デイビッド「…そう言われて二つ返事で下がると思ったか、青二才?
残念だが我々は最後の一人まで戦うつもりだ、最後に一つ忠告だ。
私の部下達を甘く見るなよ?」
そう言った直後、凄まじいスピードで一つの機体がマニピュレーターを切り裂く

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「私は地球連合軍第252基地司令兼、
戦闘母艦エクリプス・ノア艦長のデイビッド・バークレーだ。
本来ならば超長距離ゲートジャンプの試行航行だったが……
そういうお前こそ、何者だ?」

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空間の歪みで出来たゲートから、エクリプス・ノアが突然やって来た
大槻「ゲートジャンプ成功……!?
おかしいぞ?目的と違う場所に出てきてしまったのか?」
梶原「艦長、恐らくですが何らかの思念に導かれてここへ来た可能性があります。」
デイビッド「…だが、ただならぬ状況だな……!!」

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デイビッド女体化if軸ビビッド(ぴくる製)

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シェリル「レーダーに反応あり!
ネーレウス級を擁する旗艦部隊です!!」
友軍や援軍の攻勢でも、ネーレウスの強大さは健在である
梶原「艦内全機構異常なし!
発進準備良し!!」
デイビッド「エクリプス・ノア発進!!
そのまま全速前進せよ!」 https://t.co/K8DSwCm0WT

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梶原「いえ、このエクリプス・ノアを万全の状態にするのが私の責務です。
艦長こそ、あまり根を詰め過ぎずに休息を取って下さい。」
デイビッド「…………分かった。
お言葉に甘んじよう。」

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エクリプス・ノア ブリッジ
デイビッド「梶原、クルーの様子は?」
梶原「はっ。
戦闘班、航海班、通信班及び生活班全クルーは休息を取っています。
技術班と機関班は、12時間ごとに交代しつつ半舷上陸しています。」
デイビッド「そうか……
梶原も、無理せず他の者に引き継ぎしろ。」 https://t.co/KFKGwVXYmc

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デイビッドの指示で、満を持して出撃したベテランの兵士レオナルドと古参の老兵ラルゴ。
人工島へ上陸した二人へ未確認の機体が迫る
ラルゴ「データに無い機体……成る程新型ですな。」
レオナルド「それがどうした、性能が物を言う訳じゃない。」
ラルゴ「いかにも、さぁ行きましょう!」 https://t.co/Q9NbYRIHiX

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監獄島が陥落した翌日
ジャック「…監獄島が陥落、バイロン軍太平洋艦隊第2艦隊も全滅したそうだ。」
アルフレッド「フッ、デイビッド達も中々やるじゃないか……!」
ジャック「しかしゲインの奴め、動きが速い。
N島を中心に守りを固め、この日の内に人工島まで設置したらしい。」

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デイビッド達がM諸島にてゲインの艦隊との激戦を繰り広げる中、アルフレッド・ノースフレットは件の監獄島が近くにあるN島へいた。
理由は一つ、今は亡き和平派の一人エイフマン氏の娘エミリアのN島観察の護衛である。
エミリアとはかつて共に行動した事もあり、親交もあっての依頼だ

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デイビッド「総員に通達。
これより本艦は、バイロン軍太平洋艦隊との艦隊戦に入る!」
シェリル「レーダー内敵反応多数、艦船だけでもかなりの数よ!
友軍が居ても、少し分が悪いわね…」
南部「総員戦闘配置!
主砲一番二番、砲撃用意!!」
これがエクリプス・ノアの初めての艦隊戦だ。 https://t.co/zqiJOy5QmM

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デイビッド「勿論。
だがバイロンの身内問題は、私の友人の仕事だったが……噂が本当ならばそのゲインと言う男は実に用意周到な下郎らしい。
だから我々が奴の目論見を徹底的に潰し、その友人の活路を開かせる。」

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デイビッド「嫌……すまない。
私は地球連合軍第252基地司令官のデイビッド・バークレーだ、最も今はエクリプス・ノアの艦長だがな。」

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デイビッドは一息つく為、時間を割いて一人休憩に来ていた。
デイビッド「……む、誰かいるな……」

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デイビッドの指揮するエクリプス・ノアは、監獄島のすぐそばへ着陸した
大槻「艦長!着陸による艦の異常を認めず、タラップ準備良し!」
デイビッド「分かった!
全乗組員に告ぐ!!本艦はこの島の囚人及び捕虜救助の為、全力を尽くす!
総員、心せよ!!」 https://t.co/V2B4OiWEIu

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デイビッドとの会話の後。
レーガンはもう一つの作戦、物質調達の役割としてローファンを筆頭にレイモンド、ビリー、エリザベートから為る傭兵部隊『タンゴチーム』の元へ来ていた。
レーガン「…俺とマスラオで敵の陽動に入る、ローファン達はその間に施設へ入り物質を略奪してくれ。」 https://t.co/HP8JODzDAo

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レーガン「襲撃に当たって、俺は後方からの援護に徹する。
陽動役にマスラオを連れて行きたい。」
デイビッド「確かに、端から見ればマクシオンにしか見えないからな……」

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レーガン「だがそれだけじゃない、食料不足の件もある。
そこで二手に別れ、一方が陽動に回る。
もう一方が隙を突き、食料や資材を強奪する……」
デイビッド「良い案だ、傭兵としての経験か?」
レーガン「嫌、ランティスとトシオの話を真似ただけだ……
それで一つ頼みがある。」

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昼間、デイビッドとレーガンは思案していた。
デイビッド「ふむ、リゾート地の島か……」
レーガン「だが恐らくリゾートはカモフラージュ。
本命はここを拠点に、連中が攻めてくる魂胆だろう。」
デイビッド「だから夜間に襲撃、敵の出鼻を挫く訳か。」 https://t.co/WEZlhDrJ3G

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カイル「梶原さん、追加の資材を置いておきます。」
梶原「あぁ、島民の邪魔にならない様にな。」
デイビッドがやって来る

デイビッド「梶原、これは?」
梶原「本艦の資材を使って、避難用のシェルターを作っています。」
デイビッド「そうか!頑張ってくれ。」

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