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第99回:大阪芸術大学映画研究会の #1日1本オススメ映画
野村和也監督「BLACK FOX」
キャラクターの導線、展開、台詞の端々に至るまで何一切の裏切りが無い、王道中の王道ストーリーを魅力的なキャラクターデザインで描く秀作アニメ映画!
アニメーション表現の面白さに溢れた1作です。
#キングダム
紀元前中国の覇権争いをアクションで魅せテンポ良く描いた秀作。
山崎賢人、吉沢亮、橋本環奈等の若手を中堅の役者が支え面白いエンターテイメントに仕上げている。
大沢たかおの怪演と長澤まさみの山界の王は印象的でインテリは嫌うかも知れないが充分楽しめた。
#1日1本オススメ映画
“ミネハハ”
ドガ”踊りの花形 エトワール 舞台の踊り子” 繊細にはためく可憐な衣装とすらりと伸びた白い足、まろくエロティックな灯りのもと舞い踊る少女を凝と見つめる権力と生産者の影... 神秘と清純を象徴する花々と悲哀と悍しく搾取する者たちのあるひと時を描いた幻想の映画。#1日1本オススメ映画
#ドラゴンへの道
ブルース・リー監督、主演、脚本、武術指導のアクション映画の金字塔。
徹底したアクションへの拘りをWヌンチャク、棒術、投げ矢等に見せラストのチャック・ノリスとの対決は二人のパワー対切れ味と言う見事なコントラストを描き出していて鳥肌が立つ。
#1日1本オススメ映画
#1日1本オススメ映画
「華麗なる週末」
札付き使用人に抱く憧れ、大人の階段を登る名家の少年。厳格な祖父の車をご拝借、純朴な瞳に写す美徳と背徳の世界。娼館で芽生える恋と男気、差別と偏見を追い抜く草競馬。刹那の栄光の先にある深甚と背信の傷みを刻み、歌う "Camptown Races" はまた格別。
第84回:大阪芸術大学映画研究会の #1日1本オススメ映画
今敏監督作品
『千年女優』
引退した大女優が過去を思い返す内に記憶と現実が錯綜してしまう映画
恋する女性の内面を描く意欲作です
#1日1本オススメ映画
『クロスロード』1986年
https://t.co/v9dNZboLfD
#BOTD ジェイミー・ガーツといえば『クイックシルバー』は幾度と語っているので、翌年に出演したウォルター・ヒル×ラルフ・マッチオのシブいブルース・ロードムービーを。彼女は、彼らと旅する家出娘。その存在が映画のアクセント
#1日1本オススメ映画
「フォー・ザ・ボーイズ」
生粋の芸人、赫然たる歌手の軽妙な掛け合いと蕩ける歌声、ガツンと下ネタ玉に瑕、平時はスタジオ、戦時は慰問、最強コンビが送る激動のアメリカ。死地の異常性と度重なる非劇、精根尽きても切れない腐れ縁。兵士に捧ぐ "In My Life" と掲げるピース。
#ヴァレリアン千の惑星の救世主
リュックベッソン監督の映画で評論家からは酷評された作品だが個人的にこのビジュアルと世界観を作れるのは彼だけでは無いのかと思う。
ある意味フィフスエレメントの進化系とも言えこれを観てベッソン監督衰えずと嬉しく感性で楽しめる作品!!
#1日1本オススメ映画
#1日1本オススメ映画
「黄昏」
翠緑と優しい陽射が老夫婦を迎える湖畔の別荘。疎遠だった娘の来訪は恋人とその息子と共に。憎まれ口叩く不器用な父親、溝を埋める快活な母親。湖に轟くヘンリーさんの"Son of a bitch ! "が妙に切なかったり。最初で最後の親子共演、泣く。そりゃ泣く。諸々と泣く。
#赤毛
岡本喜八監督三船敏郎主演の傑作。
時代の変革期に赤報隊に入る馬鹿正直な男を三船が好演していて岩下志麻、寺田農等豪華な俳優陣が脇を固める群像劇にもなっている。
ええじゃないかのラストは圧巻で喜八監督の反権力精神が出ていて再評価をされるべき骨太な作品。
#1日1本オススメ映画
#1日1本オススメ映画
「招かれざる客」
運命の人を自宅へ招く若い白人女性。結婚の意志を聞き唖然のご両親。だって相手は黒人なんだもの。自由主義でも複雑な父、頑な娘を尊重する母。期間も世相も無意味な2人の愛、それに勝る親心、ご両家顔合わせで深まる恩愛、あれも愛これも愛60年代アメリカ。
「メン・イン・ブラック
:インターナショナル」
キャストを一新しての作品だがとても楽しめる。
クリスヘムズワースとテッサトンプソンのコンビが良くガジェットや新しいキャラクター等もユニーク。
豪華キャストの中でもトンプソンは魅力的で素晴らしく助演はポーニーかも。
#1日1本オススメ映画
【カットスロート・ナイン】
妻殺しを含む囚人達を護送する軍曹と娘。純金で出来た足枷で秘密裏に大金輸送を試みながら徒歩で雪山を越えていく黒い思惑と歪な関係性を描いた過酷な道程。銃砲よりも刃による斬、刺、抉…といった残忍な描写が精神までも突き刺してくるマカロニ惨劇
#1日1本オススメ映画
#1日1本オススメ映画
「ロンリー・ブラッド」
死んだ目の青年。澄んだ瞳の少女との出会い、家族を捨てた父親との再会、悪行に染まる血の継承と恋の隘路。憧れのシニアが見せる非情の顔、愛憎の銃を握るジュニア、震える照星の先は抗えない血の宿命。感慨深さ煽る "Live To Tell" by MADONNA
#どですかでん
黒澤明監督の初のカラー映画にして異色で独特な作品。
スラム街に住む人々の様子を描いているが色使いが時にグロテスクで時に美しく電車マニア、ホームレスの親子、夫婦を交換する人達等を写しながらそこに有るのは黒澤のヒューマニズムかそれとも何なのか?
#1日1本オススメ映画
#新・座頭市物語
シリーズ初のカラー映画で市が故郷に戻り幼なじみの女性や師匠との再会を果たす。
幼なじみの女性の為に一度は堅気に戻ろうとするのだが。
ラストの立ち回りや師匠との対決も良いが何処か市の心の中を描いたような味わいと哀しみのある作品になっている。
#1日1本オススメ映画
『風の無法者』
無宿流れの悪党が新任保安官に?妙に悟った所のある若者との出会いが、チャラけた1人の無法者を変える改心マカロニウエスタン。締めが少々無惨に過ぎるが、馬車チェイスに多対多銃撃戦、エセ拝み屋のスカム説教、味のある主役トリオの掛け合いなど見所も多い1本。
#1日1本オススメ映画
「復讐者に憐れみを」
パク・チャヌク監督による復讐三部作1作目。
病気の姉のために身代金誘拐に手を染めた男と娘を誘拐された男の悲劇の交錯。
事の顛末をしっかりと描いた説得力と動機付け。
善悪の二元論では語れない同情心、抑制の効いた虚無感、悲憤と痛みに言葉を失う。
#1日1本オススメ映画
「光州5・18」
1980年に起こった光州事件を描く。
全国に敷かれる戒厳令。
穏やかな日常から一転、暴徒鎮圧という名目で国民を奈落へと突き落とす苛烈で無慈悲な暴力。
歴史を知る為にも一見の価値はある。
韓国が自国の禁忌に触れたこの作品は韓国映画のマストと言えるだろう。
#1日1本オススメ映画