紅碧 べにみどり


190色め。少し赤みのある淡い空色。碧い空に紅がかかる時間は、朝も夕もなんだか良い時間。

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【12月の記事※予告②】現代の着物美人画を描くイラストレーター さんも夏ぶりの新作ご用意中とのこと。ありがとうございます。年の暮れにちなんだ色って、なんでしょう?いままでの 過去4本まとめ読みは
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ピンクアーモンド pink almond


29色め。全く知らなかったのですが、アーモンドの花って桜🌸の様なんですね。その淡いピンク色。調べたらやはりサクラの仲間の木でした。まぁでもわたしにはヒマラヤ岩塩の色に見えました。

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グレープ grape


28色め。葡萄の果実のような深く鮮やかな紫色。人の歴史と密接に関わってきたブドウ。5千年くらい前にはカスピ海あたりで既に栽培されていたとのこと。豊穣の象徴であるブドウとワインは、ヨーロッパの神様たちがとりあえず大好き。林檎より禁断感がある。

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一斤染 いっこんぞめ


187色め。絹の布2枚に対して、紅花大一斤(600g)で淡く染めた色合い。平安時代に禁色とされていた紅色ですが、このように薄い色は許されていたそう。

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ビリヤードグリーン billiard green


25色め。ビリヤード台に張られるフェルト地のような、深みのある緑色。ビリヤードの起源は相当古いらしいけど、どこが発祥の地なのかは諸説テーブルビリヤードは15世紀にルイ11世のために作られたとか。学生時代狂ったようにやったなぁ。

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今様色 いまよういろ


185色め。流行りのいろという意味の淡い紅色。この"今"は平安時代のことで、千年以上前の日本の貴族たちの間で流行したそうです。源氏物語では光源氏が紫の上へ贈った衣装が今様色。

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深川鼠 ふかがわねずみ


184色め。とても薄い藍染の色々。江戸時代、度々幕府から派手な色を禁止された庶民たちの間では、灰色や茶色などの渋い色を身に付けざるを得ず。その中で流行を作ったのは"粋"な深川の繁華街の芸者や若衆だったといいます。

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今回は準伝説風で
モチーフは麒麟
日本の伝統色縛りでやっていく
三○になるのは確定w
そーいえば麒麟って英語にしたらキリンと一緒なんかな?
 

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玉蜀黍色 とうもろこしいろ


183色め。トウモロコシの実のような赤みのある淡い黄色なんだけれど、恥ずかしながら漢字でこう書くと初めて知りました。コロンブスが南米から持ち帰ったトウモロコシは、1世紀で世界を半周し安土桃山時代に長崎に伝来したそうです🌽

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白緑 びゃくろく


181色め。マカライト(孔雀石)を砕いて使った色の中で、特に粒子が細かく淡く白みの強いいろ。奈良時代の昔から仏像や仏画に使われた古い色だそうです。

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エレファントスキン elephant skin


19色め。象の肌の色の様な灰色。ゾウの仲間は世界中に生息していたけれど、人による乱獲によりアフリカやアジアを除いて絶滅してしまった。その後何万年も経ってアフリカから持ち込まれたゾウに驚き、色名にしてしまうのだから皮肉な話だ。

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パンプキン pumpkin


18色め。カボチャの実のような、赤みの強い黄色🎃カボチャの原産はアメリカ大陸で、1万年前には栽培されていたそう。日本へは戦国時代、ポルトガルからカンボジア経由で大分の大名、大友宗麟に献上された時に伝来したそうな。

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ブーゲンビリア bougainvillaea


17色め。トロピカルなイメージのブーゲンビリアの花のような、鮮やかで赤味の強いピンク色。18世紀にフランスの探検家、バーゲンヴィルさんがブラジルで見つけたそう。この人フランス人で初めて世界一周航行をした人なんだそうだ。

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牡丹色 ぼたんいろ


177色め。ボタンの花びらのような、赤みの強いピンク色。色名としては古く平安時代からあったけれど、明治時代に爆発的に流行したらしい。ちょうど寒牡丹の季節ですね。

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プラム plum


16色め。熟しきったプラムの実のような、鮮やかな紫色。プラムはスモモやアンズ、ウメなんかと大まかには同じ種類になるらしい。私が大好きなとある映画に"It is a very plum…pium"という印象的な台詞がありました。

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バーミリオン vermilion


Vermilionは硫化水銀の英名で、つまりところ朱色、日本でいう辰砂を使った顔料の色。少し緑みの強い淡い赤色のことを指します。人類がこの顔料を使った最古の記録は約1万年前で、トルコにある石器時代の遺跡だそうです。

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赤丹 あかに


174色め。硫化水銀が結晶化した辰砂で染めた赤色のひとつ。もしくは花札の松、桜、梅と赤い短尺が描かれた札。色としては少し緑色が強い。日本でも辰砂を使った顔料の歴史はとても古く、古墳の内壁や棺の内側にも使われた。

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テールグリーン teal green


Teal自体が青緑を指す色ですが、元々はコガモの呼称。マガモなどの頭の様な、発色の良い鮮やかな緑色です。和名は鴨の羽色。色名としては割と新しい色のようです。渡鳥のマガモは北半球どこでも私たちの目を楽しませてくれます。

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