登場人物の関係性④ 雷閃と一成
本編最大の敵対関係。
ひとりの女性を巡って対立するふたりの男。
雷閃は華燿の過去を握り、一成は彼女の未来を紡ごうとする。
本来ならば手を携えるべくもない彼らだが、雷閃は最初の師として一成を導く。
みずからを否定する相手を鍛える雷閃の思惑とは。

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登場人物の関係性③ 顎人と一成
本編もうひとつの副軸をなす恩愛で結ばれたふたり。
故あって生存を脅かされた幼い頃の一成を救った顎人。
異世界で再会した彼は、主に剣術の師として一成を導きはじめる。
しかし、幼い一成の面影を忘れられぬ顎人は、成長した彼と事あるごとに衝突する。

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登場人物の関係性② 雷閃と華燿
本編の副軸をなす、愛欲で結ばれたふたり。
物語の当初から彼らは深い関係を持っている。
表向きは軍の総司令と、その後見たる先代盟主の腹心。
しかし雷閃は彼女を〈俺の女〉と言って憚らず、華燿は失った記憶を求めるが故に彼との交わりを断てずにいる。

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稲葉 青()の相方イラストレーター。
今は、稲葉が推敲中の『世界樹の詩』登場人物の設定全身絵を作成中。
また、クリスタ用の素材を作成したりもします。
よろしくお願いします!

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相方のイラストレーター猫町縞とコンビを組んで小説を書いてます。
剣と魔法で愛を語る「世界樹の詩」
美しき女術師と妖獣の愛を描く「美女と野獣の千一夜」
不遇の中年剣士と幼女の愛を紡ぐ「ユーカラ」
老境の術士が貫く愛を詠う「あかつきばかり」
などが代表作です。

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登場人物の関係性① 一成と華燿
本編の軸となる相愛のふたり。
人間の青年と戦女神という種の違いに加え、神族の中でも驚異的な長寿を誇る華燿と一成のあいだには、気の遠くなるような年齢差が存在する。
生きる世界すら隔たる互いの手を取らせたものは、ただ愛のみであったのか。

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登場人物の関係性⑦ 雷閃と顎人

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登場人物の関係性⑤ 一成と紫狼
※紫狼は、のちの傲嵐

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登場人物の関係性④ 雷閃と一成

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登場人物の関係性③ 顎人と一成

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登場人物の関係性① 一成と華燿

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登場人物⑥【水無瀬】ミナセ
本編脇役。
紫紺の髪に紫電ひらめく双眸を持つ女。
皎々たる膚は玉の如くだが、鍛え抜かれた筋骨が柔肌の心象を裏切る。
勇猛かつ果断に富み、並みの男など足下にも寄せつけぬ苛烈な性状をしている。
故あって人であることを棄てた、鬼の血をひく女術士。

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登場人物⑤【紫狼】シロウ
本編脇役。のちの傲嵐(ゴウラン)
金茶の癖毛に砂色の膚、宵闇の瞳を持つ男の姿をしているが、それは人に変化した際の姿。
真の姿は黒に近い紺青の狼。
呪いによる狂気に冒されており、対話が成り立つのは稀。
そもそも人間とは根本的に感性の異なる妖獣。

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登場人物④【雷閃】ライセン
本編黒幕。
長い黒髪に左半面を切り裂く古傷を持つ隻眼の男。
およそ嘲弄以外の態度を表に示さず、その思惑が那辺にあるか読み取らせることはない。
決しておのが手の裡を明かさず、常に他者の機先を制する切れ者。
敵味方の別なく、すべてを葬り去る〈死神〉

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登場人物②【華燿】カヨウ
本編ヒロイン。
石榴の瞳と赤毛を持つ女性。
感情豊かで涙もろく、他者の危難を見すごしにできない。
相手を救おうと手をさしのべ、自身が危うくなることもしばしば。
ひとたび愛せば、属する種族の区別なく深い慈しみの心を注ぐ。
過去の記憶を持たない戦女神。

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登場人物①【一成】イッセイ
本編主人公。
金髪碧眼に白皙かつ整った容姿を持つ青年。
冷静で、おのれの感情を律することに長けてはいるが、内に飼い馴らしきれぬ炎と牙を持つことの裏返し。
情に厚く、ことに愛した相手に向ける想いは自身を焼き尽くすほどに激しい。
剣の魂を持つ詩人。

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⑦【克己】
自他共に認める歴代最弱の盟主。
ひとりの神族をふたつに割って造り出した神工生命体の片割れであるため、純粋な神族に比して体力や生命力の面で劣る。
また〈スサノヲ〉一族では偉丈夫たることが尊ばれるので、いかに鍛えても線が細い彼は軽んじられる。

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⑥【水無瀬】
契りを結んだのちも彼女は紫狼(傲嵐)を叩きのめしたいと思っている。
それが果たせないのは心情の問題ではなく、実は彼女の存在ゆえ。
彼女と過ごす期間が長くなるほど相手は正気に返る。
また、彼女の見識を“喰らって”いるので、それだけ手強くなる。

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⑥【水無瀬】
作中では紫狼(傲嵐)を一成が主導する場面と水無瀬が指揮する場面がある。
この場合も比較すると、生じた被害・効果の差は歴然としている。
これは一成の指揮能力が未熟だったからだけではなく、彼女が術士として式神操縦にかけては上手だったため。

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⑥【水無瀬】
水無瀬の指揮下にある紫狼(傲嵐)の能力は、彼にはない戦術・戦略的な観点から行使されることになる。
これにより敵は運が良ければ避けられた攻撃を、回避できない状況に追い込まれた上で喰らうことになる。
戦場の悪夢が戦場の地獄と化す瞬間である。

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