さんだーぶれいくえもーしょん!
雷にうたれてきました・・・。
雷にくらう正人面白すぎて・・・。

※概要に書いてあるのでネタバレじゃないよ!

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最後には、「杏奈が正人に告白するのを応援するような発言」「その上で、自分も杏奈を諦めない!」といった盛生の不器用さと、いつでも本気な姿勢に、杏奈はどこか毒気が抜かれたようだった。

こんなバカがいるんだから、私ももう一度、頑張ってもいいのかもしれない…そんな気持ちに自然となれたのだ

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盛生は理解した。杏奈は正人が好きだ。だが同じくらい、彼に嫌われることを恐れているのだと…。

そんな彼女が出したのが、現状維持という答えなのだと。だから、二人は仲がいいように見えるけど、付き合ってはいないという関係を続けているのだと。

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そんな一生分の勇気を振り絞ってした告白に対して、正人がした返答はこのようなものだった。

「え?いまなんていった?」
「よく聞こえなかった」
「もっかい言ってくれる?」

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正人がなんとなくモテそうなのを知っていた盛生ですら、いまの一連の流れはインパクトのある光景だったのだ。杏奈はこのことを知っていたのかと彼女の表情を伺う。

やはりというかなんというか…杏奈はどこか微妙な、影のある表情でそれを見送っていた。

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それは先に帰宅したはずの正人であった。正人の両脇には学校でも可愛いと有名な(それこそ、杏奈並みに)女子生徒の姿がある。そんな三人が、通学路を和気あいあいと歩いて行った。

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