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アデルに神殿へ帰るよう言われたキリエたちは、途中ラグンベルクの隊列と出会いアデルの訃報を聞く。
だが、彼らは巫子の戦いの前で自らの無力を知っていた。

422、王族としてやるべき事
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ルークは自らが火の神官であることを知られ、リリスへの恐れを大きくする。
だが、リリスの懸念は地の巫子イネスの感情が、精霊王に及ぶことだった。

421、闇落ち精霊の怨念
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風の館へ、人形の現し身でルークが報告に来た。
それは地の巫子アデルの死。
そこにいた誰もが驚き、そしてイネスは怒りに震えた。

420、ルークの報告
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あらすじとか人物紹介を書き直しました。

赤い髪のリリス 戦いの風〜世継ぎの王子なのに赤い髪のせいで捨てられたけど、 魔導師になって仲間増やして巫子になって火の神殿再興します〜 https://t.co/unIo2u26i6

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痛みを堪え、外へと廊下を進む巫子アデル。
その口から出てきたのは、闇落ちした精霊の血。
聖龍である彼は、汚染された身体が耐えられるわけも無く、死へと一気に向かってしまう。

419、オパールの咆哮
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城の遙か地下深く、地龍は隠された地下道に沿ってそこにいた。
それは地の3の巫子アデルの本体。
彼はルークに頼まれ闇落ちした精霊の石を、腹の中にやむなく預かっていた。

418、アデル、暗転
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城の中庭を行く少年巫子アデルが歌を歌う。
暗い城内の雰囲気を一掃するように。
彼は魔導師の塔の長、ルークに会う為に向かっていた。

417、アデルの歌
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会議の中で、レナントとベスレムから助け手が来ることを知らされる。
だが、彼等の受け入れには、食料という大きな問題が待っていた。リリスは、それを母に頼もうと提案する。

415、リリス、セフィーリアと再会する
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風の丘の一同が集い、会議を行う。
彼等の懸念は、あまりにも兵や騎士が集まらないことだ。
だが、宰相や王子を不審に思う兵達は、徐々に自主的に登城を控える者が増えていた。

414、風の丘の会議
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悲しむラティが誘われるままその部屋を訪ねると、初めて見る不思議な白と黒の少年がいました。
白い少年は無邪気にラティの心を読み、黒い少年は白い少年の願いを叶えるのでした。

413、ラティは意気地無し
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向かいの棟の屋根からルクレシアを見守るラティに、ニヤリと笑うランドレール。
彼は2人を見下し、そして侮辱する。
ルクレシアはそれでも、彼を見限ることが出来なかった。

412、僕は代用品でしかない
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王子の世話をするルクレシアは、夜になると悪霊との約束を守る為、服を脱いでドレスに着替え始める。
ラティは彼を懸命に止めるが、彼の決意は固かった。

411、悪霊に身を捧げる
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宰相と王子の身体を行き来して利用する悪霊。
だが、命の火が付きかけた王子の身体に戻った途端、その精神は破綻していく。
悪霊を安定させる為に、ルクレシアは心を決めた。

410、命が尽きかけた身体
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ミザリーに問われるルクレシアを守る為、ラティが全身を針にして牙を剥く。
だが、彼は経験が少なく修業もしていない。
叱咤するミザリーに、どうすれば主を守れるのかと問うラティだった。

409、ルクレシアの本心
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