ならべるとひどいことばにみえてくる頑張れ笑え負けるな生きろ /岡野大嗣

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物心ついた頃には僕はもう僕だったそんなの聞いてなかった /岡野大嗣

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9/2 きみという葡萄畑の夕暮れにたった一人の農夫でいたい(岡野大嗣)

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きみという葡萄畑の夕暮れにたった一人の農夫でいたい /岡野大嗣

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「どこか違う国へ行きたい」踊り場でウォータークーラー踏んで僕らは /岡野大嗣

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ふるぼけた水平線をリヤカーであつめて編んだ淡いストール /岡野大嗣

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ハーモニカの端を吹くのはむずかしい隣の部屋がひとつ無いから /岡野大嗣

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ねむるように死にたい布団職人がその目的で仕立てる布団 /岡野大嗣

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「どこか違う国へ行きたい」踊り場でウォータークーラー踏んで僕らは /岡野大嗣

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ゆぶね、って名前の柴を飼っていたお風呂屋さんとゆぶねさよなら /岡野大嗣

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さよならは少しずつした方がいい脱水症に気をつけながら /岡野大嗣

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ハーモニカの端を吹くのはむずかしい隣の部屋がひとつ無いから /岡野大嗣

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ともだちはみんな雑巾ぼくだけが父の肌着で窓を拭いてる /岡野大嗣

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そうだとは知らずに乗った地下鉄が外へ出てゆく瞬間がすき /岡野大嗣

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This video has been deleted. そのようにメダカの絶えた水槽を見る /岡野大嗣

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限りなく豆腐に近い脳みそに醤油をかけたような憂鬱 /岡野大嗣

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きみという葡萄畑の夕暮れにたった一人の農夫でいたい /岡野大嗣

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ねむるように死にたい布団職人がその目的で仕立てる布団 /岡野大嗣

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叫んだら僕から何が出るのかを確かめに行くひとりカラオケ /岡野大嗣

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ゆぶね、って名前の柴を飼っていたお風呂屋さんとゆぶねさよなら /岡野大嗣

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