「この中は安全地帯ねどんなこと言っても他人の言葉になるから」

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きみはそう真実よりも真実味を愛するような化け物だった

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電飾をジャングルジムに巻きつけて輝く丘でお別れしよう

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言の葉は形容詞でした木枯らしが吹いたその時お前に会えた

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阿弥陀籤降りてゆくように幾つもの生き方を捨て今日も生きゆく

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燃え尽きた君のおもかげ灰皿に溜まった銘柄違いの煙草

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難しいゲームはやめてシンプルな恋をしようよテトリスみたいな

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おれたちは違反速度で駆け抜けた。それが教習コースと知らずに

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さかさまの洗面器からざぱーんと水。さようなら今日のできごと /岡野大嗣

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クリスマスツリーを燃やして金色の星が落ちたら君に渡そう

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わたしすぐに死ねって思うし口にするから川をみにゆかなくちゃ /東直子

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火をひとつくれ そのあかりそのくるしさでずっと夜更けの森にいるから
/小林朗人「終点」『一角』#短歌版深夜の真剣お絵描き60分一本勝負

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時として退屈なんだ人として生きていくことピアノを弾くこと

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母と目が初めて合ったそのときの心でみんな死ねますように /岡野大嗣

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脳みそがあってよかった電源がなくても好きな曲を鳴らせる /岡野大嗣

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秘密もつごとき仕草に花の蜜吸ひつつゐたりわが少年は/外塚喬


今回で24回目、ということは24時間=丸一日短歌と向き合った事になりますね!
いつもありがとうございます。

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秘密もつごとき仕草に花の蜜吸ひつつゐたりわが少年は/外塚喬


―君はまるで大人が煙草を吸うような仕草で花の蜜を吸うと、「甘いよ」と僕に言った。

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木の枝に切って裂かれて空
いくつ
僕の指にも枝をください

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深皿を何度拭いても留まれる水滴、これは誰のさびしさ/田口綾子「深皿」『短歌研究』  

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