プッサンの最後の傑作連作「四季」。ここには幾つもの意味が重層的に込められます。四つの季節、一日の四つの時間帯、誕生→青年期→壮年期→死、豊かな楽園→農耕→戦→滅び。四つの場面は循環構造になっていて、自然の中で繰り返される人間の営みについて考察します。

1 19

ホメロスの作品は「イリアス」「オデュッセイア」。ウェルギリウスは「アエネーイス」。ダンテは「神曲」これらは全て「叙事詩」です。叙事詩は壮大な英雄物語です。2枚目は 所蔵プッサンの作品「詩人の霊感」。アポロンの左は叙事詩のミューズ。叙事詩は特に格が高いとみなされれます。

0 20

こちらもプッサンの作品。こちらは花の女神フローラの周りに「変身物語」で語られた花に変身した人物を描きます。アドニス、ヒアキントス、ナルキッソス、クリュティエ、アイアース。それぞれどんなお話か。是非読んでみてくださいね。 

0 16