一方、八千代も負けじとほのめと彼女のパートナー、迦陵頻伽の仲が悪そうなのを見て逆に悪口を言い返しますが、今度はその言葉に迦陵頻伽が怒りました。

「今はこんなだけど、ほのめはいつか! 絶対! すごくなるし!」

――この時の彼女の言葉の真意がわかるのはかなり先のことです。

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しばらくの探索の末、八千代達は赤の世界のゼクスとそのパートナーであるゼクス使いを発見。
彼女達に戦いを挑みます。
当初、アルモタヘルは八千代と練習していた威圧感のある言葉を使って二人に対峙しますが、そのゼクス使い達に虚勢を張っていることをあっさり見抜かれてしまいます。

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綾瀬と彼女の両親の仇である天使の死闘を見て怯えていたところを、謎の青年、ル・シエルに助けられた八千代。
彼の助言で落ち着きを取り戻し、自身の弱さを認めた八千代は、彼に同行を認めてもらうために自分たちの実力を示す必要があると考え、他のゼクス使いとの戦いに向かいました。

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安全な場所まで連れてきてから、青年はル・シエルと名乗り、八千代に何があったのかを尋ねました。
青年に促された八千代はこれまでの経緯を語りだします。
よくできた妹への嫉妬。
憧れの従姉が遠く離れた存在になってしまったことへの衝撃。
そして、何もできない自分に対する失望――。

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綾瀬のパートナーのプレデターが咆哮と共に放った爪撃が周囲の木々をなぎ倒し、天使が巨大な水瓶から放った水流が地面を穿ちます。
必殺の一撃が飛び交う苛烈な戦場。
その場に立ち、パートナーにリソースを供給する綾瀬もまた憎しみのこもった眼差しで天使を睨みながら戦っていました。

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両親の仇である天使との決着をつけるために近畿へと向かった綾瀬を追いかける八千代達。
結構な強行軍の果てにどうにか彼女達は綾瀬達に追いつきました。
こっそり物陰に隠れながら、綾瀬達と天使達との戦いを覗き見た八千代ですが――そこは生と死を争う本物の戦場でした。

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さて、ソトゥミサ放送局の後も、八千代達は引き続き綾瀬達を追いかけていました。
やがて、八千代達は綾瀬達に追いつき、彼女達と宿敵との戦いを目撃するのですが――。

今回はここまで!
続きはまた次回!

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話は前後しますが、ある晩、アルモタヘルは先述の黒い青年からの紹介でソトゥミサ放送局のゲストとして招かれることとなりました。

参考資料
https://t.co/XEu2fJuzgK

ですが、当初の予定日が強行軍と重なってしまったので日をずらしてもらいました。

参考資料
https://t.co/DZ31vjwt5L

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綾瀬ちゃんの両親は天使に殺された――。

綾瀬は魔人から情報を受け取ると、早速、天使との決戦に赴くべくズィーガーに乗って近畿へと向かいました。
八千代達は綾瀬を追うべく、自分達も奈良へと向かいます。
かなりの強行軍に四苦八苦しながらも、なんとか八千代達は綾瀬を追いかけます。

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さて、そんな風に少しずつ強くなるための会議や修行を重ねていたある日のこと、八千代達は綾瀬と再会します。
ですが、彼女の前には一人のディアボロスがいました。
綾瀬の知り合いと思しきその魔人は、綾瀬の両親の仇である天使が奈良のブラックポイント付近にいると彼女達に告げます。

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アルモタヘルを倒された八千代は、再度のさくらの説得を受けて共に家に帰ることをしょだくします。
ですが、さくらへの複雑な感情や周囲の人々に対する反発から、八千代は隙を見て逃走。
さくらは再びの八千代との離別を悲しみ、一方の八千代達は自分たちの弱さに落胆します――。

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今回はここまで!
今週末は少し用事があるので、今度のゼクスストーリー語りはまた来週にさせていただきます。
続きはまた次回!

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八千代とさくらは大抵のカードで花の髪飾りをつけていますが、おそらく、その始まりがこの時に綾瀬にもらったものなのでしょうね。
以降のカードでもちょっとデザインが違いますが同系統の髪飾りをつけています。

ですが、ゼクスが出現して以降、綾瀬との連絡が途絶えてしまいます。

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学者や研究者を多く輩出する上柚木家の生まれながら、八千代はどうしても勉強が苦手でした。
習い事の類も続かず、学校でも同級生達ともうまく打ち解けられないなど、不遇の幼少期を過ごしました。
八千代が普通に接することができる相手は従姉の綾瀬と妹のさくらくらいでした。

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八千代と一緒に行動するようになってからは、度々二人(一人と一頭)でMSK(綿密な戦術会議)と特訓を行っており、新技の開発にいそしんでいます。
ブラックゲイルやジェットクレセントも二人で考えて編み出した技です。
最近のドラマCDでも出張版MSKで新技を開発していましたね。

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凶暴な見た目と荘厳な口調も相まって、ミサキとソトゥ子も警戒しており、しばらく後にアルモタヘルの本当の性格を知って驚いていました。
もっとも、通常の凶暴なプレデターをパートナーにしようと思ったら、綾瀬レベルの覚悟が必要なので、八千代のパートナーとしてはむしろ納得でしたが。

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先ほども言いましたが、アルモタヘル君は気弱な性格。
かなり臆病で、戦いも苦手でした。
八千代から敵に舐められないようにと難解な言葉遣いも教えられており、登場当初やソトゥミサ放送局での出演回の前半ではそのような口調でしゃべっていました。

参考資料
https://t.co/YQ4fyxyh6t

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また、これも重要な点として、八千代は神々の作ったシナリオにおいて、死の運命が定められていた人物の一人でした。
同じ立場のあづみや春日は生き残れる運命や自身を再現した存在が出現する可能性があったのですが、八千代にはそれすらありませんでした。
ですが、それも過去の話。

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そして、八千代を説明するうえで欠かせないのが彼女の中二病っぷり。
『闇』『影』などのダーティな言葉を好んでおり、自身に与えられたドリーム・キー『月』も気に入っています。
アルモタヘルの技名や決め台詞などにも彼女のセンスが出ており、大和とはその辺りでも気が合うのだとか。

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一方、さくらとはまた違った意味でなんでもできる綾瀬に対しては八千代は純粋に憧れていました。
しかし、後に綾瀬を追いかけて、彼女達の凄絶な戦いぶりを見てしまい――

「わたしの知らないうちに綾瀬ちゃんは、ずっと遠い世界へ行っちゃってた。」

とはこれまた八千代自身の弁。

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