復讐鬼
「"嫉妬"がやられたか」
メルト
「当然ね。あんなに輝く姿を見て嫉妬しない奴は居ないわよ」
復讐鬼
「そうだな……お前もその一人だからな!」 

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"嫉妬"
「だからどうか、この爪で引き裂かれておくれ
 手に入らぬのなら、手折る事こそ二人にとっての幸福!」
エルト
「執着する程高評価付けてくれるのは有難いんですが
 もう少し周りを見た方が良いですよ」
"嫉妬"
「ーーッ!」
藤乃
「ーー凶れ」 

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復讐鬼
「ちぃっ、さながらゲヘナの炎といった所か」
復讐鬼
「……ッ!」
メルト
「ーーあら、首を狙ったつもりだけど防がれたわね」
復讐鬼
「お前の殺気は独特だからなアルターエゴ!」 

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ジーク
「ーー『灼熱竜息・万地融解(アカフィローガ・アルグリーズ)』!」
"憤怒"
「ーー『我が神はここにありて(リュミノジテ・エテルネッル)』!」 

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復讐鬼
「ならば示せ!己の間違いを、正しきものに塗り替えろ!」
エルト
「ええ!正しさに驕らず、自らの言葉としよう!」
復讐鬼
「生きる屍でないと叫びながら!」
エルト
「みっともなく足掻いてみせますよ!」 

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復讐鬼
「見ての通り手心は期待するな
この場に居る罪の具現全てはお前達の血に飢えている」
復讐鬼
「俺は俺をエドモンと呼ぶお前達を斃し尽くし
 ……そして勝者としてこの監獄を出よう」

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ジャネット
「だからジル。あなたも自分の意志で戦いなさい」
ジャネット
「偽物である事に惑わされず……
それが偽物の我々に許された最後の権利なのだから」
"怠惰"
「この……この売女めがぁあああああああああああ!!!」 

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"怠惰"
「罪人!?聖女が罪人である筈がない!
罪人であるならば貴様は聖女の名を騙る偽物だ!」
ジャネット
「そうです、ジル。私は、
そしてここに居る者の多くは英霊ですらない贋作です」 

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"憤怒"
「……壊れてしまった前の私
あなたをこの戦いの裁定者として認めましょう」
ジャネット
「感謝します、壊れる事を知らない私
壊れた事を良しとした私は罪人としてあなた達に相対しましょう」 

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復讐鬼
「聖杯大戦であるならば裁定者が必要だが
 ……まさかお前が努めるつもりか?」
ジャネット
「ええ。こちらのみが生きた人間を擁する陣営
 その変わり、私は攻撃行為の一切を禁じます」
復讐鬼
「口約束など信用には値しないが……」 

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復讐鬼
「……ク」
復讐鬼
「クハハハハハハハ!まさか貴様、
 これをあのトゥリファスの戦いに擬えるつもりか!」
復讐鬼
「茶盤だな!」
エルト
「ええ、茶盤ですとも!」 

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エルト
「改めて宣言しよう!
 これにより互いは紛れもない七対七と相成った!」
エルト
「だが、聖杯無きこの戦は聖杯大戦にあらず!
 されど我ら全てに罪はあり!」
エルト
「これは大罪というクラスを掲げた七人が争う
 前代未聞、空前絶後の陣営戦!」 

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エルト
「ーー"傲慢"の罪人
 "自由な人(ルーサー)"エルトリス」 

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エルト
「"嫉妬"の罪人、エドモン・ダンテス
 "色欲"の罪人、ジャネット
 "怠惰"の罪人、浅上藤乃
 "憤怒"の罪人、メルセデス/フローレンス・ナイチンゲール
 "暴食"の罪人、メルトリリス
 "強欲"の罪人、ジーク
 そして……」 

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エルト
「しかし、あなたは巌窟王でありエドモン・ダンテスだ」
エルト
「裁きを振るうのが巌窟王であるならば、収監されし罪人の名を
 共に戦った仲間の名として借り受けます」 

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エルト
「"嫉妬"の具現、ファントム・ジ・オペラ
 "色欲"の具現、フェルグス・マックロイ
 "怠惰"の具現、ジル・ド・レェ
 "憤怒"の具現、ジャンヌ・ダルク
 "暴食"の具現、カリギュラ
 "強欲"の具現、天草四郎時貞
 ……そして"傲慢"の具現、巌窟王」 

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慈悲子
「あなたの状態はとても不安定です
 その状態のまま一人になるなど、身体に良くありません」
慈悲子
「……故に治療が必要です。だから私が止めに来たのです」
復讐鬼
「なるほど、俺が離れた事が引き金になったか」 

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慈悲子
「あなたを治療しに来ました、アヴェンジャーさま
 ……いいえ、エドモン・ダンテス」
復讐鬼
「メルセデス……俺に歯向かうというのか」
慈悲子
「ええ。それが必要だと判断しましたので」 

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エルト
「やはり、七騎揃えて来ましたか」
復讐鬼
「こうなる事を選んだのはお前自身だ
まさか、その覚悟が備わってないとは言わないだろうな」
エルト
「勿論。その為の準備はしてきたつもりです」 

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復讐鬼
「ーー今宵、全ての罪と戦う事と知れ!」 

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