この星を彷徨い歩き早三日 知的生命体に出会いたい
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花を摘み飾ってはその花びらで戦の終わりを占うばかり
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魔導燈の灯る時間になりました冷えた指先擦り君を待つ
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君と二人この街を捨てどこまでも行こうきっと月は許してくれる
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お洒落して心弾ませ舞踏会ステップごとに花が生まれる

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近頃は夜の侵食が激しいね そんなことより何して遊ぶ?

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蒼き夜に月隠れゆき風吹かん少年はいざ試練に挑む

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水底にありてなお今麗しのパレス栄えし頃は幾程か

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ぬばたまの宵にグラスを傾けて銀河を垂らし彩るビル群

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出航はいつもほんのり塩味で銀河の海にこぼれ落ちるの

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水槽の前で交わした約束は人魚の泡となって消えたね

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赤と黒 数字乱れ舞うモノリス 暗号を解き先へと進め

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光あれスペクトラムに分かれよと色鮮やかなりし天の国

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ここからの道は険しいだろう友よ果ての月へは……、共に歩もう

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その穴は世界の果てにあるという飛び込み台が冒険へ誘う

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絢爛な魔法陣だと思いました異世界召喚されたあの日に

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足が竦むここから出たら戻れない あちらは楽園? 知らずに進む

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古の人も列車の停車場でかように友を見送ったという

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逢魔が時 歪んだ空に漕ぎ出でる 天は地 地は天 異界はすぐそこ

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たまにはねそんなこともあるよごらん宵闇の空を魚が泳ぐ

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